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【勝ち組?】東海理化電機製作所の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

東海理化電機製作所は、自動車向けスイッチ・レバー・シートベルトなどを主力とする自動車部品メーカー。1948年に加藤由雄が自動車向けスイッチメーカーとして創業。1960年代までにはシフトレバー・ウインカースイッチ・シートベルト・エンブレムなどに生産品目を拡大した。1986年にはアメリカ・カナダに進出、現地生産を開始。1990年代からはタイ・フィリピン・中国などにも進出、グローバル化を加速させた。現在では「運転席に座って手が届く」範囲の多種多様な操作機器を生産、シフトレバー・レバーコンビネーションスイッチなどで世界シェア首位級。

POINT

・トヨタグループの電装部品メーカーでスイッチ類に強い、愛知県が地盤
・売上高は過去最高圏だが利益は伸び悩む状況、財務体質は大いに良好
・平均年収666万円で福利厚生は普通、平均勤続年数20年以上と良好

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【勝ち組?】ジヤトコの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ジヤトコは、自動車向け無段変速機(CVT)・オートマチックトランスミッションを主力とする自動車部品メーカー。1943年に日産自動車の航空機部門として設立、日本陸軍向けの航空機エンジンを製造した。終戦後には自動車部品工場へと転換、1967年にはオートマチックトランスミッションの量産化に成功。1970年には日産自動車から分離独立、米・フォードやマツダからの出資を受ける。2000年代には無段変速機の大量生産を遂行、世界トップシェアの無段変速機メーカーへと躍進した。現在では無段変速機において世界シェアの約半分を掌握、軽自動車用から大型乗用車用までの無段変速機の生産に対応している。

POINT

・自動車向け無段変速機で世界シェア断トツ首位、静岡県が地盤
・売上高・利益は2017年をピークに減速、財務体質は大いに良好
・総合職・30歳で年収650万~が目安、主力拠点は静岡県内に集積

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【勝ち組?】豊田合成の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

豊田合成は、トヨタグループのゴム・樹脂部品メーカー。1934年に豊田自動織機の再生タイヤ研究開発部門として誕生。1937年にはトヨタ自動車に編入されたが、戦時下の国策によってゴムメーカーとして分離独立。終戦後には樹脂成型ハンドルの生産を開始した他、1950年代からは自動車向けウェザストリップ・ブレーキホースを量産化。1989年には運転席エアバッグを開発してセーフティ分野にも進出。現在ではトヨタグループ内外にゴム・樹脂製の自動車部品を納入、エアバッグでは世界大手4社に数えられる。

POINT

・トヨタグループ13社の一角、ゴム・樹脂製部品のほかエアバッグでも大手
・売上高・利益は2021年から良化傾向、財務健全性もかなり良好
・平均年収687万円だが総合職は昇給が早い、独身寮はあるが家賃補助はない

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【勝ち組?】小糸製作所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

小糸製作所は、ランプ・光技術を結集した自動車向け照明機器を主力とする自動車部品メーカー。LED・HID・ハロゲンなど多様な光源のヘッドランプ・補助灯・標識灯を製造する他、鉄道車両・航空機向けランプ・道路照明・トンネル照明なども展開。過去には世界で初めて自動車用LEDヘッドランプ・オール樹脂製ヘッドランプを実用化、自動車用ランプのイノベーションを牽引してきた企業である。トヨタ自動車が発行済み株式数の約20%を保有する筆頭株主であり、トヨタグループと親密。

POINT

・トヨタグループの大手自動車部品メーカー、自動車向けランプが最主力商品
・売上高は安定的だが利益率が近年停滞、財務体質は大いに優良
・平均年収638万円、主力拠点は静岡県に集中しており転勤リスクは少ない