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【勝ち組?】富士電機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

富士電機は、パワー半導体・インバータ・変電設備・鉄道車両用駆動システムなどを製造する大手重電メーカー。1921年に独シーメンスと古河電気工業の合弁会社として設立、1935年には電話部門を分社化(現・富士通)して現在に至る。パワー半導体技術・パワーエレクトロニクス技術をコア技術とし、発電設備・鉄道駆動システムなどの高電圧・大電流を扱う製品が得意。地熱発電設備・大容量整流器で世界シェア首位級、自動販売機で国内1位。古河機械金属古河電気工業富士通と共に、古河グループ中核4社を形成。

POINT

・古河グループ中核4社・日系重電8社に列せられる大手重電メーカー
・売上高・利益は成長が続く、財務も自己資本比率43%で良好
・平均年収775万円と普通だが、福利厚生は手厚く平均勤続年数20年以上

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重電

【勝ち組?】明電舎の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

明電舎は、発電機・変圧器・電源・モータなどを主力とする重電メーカー。1897年に重宗芳水が電機メーカーとして創業。1901年には発電機・電動機の開発に成功して、戦前から電動機分野で国内シェア首位に躍進した。1955年には独・AEG社、1968年には米・GE社と業務提携。1980年代からは「パワートロニクス&メカトロニクス&エレクトロニクス」を3本柱として事業展開。現在では発電所・変電所・工場向けの発電機・変圧器・電源装置などを主力とする他、自動車・半導体向けの電動部品も幅広く手掛ける。

POINT

・重電メーカー第5位、発電機や変圧器に強い創業120年以上の老舗
・売上高は伸びるも利益は横ばい、財務体質は改善傾向だが普通
・平均年収735万円だが福利厚生が良好、平均勤続年数19年前後

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半導体 重電 電機

【勝ち組?】三菱電機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

三菱電機は、エレベーター・パワー半導体・PLC・人工衛星など幅広い電気製品を製造販売する大手総合電機メーカー。1921年に三菱造船から電機製作所が分社化して独立、100年以上に渡って変圧器・電動機をはじめとする重電・軽電機器を製造してきた。多種多様な製品でニッチに稼ぐ戦略を得意としており、特定製品に依存することなく手堅く利益を確保する事業構造。エレベーター・エスカレーターで国内シェア首位、鉄道車両電装品・エンジン電装品・パワー半導体・エアコンなどでシェア上位。

POINT

・三菱Gの総合電機メーカー、BtoB領域では世界的シェアを持つ製品群が多数
・売上高・利益は極めて安定的、財務堅実で自己資本比率60%に迫る
・平均年収827万円と業界上位級だが、労災自殺・不正検査問題などが課題

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IT 重工業 重電 電機

【勝ち組?】日立製作所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日立製作所は、IT・電力設備・産業機器・家電・鉄道・自動車部品などを主力とする総合電機メーカー。連結子会社770社を擁する日立グループの中核企業。1910年に日立鉱山の機械製造・修理部門として創業、1920年に日立製作所として独立。戦前からエレベータ・電気機関車・発電所・家電を幅広く手掛け、戦後には原子力発電・IT分野などにも進出。現在では総合電機メーカーとしては国内首位の売上高を誇る。最近ではIT領域に注力しており、2022年には米IT大手・グローバルロジックを買収。

POINT

・日系最大級の大手総合電機メーカー、IT領域を中核とした事業構造へ急転換
・売上高は横這いだが利益体質は良好、財務体質は改善傾向
・平均年収915万円と電機メーカーとしてはトップクラス、福利厚生もよい