カテゴリー
自動車

【勝ち組?】トヨタ車体の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

トヨタ車体は、SUV・ミニバン・商用車・福祉車両などを主力とするトヨタグループの自動車メーカー。1945年に豊田喜一郎らが車体技術の高度化を目的として、トヨタ自動車の刈谷工場を分離させて設立。当初はトラックボディの生産に特化していたが、1960年代からは乗用車・商用車分野へ進出し、『コロナハードトップ』『ハイエース』などを生産。1990年にはミニバン『エスティマ』、2002年には高級ミニバン『アルファード』の生産を開始。2012年には株式交換によってトヨタ自動車の完全子会社となり、上場企業から非上場企業へと転換。2018年にはトヨタ自動車からバン事業の企画・開発・生産を移管され、完成車メーカーとしての役割を強化。現在では、トヨタグループの中核ボデーメーカーとして、SUV・ミニバン・商用車などの企画・開発・生産を一気通貫で手がける。特に、福祉車両の開発・生産では国内シェア首位を誇る。

POINT

・トヨタグループの車体メーカー、SUV・ミニバン・商用車を得意とする
・売上高・利益は2022年から増加傾向、財務体質はやや負債が厚い
・総合職・30歳で年収600万円〜が目安、家賃補助制度はない

就職偏差値と難易度

60 70 80 90 100 給与待遇 社会的名声 入社難易度 事業規模 事業安定性 事業競争力

※レーダーチャートは評価基準の6項目を50~100の指数に換算した結果です。就職偏差値の詳しい評価理由は総合評価をご参照ください。

✔就職偏差値:65(中堅上位)

サラリーマンの中堅上位クラスの待遇を得られ、世間的にも有名企業・大企業勤務として認知される。サラリーマンとして安定した人生が得られるが、入社するには人並み以上の努力が必要だろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:難関

総合職の採用人数は年間60人~120人と企業規模なりだが、非上場企業だけあって影は薄め。トヨタ系の大企業だけあって、中部地方の出身者からの人気は厚い。
採用大学:【国公立】名古屋大学・筑波大学・広島大学・横浜国立大学・静岡大学・岐阜大学・福井大学・名古屋工業大学・豊橋技術科学大学など、【私立】早稲田大学・明治大学・青山学院大学・関西学院大学・立命館大学・日本大学・南山大学・名城大学など(出典:マイナビ2027)

業績動向

✔売上高と営業利益

トヨタ車体の売上高は2022年まで1.5兆~1.9兆円ほどで長期的に推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2024年には売上高2.57兆円に到達している*1。営業利益は年度による浮き沈みが大きいが、2024年は1,569億円まで増加している。
*1:2022年から売上高・利益が増加している理由は、①為替レートの円安推移による為替効果、②新型車『ランドクルーザー』『アルファード』の販売好調による増産、など。

✔セグメント別の状況

トヨタ車体は、自動車事業(トヨタ自動車向けのミニバン・SUV・商用車の企画・開発・生産、福祉車両・冷凍車・保冷車などの特装車開発、超小型EV『コムス』など)、のみの単一事業会社である。
当社はトヨタグループにおいて商用車・SUV・ミニバン分野を担っている。少量生産・高価格帯の車種を得意としており、国内外における生産台数は年間70万台(2024年)ほど。最近では『ランドクルーザー』『アルファード』などの高価格帯車が主力となっている他、当社子会社・岐阜車体工業が『ハイエース』の生産を担っている。

✔最終利益と利益率

トヨタ車体の純利益は2019年まで90億~355億円ほどで推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2024年には純利益1,181億円に到達している。営業利益率は2021年まで0%~2%ほどの低利益率が定着していたが、2024年には6.1%までの向上を果たしている。

✔自己資本比率と純資産

トヨタ車体の自己資本比率は31.3%(2024年)と、自動車メーカーとしてはやや低めの水準。当社は販売金融部門を持たないことを考慮*2すれば、負債比率は同業他社よりも相当に高めである。純資産は2021年に2,605億円に到達したが、同年以降は減少傾向にある。
*2:大手自動車メーカーは自動車ローンやリースなどの金融サービスを提供する販売金融部門を有しており、同部門に起因して負債が膨らみやすい傾向がある(≒自己資本比率が下がる)。が、当社は販売金融部門を持たない純粋な自動車メーカーである一方で、(販売金融部門を有している)大手自動車メーカー並みの自己資本比率に留まっている。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

トヨタ車体の平均年収は非公開だが、長期的に630万円~720万円ほどで推移していると推定される*3。総合職の場合、30歳で年収600万~690万円ほど、課長職レベルで年収1,050万~1,250万円に達する。平均年齢は41.2歳(2024年)と大手企業の標準的な水準を僅かに下回る。
*3:この平均年収は求人情報・企業口コミ情報をベースに当組織が業績・平均年齢・平均勤続年数を加味して推計した数値である。

✔従業員数と勤続年数

トヨタ車体の単体従業員数は1.24万人(2024年)と、かなりの大所帯となっている。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は1.77万人ほど。平均勤続年数は18.8年(2024年)と、大手企業の標準的な水準を上回る。

総合評価

限定公開

全業界580社以上の
評価全文が読み放題に

年間150万人以上の就職・転職者がアクセスする、検索シェアNo.1の企業評価サイト。 印象論に左右されない、データと独自取材による「確かな企業評価」を提供します。

有料部分の構成

企業格付け ***
就職格付け ***

企業格付けの根拠

就職格付けの根拠

格付評価と、評価全文を掲載しています。

企業選びに、確かな判断材料を。

  1. 印象論に惑わされず、企業の本当の実力を見極められる
  2. 世間が知らない隠れ優良企業まで、知識と選択肢が広がる
  3. 将来の年収・福利厚生とキャリア価値を見極められる
  4. 企業が教えてくれない、弱点・業績不振・不祥事も理解できる

利用登録について詳しく見る