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【勝ち組?】東映の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

東映は、映画・アニメ・テレビ製作などを主力とする大手映画製作・配給会社。1951年に東急の仲介で東京映画配給・東横映画・太泉映画の3社が合併して発足。1950年代には映画の大量製作体制を築き、映画界に時代劇ブームを巻き起こした。1960年代には映画市場の縮小を見越してアニメ・テレビ製作を拡大し、1971年には『仮面ライダー』が大ヒット作品に。1980年代〜1990年代には『ドラゴンボール』『美少女戦士セーラームーン』など世界的なアニメ作品を多数輩出した他、映画館跡地を活用した不動産事業を強化。現在では映画会社として東宝に続く業界2位に位置し、特に『ONE PIECE』『プリキュア』など大人気IPを活用した版権・コンテンツビジネスに強み。アニメ制作を担う子会社・東映アニメーションも上場企業として成長しており、映画会社から総合IP企業へと事業領域を広げている。

POINT
  • 映画配給会社として業界2位、アニメ・特撮の長寿IPを活用した版権ビジネスに強み
  • 売上高・利益はヒット作に恵まれた2023年から好調、財務体質も良好
  • 平均年収863万円とエンタメ業界上位級、福利厚生は企業規模なりで普通
  • 就職偏差値と難易度

    60 70 80 90 100 給与待遇 社会的名声 入社難易度 事業規模 事業安定性 事業競争力

    ※レーダーチャートは評価基準の6項目を50~100の指数に換算した結果です。就職偏差値の詳しい評価理由は総合評価をご参照ください。

    ✔就職偏差値:71(最上位)

    70年以上に渡ってエンタメ業界を牽引してきた名門であり、他業界の大手企業と遜色ない待遇が得られる。老若男女に知られる一般知名度の高さと保有作品群のブランド力も高評価。
    詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:至難

    総合職の採用人数は年間10名~15名と少なく、門戸は極めて狭い。映画業界のトップ3大企業の一角だけあって人気度は高く、入社難易度は著しく高い。
    採用大学:【国公立】東京大学・大阪大学・名古屋大学・東北大学・横浜国立大学・大阪公立大学・東京外国語大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・立教大学・同志社大学・関西学院大学・立命館大学・日本大学・成城大学・成蹊大学・同志社女子大学など(出典:マイナビ2028)

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    東映の売上高は2022年まで1,070億~1,420億円ほどで推移していたが、2023年からは増加傾向。2026年には過去最高となる売上高1,853億円に到達している*1。営業利益は2022年まで120億〜230億円で推移していたが、2023年に過去最高となる363億円まで増加している*2。
    *1:2022年から売上高・利益を伸ばしている理由は、①アニメ作品『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』の記録的な大ヒット、②自社IPを活かしたマルチユース展開の成功による増収増益、③為替レートの円安推移による為替効果、など(参考リンク)。

    ✔セグメント別の状況

    東映は、映像関連事業(劇場用映画・テレビ映画の製作・配給、キャラクター商品化・映像版権の許諾、DVD・BD販売など)、興行関連事業(直営劇場・シネマコンプレックスの運営)、催事関連事業(東映太秦映画村の運営、キャラクターショー・文化催事の企画・運営など)、観光不動産事業(商業施設の賃貸・ホテルの経営など)、建築内装事業(建築工事・室内装飾請負など)、の5事業を有する。
    当社の事業構造は、映画・テレビ・アニメ・特撮などを製作し、そこで生み出したIPを動画配信・商品化・ゲーム・イベントなどへ多面的に展開することで成立している。 主力となる映像関連事業では、映画・テレビ作品の製作・配給に加えて、作品の映像配信権・放映権・商品化権などを販売する。『仮面ライダー』『スーパー戦隊』をはじめ、『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『プリキュア』などの大人気作品を多数抱えており、一度生み出したコンテンツを複数の媒体・地域で繰り返し収益化できることが最大の強みとなっている。現在の保有IPは劇場映画 4,400作品・テレビ映画 39,000話・配信映画600話に及ぶ。最近では子会社・東映アニメーションの『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』などが好成績を記録している。

    ✔最終利益と利益率

    東映の純利益は70億〜160億円ほどで安定的に推移しているが、2026年には過去最高となる233億円に到達。営業利益率は12%~20%ほどの高水準で推移しており、エンタメ業界としても高い利益率を誇っている。2022年からは業界首位の東宝に匹敵する営業利益率に高まっている。

    ✔自己資本比率と純資産

    東映の自己資本比率は56%〜58%ほどでの横ばいが続いており、安定性が高い推移となっている。良好な利益体質を加味すれば、財務体質は極めて堅牢と評価できよう。純資産は右肩上がりの増加傾向が続いており、2026年は3,857億円となっている。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    東映の平均年収は820万〜890万円のレンジで長期的に推移しており、エンタメ業界としてはトップレベルの水準にある。総合職の場合、30歳で年収600万〜700万円、課長職レベルで年収1,050万〜1,250万円ほどが目安となる。平均年齢は43.3歳(2026年)と大手企業の標準的な水準。

    ✔従業員数と勤続年数

    東映の単体従業員数は445人(2026年)に過ぎず、知名度の割には極めて少数精鋭の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は1,965人ほど。平均勤続年数は14.1年(2026年)と、大手企業の標準的な水準。

    総合評価

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