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化学メーカー

【勝ち組?】レゾナックの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

レゾナックホールディングスは、半導体材料・電子材料・石油化学品などを展開する大手化学メーカー。昭和電工が2019年に日立化成を買収、2023年に同社と経営統合して誕生。旧昭和電工は1926年に肥料メーカーとして創業。1931年に日本企業として初めて無機肥料量産化に成功して食糧供給改善に貢献。1950年代には石油化学・樹脂など事業多角化を推進、1980年代からは電子・半導体分野への進出を加速。現在では電子材料・樹脂・石油化学・自動車部品などを幅広く展開、半導体後工程材料で世界シェア1位。

POINT

・半導体・電子材料に強い化学メーカー、昭和電工と日立化成が合併して誕生
・売上高・利益いずれも不安定、財務体質も巨額買収で悪化
・平均年収788万円と化学メーカー中堅上位、福利厚生は住宅補助が手厚い

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保険会社

【勝ち組?】かんぽ生命保険の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

かんぽ生命保険は、日本郵政グループに属する大手生命保険会社。1916年に逓信省が創設した簡易生命保険を源流とし、2007年に郵政民営化法に基づき設立された。同じく郵政民営化にあたって設立された日本郵政の傘下にあり、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険で日本郵政グループ3社を形成する。国内屈指の大手生命保険会社であり、総資産は日本生命に次ぐ規模。かつて日本全国に保険加入者向けの宿泊施設「かんぽの宿」を展開していた。

POINT

・総資産で国内2位の規模を誇る日本郵政グループの生命保険会社
・業績は明らかな衰退傾向、不適切販売問題で衰退が加速
・平均年収は650万程度、福利厚生は公務員時代の名残で良好

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化学メーカー

【勝ち組?】三菱ケミカルグループの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

三菱ケミカルグループは、石油化学製品・フィルム・医薬品・炭素繊維など多種多様な機能性材料や先端・基礎材料を製造する大手化学メーカー。1934年に三菱鉱業と旭硝子(現・AGC)が設立した日本タール工業を源流とし、2005年に三菱化学・三菱ウェルファーマが合併。2007年には三菱樹脂を買収、2010年には三菱レイヨンを買収して傘下に加えた。日系化学メーカーで売上高首位を誇り、世界45ヶ国・関係会社625社で事業を展開する巨大企業。アクリル樹脂の主原料であるMMAにおいて世界シェア首位。

POINT

・売上高で国内首位の大手化学メーカー、規模と事業領域の広さが強み
・売上高は増えるも利益は停滞、財務体質はやや微妙
・大卒総合職なら平均年収800万円ほど、福利厚生は制度改正で弱体化

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プラントエンジニアリング

【勝ち組?】日揮の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日揮ホールディングスは、石油・ガス・化学・食品・原子力などの設計・調達・建築を手掛ける大手プラントエンジニアリング会社。1928年に製油所の運営を目指して日本揮発油の社名で創業したが、製油所の運営は断念してプラントエンジニアリング事業へと転換。戦前~戦後は製油分野に特化していたが、1960年代に食品・医療・化学・原子力などに多角化。総合エンジニアリング事業へと転換したことで、1976年に現社名の日揮へと社名変更。世界80ヶ国以上で2万件以上の実績があり、世界7位・国内首位のシェアを有する。

POINT

・プラントエンジニアリング業界で国内首位、石油・ガス領域に強い
・売上高・利益いずれもムラあり、財務体質はかなり良好
・海外赴任者は20代で年収1,000万円を超えるが危険地域も多い

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電機メーカー

【勝ち組?】JVCケンウッドの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

JVCケンウッドは、カーナビ・ドライブレコーダー・ヘッドホンなどの映像・音響機器を展開とする電機メーカー。1927年に米ビクタートーキングマシンが設立した日本ビクターを源流とし、2008年に同業のケンウッドが経営統合して設立された。伝統的に日本ビクターはオーディオ・ビデオカメラ分野が得意であり、ケンウッドはアマチュア無線・自動車向け機器を得意。近年ではカーナビ・ドライブレコーダーを主力製品としている。2011年には民生用テレビの生産から撤退、2022年には民生用ビデオカメラから撤退。

POINT

・カーナビ・ドライブレコーダーを得意とする電機メーカー、無線分野も強い
・業績低迷が続いていたが2022年からやや好転、財務体質も回復傾向
・平均年収697万円だが平均年齢50歳以上、平均勤続24年以上