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【勝ち組?】安川電機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

安川電機は、産業用ロボット・ACサーボモータ・インバータを主力製品とする工作機械・電機メーカー。1915年に電動機の開発を目指して福岡県北九州市で創業、戦前から電動機・モーター分野で存在感を発揮。1977年には国産初となる電気式多関節ロボットの開発に成功、これまでに270万台以上を納入して自動車・半導体・電機分野などで工場自動化に貢献してきた。現在では産業用ロボット分野で世界シェア3位、ACサーボモータでは世界シェア1位を誇る。

POINT

・産業用ロボット世界3位の電機メーカー、ACサーボモータは世界首位
・売上高は成長基調で利益も堅調、財務体質も優良で高利益
・平均年収872万円だが変動幅が大きい、福利厚生は住宅補助が手厚い

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工作機械

【勝ち組?】ファナックの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ファナックは、産業用ロボット・工作機械CNC装置などを製造販売する大手電機メーカー。1956年にサーボの自社開発に成功した富士通の計算制御部が源流であり、1972年に富士通の子会社として独立。産業用ロボットでは世界首位を誇り、ライバルは安川電機・独クーカ・瑞ABBグループなど。産業用ロボットに求められる「壊れない&すぐ直せる」を徹底、30年前の製品でも修理できる体制を整備。産業用ロボットの主要ユーザーである大手メーカー各社からの絶大な信頼を獲得している。

POINT

・産業用ロボット・CNC装置で世界シェア首位の大手電機メーカー
・売上高・営業利益は年度によりまちまち、財務は著しく堅実
・平均年収1,238万円と業界トップクラス、順当に昇進すれば2000万円台も

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工作機械

【勝ち組?】DMG森精機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

DMG森精機は、マシニングセンタ・ターニングセンタ・複合加工機・5軸加工機などを主力とする工作機械メーカー。1948年に繊維機械メーカーとして創業とし、1968年に数値制御式旋盤に進出。2016年に独ギルデマイスターと経営統合、日独二大拠点を有するグローバル工作機械メーカーへ躍進。昨今ではIoT・インダストリー4.0といったトレンドに機敏に反応、主力の伊賀事業所をスマートファクトリーとして再構築。ヤマザキマザック・オークマ・ジェイテクトと共に日系四大工作機械メーカーを形成。

POINT

・海外売上高比率85%の世界的工作機械メーカー、日本・ドイツ2極体制
・売上高・利益は成長基調、財務も自己資本比率30%程度で高くない
・平均年収893万円、業績悪化時には急減するが業界最上位級の給与体系

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工作機械 金属

【勝ち組?】日本製鋼所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日本製鋼所は、鉄鋼製品・射出成型機・鉄道部品・防衛機器などを展開する大手鉄鋼メーカー。1907年に日本政府の主導により英・アームストロング社と英・ヴィッカース社の協力により北海道室蘭市に鉄鋼・兵器メーカーとして設立。戦前から兵器製造を主力としていたが、終戦後には産業機械・発電機器・鉄道部品などに事業を多角化。現在では、射出成型機・原子炉容器・蒸気発生器などで世界シェア首位級、電気自動車向け電池部材フィルム装置で世界シェア1位。防衛省・海上保安庁向けの防衛機器にも強い。

POINT

・旧国策企業として北海道で創業、射出成型機・原子炉容器で世界シェア首位級
・売上高・利益いずれも安定的で横ばい、財務体質はかなり良好
・平均年収686万円だが年功序列色が強い、独身寮・社宅が充実

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家電 工作機械 電機

【勝ち組?】シチズン時計の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

シチズン時計は、時計製造を主力とする精密機械メーカー。1918年に貴族院議員の山崎亀吉が尚工舎時計研究所として設立した。創業から時計製造が一貫して主力事業ではあるが、世界中の時計メーカーに時計機械(ムーブメント)を販売する部品サプライヤーでもある。とりわけクオーツ式ムーブメントは得意分野であり、1999年には累計生産数量17億個がギネス記録に認定。時計製造で培った機械・電子技術を活かして、工作機械・自動旋盤・自動車部品・電子部品など事業多角化にも成功。

POINT

・腕時計と工作機械が主力、時計ムーブメントは世界シェア上位
・COVID-19流行による業績不振から復活、財務体質は大いに健全
・平均年収713万円まで回復、グローバル職は海外赴任・駐在も多い

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工作機械

【勝ち組?】スター精密の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

スター精密は、モバイルプリンタ・自動旋盤を主力とする工作機械メーカー。1950年に腕時計部品の製造を目的として創業。シチズン時計との取引関係で事業規模を拡大しつつ、工作機械分野への進出を模索。1958年には自動旋盤の製品化に成功し、1976年にはCNC自動旋盤を販売開始。現在では、工作機械・プリンタを2本柱に事業展開しており、高利益率なニッチ商品に特化するグローバルニッチ戦略を掲げる。精密部品加工用のスイス式自動旋盤やモバイルPOS向け小型プリンタにおいて世界シェア首位級。

