本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
三井金属(旧社名・三井金属鉱業)は、金属製錬・高機能材料を主力とする三井グループの素材メーカー。1874年に三井財閥が岐阜県・神岡鉱山の経営権を獲得したことで創業。戦前から戦後にかけて亜鉛・鉛など非鉄金属の採掘・製錬事業を拡大した。1960年代には自動車部品・銅箔・伸銅などに進出し、鉱山会社から総合非鉄素材メーカーへの転換を推進。しかし、富山県神通川流域でカドミウムを流出させたことで周辺住民に『イタイイタイ病』が発生、重大な社会問題へと発展。2000年代からはパソコンや電子機器の需要拡大を捉え、触媒・電池材料など電子・環境分野を強化した。現在では、半導体パッケージ基板向け極薄銅箔で世界シェア90%以上を掌握する他、酸化セリウム系研磨材・酸化インジウムスズ等でも世界トップクラスのシェアを有する。鉱山・製錬で培った金属精製・加工技術を応用することで、非鉄金属から高機能材料へと事業領域を広げている。
