カテゴリー
商社

【勝ち組?】伊藤忠商事の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

伊藤忠商事は、穀物・日用品・自動車・不動産・金融・エネルギー・インフラなどを幅広く展開する総合商社。1858年に伊藤忠兵衛が麻布卸売店として創業。戦前は伊藤忠財閥の中核企業であったが、1949年に過度経済力集中排除法によって伊藤忠商事と丸紅に分割された。現在においては五大商社の一角として認知されるが、業績面では三菱商事・三井物産と共に上位3社として君臨。上位3社のなかでは非資源分野に強く、資源価格の変動に業績を左右されにくい。

POINT

・非資源分野に強い非財閥系商社、総合商社トップクラスの業績を誇る
・COVID-19以降は業績絶好調、財務体質も良化傾向
・平均年収1,730万円で福利厚生も卓越、日吉独身寮は新築級

カテゴリー
商社

【勝ち組?】住友商事の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

住友商事は、金属・不動産・資源・穀物・インフラ・自動車ビジネスなどを幅広く展開する住友グループの総合商社。五大商社の一角であり、日本電気住友電気工業と並ぶ住友新御三家の一角。住友グループは歴史的に商社設立を禁じていたが、終戦後の1945年に住友土地公務の商社部門として設立。1962年には鉄鋼・非鉄金属・電気・機械・農水産・化学・繊維・不動産を揃え、名実ともに総合商社の一角に。五大商社の中では非資源分野比率が高く、自動車・建機・不動産などに強み。

POINT

・非資源分野に強い住友Gの総合商社、自動車・建機・不動産などに強み
・COVID-19以降は業績好調だが直近は減益、財務体質は良化傾向
・平均年収1,605万円で独身寮は卓越、家賃補助制度はない

カテゴリー
商社

【勝ち組?】丸紅の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

丸紅は、食糧・アグリ・金属・電力・金融・エネルギー・インフラなどを幅広く展開する芙蓉グループの総合商社。1858年に伊藤忠兵衛が麻布卸売店として創業、1949年に過度経済力集中排除法によって伊藤忠商事と丸紅に分割された。1976年には三菱商事を追い抜いて総合商社トップに躍進したが、同年に発覚したロッキード事件によるスキャンダルで凋落。1990年代にはアジア通貨危機で巨額の負債を抱えて経営不振に沈んだが、2000年代以降に経営再建が進み、現在においても五大商社の一角として数えられる。

POINT

・非資源分野に強い五代総合商社の一角、事業ポートフォリオのバランス良好
・COVID-19以降の物価高・円安を追い風に業績好調、財務体質も回復傾向
・平均年収1,593万円で福利厚生もよい、借上げ社宅制度が有難い

カテゴリー
商社

神鋼商事の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

神鋼商事は、鉄鋼材・非鉄金属・鉄鉱石・石炭などを主力とする鉄鋼系専門商社。1946年に神戸製鋼所がメーカー直結商社として設立、創業当時から鉄鋼系専門商社として事業拡大。神戸製鋼所の製品販売だけではなく、鉄鋼生産に必要となる石炭・鉄鉱石の供給も担うことで同社のサプライチェーンの根幹を支える。神戸製鋼所が得意とする自動車業界・造船業界との取引関係が厚く、アメリカ・メキシコでは日系自動車メーカー向け素材・部品の製造~販売までを手掛ける。

POINT

1.神戸製鋼所Gの鉄鋼系専門商社、大阪府に本社を置く在阪商社の一角
2.売上高・利益いずれも好調だが、財務体質はそこそこレベル
3.平均年収895万円だが業績悪化すると600万円台まで後退、賞与比率が高め

カテゴリー
商社

日鉄物産の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

日鉄物産は、鉄鋼製品・産業機械・輸入食肉・線日製品などを主力とする日本製鉄グループの鉄鋼系専門商社。1977年に新日本製鉄が設立した日鐵商事を源流とし、2013年に住金物産と合併して誕生。日本製鉄グループに属しながらも上場企業として自主独立の道を歩んでいたが、2023年に日本製鉄による株式公開買付によって完全子会社化。旧住金物産がイトマン事件で経営破綻した総合商社・イトマンを1993年に吸収合併した歴史的経緯から、鉄鋼分野以外においてもネットワークを有している。

POINT

1.日本製鉄Gの鉄鋼系専門商社、三井物産も一部出資
2.売上高・利益いずれも過去最高圏で好調、財務体質もそこそこ優良
3.30歳で年収850万~900万円ほど、住宅手当が極めて手厚い