POINT

・静岡県地盤の工作機械メーカー、スイス式自動旋盤の世界的大手
・売上高・利益は不安定だが高利益率、財務体質は極めて堅牢
・平均年収939万円と静岡県トップ級、福利厚生も充実で平均勤続年数も長い

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工作機械

【勝ち組?】アイダエンジニアリングの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

アイダエンジニアリングは、多種多様なプレス機を展開する工作機械メーカー。1917年に会田陽啓がプレス機製造を目的に創業した会田鉄工所を源流とし、1933年には国産初となるナックルジョイントプレス機を開発。1959年には東京から神奈川県・相模原市へと本社移転。プレス機専業メーカーとしては独・シューラーに続く世界2位の規模。出荷数の約80%が自動車メーカー・自動車部品メーカーへと納入しており、日本の自動車産業をプレス技術で支える。

POINT

・プレス機専業メーカーとして世界2位の業界大手、自動車メーカーが顧客
・売上高は横ばいだが利益が減少、財務体質は優良で実質無借金経営
・平均年収599万円だが業績好調なら600万円以上、福利厚生は企業規模なり

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工作機械 機械

【勝ち組?】不二越の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

不二越は、工作機械・ロボット・工具・ベアリングなどを製造販売する総合機械メーカー。1925年に工具製造を目指して創業。1925年には国産工具として昭和天皇の謁見を受け、この時の御召艦にちなんで「那智(Nachi)」をブランド名に。戦後には産業用ロボットや油圧機器へと進出、総合機械メーカーへと多角化を果たした。創業地・富山県では名門企業として知られ、不二越病院・不二越迎賓館なども運営。現在では、ブローチ工具で世界シェア1位、産業用ロボットで世界シェア4位、ベアリング国内シェア4位。

POINT

・工作機械・産業用ロボット中堅、富山県では地元を代表する名門企業
・売上高・利益は急増傾向で財務体質も改善、半導体業界に業績依存
・平均年収万円665万円で業界中堅上位、住宅補助が極めて手厚い

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工作機械

牧野フライス製作所の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

牧野フライス製作所は、マシニングセンタ・放電加工機・フライス盤を主力とする大手工作機械メーカー。1937年に牧野常造がフライス盤専門メーカーとして創業。1958年に日本初のNC(数値制御)フライス盤を完成させ、コンピュータ制御による大量生産時代を牽引。1966年には工具交換も自動化したマシニングセンタ(複合加工機)を日本企業として初めて開発。日系工作機械メーカーとして売上高は第5位。現在ではマシニングセンタで世界シェア上位級を誇り、海外売上高比率は約75%にも達する。

POINT

・マシニングセンタで世界シェア上位級、放電加工機・フライス盤においても有力
・売上高・利益いずれも景気動向に左右されやすい、財務体質は安定的
・平均年収734万円だが業績次第で500万円台に後退、福利厚生は普通レベル

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工作機械

【勝ち組?】アマダの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

アマダは、レーザーマシン・パンチプレス・研削盤などを展開する大手工作機械メーカー。1946年に天田勇が開いた機械修理店を源流とし、1955年に国産初となるバンドソーを完成させたことで工作機械メーカーへと転身。顧客企業へ実機を運び込んでデモをする体験型販売によって国内有数の工作機械メーカーへの躍進を果たし、1980年代には欧米市場へと海外進出。現在では板金加工分野で国内シェア約70%を掌握し、工作機械メーカーとして世界4位の規模を誇る。

POINT

・板金機械に強い世界的工作機械メーカー、神奈川県地盤
・売上高・利益は2021年から急回復、営業利益率10%以上を安定確保
・平均年収667万円で業界中位、2025年までに平均15%の賃上げ予定

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家電 工作機械 電機

【勝ち組?】ブラザー工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ブラザー工業は、プリンタ・複合機・ミシン・工作機械などを製造する電機メーカー。1908年に安井兼吉がミシン修理を目的に創業した安井ミシン商会を源流とし、創業者の死去後に安井ミシン兄弟商会として改組。1928年に"BROTHER"ブランドでの自社製ミシン販売を開始。1950年代から事業多角化を強烈に進め、現在ではプリンタ・複合機・ミシン・工作機械・歯車・カラオケ機器など幅広い製品ラインナップを誇る。海外売上高比率が85%にも達するグローバル企業でもあり、世界40ヶ国以上で事業展開。

POINT

・ミシン・プリンタにおいて世界的大手の電機メーカー、事業多角化にも熱心
・売上高・利益は横ばいだが優良な利益率を誇り、財務体質も極めて盤石
・平均年収784万円で業界上位級だが、福利厚生は大手の割には普通レベル