カテゴリー
自動車部品 電子部品 電機

【勝ち組?】フジクラの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

フジクラは、電力ケーブル・光ファイバ・情報通信機器・自動車向けワイヤハーネスを主力製品とする電機メーカー。1885年に藤倉善八が綿巻線の製造を目指して創業。1890年にはゴム巻線の国産化に成功して、日系電線メーカーの雄として躍進。1970年代から光ファイバの研究開発を進め、現在では情報通信機器・光ファイバも主力事業の一角。自動車向け電装品にも強く、独フォルクスワーゲンと親密。同業の住友電気工業古河電気工業と並んで電線御三家と称され、企業規模は業界3位。光ファイバ融着機で世界シェア首位、フレキシブルプリント基盤では世界シェア3位を掌握。

POINT

・電線メーカー御三家の一角、光ファイバなど情報通信分野でも世界的
・売上高・利益いずれも急改善、財務体質も健全化を果たした
・平均年収845万円だが業績次第で大きく変動、住宅補助が手厚い

カテゴリー
素材 自動車部品 電子部品

【勝ち組?】日本ガイシの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日本ガイシ(正式表記:日本碍子)は、電力用ガイシ・自動車排ガス浄化部品・半導体製造装置部品・蓄電システムなどを製造する大手セラミックスメーカー。1918年に日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)から電力用ガイシ部門が独立、日本国内の電力送電網の開拓と共に成長を果たした。現在でも鉄塔用ガイシで国内シェア90%以上、自動車排ガス浄化部品で世界シェア50%以上。ノリタケカンパニーリミテドTOTO日本特殊陶業と共に、世界最大級のセラミックス企業グループである森村グループを形成。

POINT

・電力用ガイシ・自動車排ガス浄化装置で世界的、森村グループ中核企業
・売上高・利益は緩やかな成長基調、財務体質も優良
・平均年収769万円と名古屋圏では上位水準、福利厚生は普通

カテゴリー
電子部品

【勝ち組?】ロームの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ロームは、LSI・トランジスタ・ダイオード・LED・抵抗器などを製造販売する電子部品メーカー。1954年に佐藤研一郎が炭素被膜固定抵抗器の製造を目的に創業した東洋電具製作所を源流とし、1979年に現社名のロームへと社名変更。カスタムLSIと呼ばれる大規模集積回路においては日系最大手の一角であり、パワー半導体でも世界上位10社に数えられる。消費者に行き渡る最終製品は手掛けておらず、製品内部へと組み込まれる電子部品に特化。回路設計から製造に至るまでをすべて自社内で完結させる垂直統合型生産体制に強みを有し、シリコンインゴットから最終製品の出荷までの全プロセスに知見。

POINT

・カスタムLSIに強みを持つ大手半導体・電子部品メーカー、東芝買収にも出資
・売上高・利益いずれも絶好調、財務体質は自己資本比率80%以上で超優良
・平均年収856万円、福利厚生もかなり手厚いが寮はなし

カテゴリー
医療機器 電子部品 電機

【勝ち組?】オムロンの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

オムロンは、制御機器・産業用ロボット・医療機器・電子部品などを主力とする大手電子部品・電機メーカー。1933年に立石一馬がレントゲン写真撮影用タイマーの製造を目的に創業。戦時中には日本企業として初めてマイクロスイッチの国産化に成功、制御機器の先駆者としての土台を築いた。1960年代には交通システム・医療機器・電子計算機など事業多角化を加速。1967年には世界初の定期券・普通券を両用できる無人改札システムの実用化に成功。1990年には立石電機から現社名のオムロンへと社名変更。現在ではリレーで世界シェアの約20%を掌握する他、制御機器・駅システム・電子血圧計などでも国内シェア上位。

POINT

・制御機器を祖業とする電機メーカー、医療機器・電子部品も展開
・売上高・利益いずれも横ばいだが利益率は高め、財務体質は超優良
・平均年収898万円と電機メーカー上位級、福利厚生はそこそこ

カテゴリー
電子部品

【勝ち組?】TDKの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

TDKは、コンデンサ・フェライトコア・センサ・バッテリー・HDDヘッドなどを幅広く展開する電子部品メーカー。1935年に齋藤憲三がフェライト量産化を目指して創業、戦前から磁性材料分野で世界トップクラスの技術力を発揮。戦後には音楽用カセットテープでシェア首位級まで登り詰めた。現在は電子部品・磁気製品・バッテリーで世界的シェアを誇り、電子部品分野ではニデック京セラ村田製作所と並ぶ、業界最大手。米・アップル社向けにiPhone用バッテリーを供給する一大サプライヤでもある。

POINT

・スマートフォン用バッテリーに強い電子部品メーカー、磁性材料が祖業
・売上高・利益いずれも好調で過去最高益、財務体質もかなり良好
・平均年収789万円と電子部品メーカー上位級、福利厚生はそこそこレベル

カテゴリー
電子部品

【勝ち組?】村田製作所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

村田製作所は、セラミックコンデンサ・高周波部品・センサ・通信モジュールなどを製造する電子部品メーカー。1944年に村田昭が創業、1940年代からラジオ向け陶器コンデンサの生産に着手。現在では数多くの製品で高い世界シェアを掌握しており、スマートフォンや電気自動車などの新鋭製品に不可欠な積層セラミックコンデンサ・SAWフィルタ・Wi-fiモジュールなどで世界シェア1位を誇る。取引先企業には米Apple社・韓Samsung社・中Lenovo社など世界的企業多数。

