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電子部品

【勝ち組?】浜松ホトニクスの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

浜松ホトニクスは、光電子倍増管・フォトダイオード・半導体レーザーなどの光関連機器を製造する電子部品メーカー。1948年に電子管の製造を目指して創業。光電子倍増管で世界シェア90%以上を占有する事実上の独占企業であり、主力の光電子増倍管にレーザーなどの光源を組み合わせた計測技術を確立。研究開発を重視する企業として知られ、静岡県浜松市の中央研究所では光関連の基礎研究から応用研究に至るまで幅広く深掘。スーパーカミオカンデやCERN大型ハドロン衝突型加速器にも技術貢献。

POINT

・光関連でニッチトップを疾走する世界的な電子部品メーカー、静岡地盤
・売上高・利益は過去最高圏だが2024年はやや後退、実質無借金経営
・平均年収744万円と静岡県内トップクラス、静岡県外への転勤リスクは小

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自動車部品 電子部品 電機

【勝ち組?】古河電気工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

古河電気工業は、自動車電装部品・光ファイバ・通信機器・電子ワイヤ・送配電用電線などを手掛ける自動車部品・非鉄金属メーカー。1884年に古河グループ源流企業である古河鉱業の溶銅所部門として創業、1920年に分離独立を果たした。横浜ゴム富士電機UACJなど、現在の古河グループの中核企業群を生みだしてきた名門企業でもある。非鉄金属・電気通信をコア技術として事業展開しており、全世界に127社以上のグループ会社を擁する。光ファイバでは米コーニングに続いて世界シェア2位を誇る他、海底電力ケーブル・発泡ポリオレフィン・ヒートパイプ式ヒートシンクなどで世界的シェア上位。

POINT

・古河グループの中核企業、光ファイバ・ワイヤハーネスで世界的大手
・売上高・利益いずれも停滞気味で苦戦、財務体質は改善が進んでいる状況
・平均年収678万円で家賃補助もないが、平均勤続年数は20年に迫る高水準

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電子部品 電機

【勝ち組?】京セラの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

京セラは、電子部品・ファインセラミック・情報機器・医療機器・太陽光発電システムなどを主力とする大手電子部品・電機メーカー。1959年に稲盛和夫がファインセラミック専業メーカーとして創業。創業直後から絶縁部品やIC部品を製造して急成長を果たした。1984年には第二電電企画(現・KDDI)の創業24社のうちの1社に名を連ね、情報通信分野へも進出。現在では祖業の電子部品・半導体のみならず、機械工具・太陽光発電パネル・医療機器・携帯電話端末・複合機など多種多様な事業を展開。

POINT

・コンポーネント部品に強みを持つ電子部品・電機メーカー、創業者は稲盛和夫
・売上高・利益いずれも長期的な成長基調が継続、財務体質は超優良
・平均年収723万円で福利厚生はまずまず、独特の経営理念で知られる

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【勝ち組?】日本電解の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日本電解は、自動車向け・回路基板向けの電解銅箔を主力とする素材メーカー。1958年に日立製作所・住友ベークライト・高速電機鋳造の3社が共同出資して電解銅箔の専業メーカーとして創業。1980年代には電解銅箔の用途拡大を進め、半導体パッケージ用途やLiB負極集電用途などに販路を拡大。2020年代には車載電池向けの電解銅箔を主力商品とし、パナソニックを通じて米・テスラの電気自動車にも当社製品が採用された。が、2022年に民事再生法の適用を申請して経営破綻。

POINT

・電解銅箔の専業メーカーで特に車載電池向け分野に強い、米・テスラにも採用
・売上高・利益は2021年まで急成長していたが、2024年に経営破綻
・平均年収541万円、地元の茨城県筑西市では唯一の上場企業として知られる