本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
三井E&S(旧社名・三井造船)は、船舶エンジン・港湾クレーンを主力とする重工メーカー。1917年に三井物産造船部として岡山県児島郡で創業し、1924年には国産初のディーゼルエンジン船の建造に成功。1960年代には大型タンカー・鉄鉱石運搬船などの建造を拡大、日本の造船業の全盛期を支えた。1970年代にはオイルショックを受けた造船需要の低迷を受けて、港湾クレーン・エンジニアリング・浮体式石油ガス生産設備(FPSO)へと事業領域を拡大。FPSO分野で世界2強の一角である三井海洋開発を誕生させた。1990年代からは海外エンジニアリング事業を拡大したが、2018年にはインドネシアにおける巨額損失が発生。経営再建のために、造船・艦艇・エンジニアリング事業から撤退した。現在では、船舶エンジン・港湾クレーンを軸に再出発しており、船舶用大型エンジンでは国内シェア首位に君臨。脱炭素燃料に対応した次世代エンジン、港湾設備の自動化を成長領域とし、海上物流を支える大型機械メーカーへと転換している。