POINT

・コンデンサやWi-fiモジュールで世界シェア首位の大手電子部品メーカー
・売上高・営業利益は成長基調、財務は堅実すぎる程に優良な水準
・平均年収803万円で業界上位級、京都および北陸地方で存在感が大

カテゴリー
電子部品

【勝ち組?】ヒロセ電機の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ヒロセ電機は、電気製品・自動車・産業機械向けのコネクタを主力とする電子部品メーカー。1937年に廣瀬銈三が通信部品メーカーとして創業、終戦直後の1948年からコネクタ分野へと進出した。電子部品同士を接続するコネクタにおいて技術力を高めたことで、現在ではスマートフォン・パソコン・自動車など多種多様な製品に採用されている。現在ではコネクタ業界で世界上位10社に数えられる大手であり、国際標準コネクタとして選定された実績を多数持つ。

POINT

・神奈川地盤の大手コネクタメーカー、コネクタで世界上位10社の一角
・売上高・利益いずれも好調で成長基調、財務体質は驚異的な健全性
・平均年収895万円と大手電機メーカーを凌駕、福利厚生は薄め

カテゴリー
電子部品

ジャパンディスプレイの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ジャパンディスプレイは、自動車・スマートフォン・タブレット・ノートパソコン向けディスプレイを製造する液晶ディスプレイメーカー。2012年に産業革新機構の主導によってソニー・東芝・日立のディスプレイ事業が合併して発足。歴史的に米・Apple社との取引関係が深く、2016年頃まではiPhoneシリーズ向けディスプレイの主力サプライヤーの1社として活躍。が、発足直後から多額の損失を繰り返しており、累計純損失は6,000億円以上。経営危機に瀕しては官民ファンドの支援による延命を繰り返しており、2019年にはいちごアセットグループが筆頭株主となり支援中。

POINT

1.かつてiPhone向けで高シェアを握った液晶ディスプレイメーカー
2.売上高・利益いずれも最悪期が続く、財務体質だけは急改善
3.平均年収700万円以上かつ福利厚生も充実、社員への待遇は良好

カテゴリー
電子部品 電機

【勝ち組?】京セラの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

京セラは、電子部品・ファインセラミック・情報機器・医療機器・太陽光発電システムなどを主力とする大手電子部品・電機メーカー。1959年に稲盛和夫がファインセラミック専業メーカーとして京都セラミックを創業。創業直後から絶縁部品やIC部品を製造して急成長を果たし、1982年に現社名の京セラへと社名変更。1984年には第二電電企画(現・KDDI)の創業24社のうちの1社に名を連ね、情報通信分野へも進出。現在では祖業の電子部品・半導体のみならず、機械工具・太陽光発電パネル・医療機器・携帯電話端末・複合機など多種多様な事業を展開。創業以来、黒字系を堅持してきたことでも著名。

POINT

・コンポーネント部品に強みを持つ電子部品・電機メーカー、創業者は稲盛和夫
・売上高・利益いずれも長期的な成長基調が継続、財務体質は超優良
・平均年収723万円とそこそこ、福利厚生はそこそこ

カテゴリー
自動車部品 電子部品 電機

【勝ち組?】古河電気工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

古河電気工業は、自動車電装部品・光ファイバ・通信機器・電子ワイヤ・送配電用電線などを手掛ける自動車部品・非鉄金属メーカー。1884年に古河グループ源流企業である古河鉱業の溶銅所部門として創業、1920年に分離独立を果たした。横浜ゴム・富士電機・UACJなど、現在の古河グループの中核企業群を生みだしてきた名門企業でもある。非鉄金属・電気通信をコア技術として事業展開しており、全世界に127社以上のグループ会社を擁する。光ファイバでは米コーニングに続いて世界シェア2位を誇る他、海底電力ケーブル・発泡ポリオレフィン・ヒートパイプ式ヒートシンクなどで世界的シェア上位。

POINT

・古河グループの中核企業、光ファイバ・ワイヤハーネスで世界的大手
・売上高・利益いずれも停滞気味、財務体質は改善が進んでいる状況
・平均年収684万円で家賃補助もないが、平均勤続年数は20年に迫る高水準

カテゴリー
電子部品

【勝ち組?】浜松ホトニクスの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

浜松ホトニクスは、光電子倍増管・フォトダイオード・半導体レーザーなどの光関連機器を製造する電子部品メーカー。1948年に電子管の製造を目指して創業。光電子倍増管で世界シェア90%以上を占有する事実上の独占企業であり、主力の光電子増倍管にレーザーなどの光源を組み合わせた計測技術を確立。研究開発を重視する企業として知られ、静岡県浜松市の中央研究所では光関連の基礎研究から応用研究に至るまで幅広く深掘。スーパーカミオカンデやCERN大型ハドロン衝突型加速器にも技術貢献。

POINT

・光関連でグローバルニッチトップを疾走する電子部品メーカー
・売上高・利益は絶好調、財務も実質無借金経営で超優良
・平均年収720万円と中堅メーカー上位級、静岡県に拠点集中で転勤リスク小