本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
三井海洋開発(略称:MODEC)は、浮体式海洋石油・ガス生産設備(以下、FPSOと表記)を設計・据付・運用する洋上プラント開発会社。1968年に三井物産と三井造船(現・三井E&S)が共同出資して設立され、海洋石油・ガス開発を主力事業とした。1980年代にはFPSO事業へと参入し、海底油田から原油・ガスを生産し、船上で処理・貯蔵・積み出しまでを一貫対応できる大型設備の開発によって事業を拡大した。現在ではFPSO分野における唯一の日本企業であり、蘭SBMオフショアと世界シェアを二分する最大手。FPSOの建造実績は49基に及び、自社でもFPSO20基を操業してブラジル沖・ガーナ沖などで石油・ガスの生産・貯蔵を担う。2024年には親会社の三井E&Sが保有株を一部売却、同社の連結子会社から離脱。現在では商船三井・三井物産などを主要株主としつつ、独立性の高い経営体制へ移行している。
