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医療機器

【勝ち組?】日本光電工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日本光電工業は、脳波計・心電計・自動体外式除細動器(AED)などを主力とする医療機器メーカー。1951年に松崎陽が補聴器メーカーとして設立。1950年代には世界初となる全交流直記式脳波装置・簡易聴力計・電気眼底血圧計の開発に成功、医療機器メーカーとして発展。1992年にはNASAに生体情報モニタリングシステムが採用され、スペースシャトルにも搭載された。2000年代にはAEDの量産化に成功、日本全国への設置を進めた。現在では脳波計・生体情報モニタで国内シェア1位、日系唯一のAEDメーカーでもある。

POINT

・日系唯一のAEDメーカーで多種多様な医療機器を製造、脳波系では国内首位
・売上高は過去最高圏で利益も安定的、財務体質も優良で実質無借金経営
・平均年収903万円で福利厚生も問題ない、知名度の低さは惜しい

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医療機器

【勝ち組?】オリンパスの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

オリンパスは、内視鏡・顕微鏡などの医療製品を製造販売する光学機器メーカー。1919年に顕微鏡を主力製品として創業、1936年にはカメラ用レンズの開発に成功して1949年にオリンパス光学に社名変更。戦後長らくカメラを主力製品とする光学機器メーカーであったが、2011年には粉飾決算で上場廃止の危機に陥った。事件以降は医療分野に経営資源を集中して再建、消化器内視鏡シェアでは世界シェア70%で断トツ首位。2020年にはカメラ事業を分社化して医療機器メーカーへの転向を図っている。

POINT

・カメラから医療機器へ転向した光学機器メーカー、世界シェア首位級
・売上高は増加するも2023年は利益急減、好調時は利益率も高い
・平均年収1,041万円と医療機器メーカー首位級、住宅補助が充実

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医療機器 電子部品 電機

【勝ち組?】オムロンの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

オムロンは、制御機器・産業用ロボット・医療機器・電子部品などを主力とする大手電子部品・電機メーカー。1933年に立石一馬がレントゲン写真撮影用タイマーの製造を目的に創業。戦時中には日本企業として初めてマイクロスイッチの国産化に成功、制御機器の先駆者としての土台を築いた。1960年代には交通システム・医療機器・電子計算機など事業多角化を加速。1967年には世界初の定期券・普通券を両用できる無人改札システムの実用化に成功。1990年には立石電機から現社名のオムロンへと社名変更。現在ではリレーで世界シェアの約20%を掌握する他、制御機器・駅システム・電子血圧計などでも国内シェア上位。

POINT

・制御機器を祖業とする電機メーカー、医療機器・電子部品も展開
・売上高・利益いずれも横ばいだが利益率は高め、財務体質は超優良
・平均年収898万円と電機メーカー上位級、福利厚生はそこそこ

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医療機器

【勝ち組?】シスメックスの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

シスメックスは、血液検査装置・生化学検査装置・尿検査装置などを展開する医療機器メーカー。1968年に血球計数装置を試作していた東亜特殊電機(現・TOA)の社内研究室が分離独立して設立。1970年代には欧米市場への進出を果たし、1990年には世界初となる血球計数・白血球分類・網血球計数測定・塗末標本作製を完全自動化に成功。⾎液凝固検査・尿検査・ヘマトロジー領域で世界シェア首位を獲得した。現在では世界190ヵ国以上に製品を輸出しており、海外売上高比率は86%にも達する。

POINT

・医療用検査機器で世界シェアトップ級、海外売上高比率80%以上
・売上高は堅調に増加しており利益安定、財務体質も十分すぎる健全性を確保
・平均年収874万円と、神戸本社の日系企業としてはトップ級