カテゴリー
素材

【勝ち組?】太平洋セメントの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

太平洋セメントは、三井グループ・芙蓉グループの大手セメントメーカー。1998年に大手セメントメーカーの秩父小野田と日本セメントが合併して誕生。前身の1社である日本セメントは日本初の国産セメント工場として成功した、官営深川セメント製造所の流れを汲んでおり、国産セメント産業を興した名門である。現在ではセメント販売量で国内シェア約35%を掌握する業界最大手である他、建設ブームが続いている北米・アジア圏への海外展開を加速。

POINT

・三井G・芙蓉Gに属する大手セメントメーカー、国内シェア業界トップ
・業績は2000年代をピークに停滞するが利益率は良好、財務体質も健全
・平均年収722万円だが住宅補助が手厚い、転勤範囲は広く転勤頻度も多め

カテゴリー
証券

【勝ち組?】松井証券の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

松井証券は、インターネット証券取引に特化した独立系証券会社。1918年に松井房吉が株取引仲介業務店として創業。1920年には第一次世界大戦後の株価大暴落で売り方に回ったことで巨額利益を叩き出し、松井房吉は戦前日本における伝説の相場師として名を知らしめた。終戦後も中堅証券会社として存続していたが、1998年に日本初の本格的インターネット証券取引を開始したことでオンライン証券大手へと成長。以来、インターネット証券に特化した証券会社として独自路線を歩む。

POINT

・オンライン取引に特化した独立系証券会社、ネット証券大手5社の一角
・売上高・利益は横ばいだが高利益率、個人投資家の動向に左右されやすい
・平均年収916万円で証券会社に特有のノルマ営業なし、福利厚生は少なめ

カテゴリー
電機

【勝ち組?】ホシザキの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ホシザキは、業務用の製氷機・冷蔵庫・食器洗浄機などを製造する電機メーカー。1947年にブラザー工業に勤務していた坂本薫俊がミシンメーカーとして創業。1965年には国産初となる全自動製氷機がヒットしたことで飲食店向け機器メーカーへと業態転換。1972年には業務用冷蔵庫を発売、日本全国の販売会社網を通じた直販体制を確立して飲食業界への販路を開拓。現在では業務用の製氷機・冷蔵庫などで国内シェア首位。海外進出にも積極的であり、海外売上高比率は40%を超える。

POINT

・業務用製氷機・業務用冷蔵庫において国内シェア首位、愛知県地盤
・売上高・利益は2020年から急回復して過去最高圏、無借金経営で財務健全
・平均年収751万円だが賞与比率が高め、福利厚生は普通レベル

カテゴリー
機械

【勝ち組?】荏原製作所の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

荏原製作所は、ポンプ・冷熱機械・タービン・半導体製造装置などを製造する風水力機械メーカー。1912年に畠山一清が渦巻きポンプメーカーとして創業。1916年には大型渦巻ポンプを完成させ、戦前から国内有数のポンプメーカーとして躍進。1950年代には小型ポンプの大量生産によって事業規模を拡大していき、海外進出も加速。1961年にはゴミ処理事業に進出した他、1985年には半導体業界向け装置分野にも進出。現在ではポンプ分野で国内シェア首位、半導体業界向けCMP装置では世界シェア2位を誇る。

POINT

・ポンプメーカーとして日系首位、半導体業界向け装置でも世界的大手
・売上高・利益は2021年から急成長が続く、財務体質も良好
・平均年収861万円で大手メーカーと遜色なし、福利厚生も住宅補助が手厚い

カテゴリー
電機

【勝ち組?】沖電気工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

沖電気工業は、ATM・現金処理機・IoTセンサ・官公庁システムなどを主力とする芙蓉グループの電機メーカー。1881年に沖牙太郎が電信機メーカーして創業。戦前から電話交換機の国産化に成功したことで電電公社(現・日本電信電話)ファミリー企業として成長。1960年代には半導体製造に進出した他、1970年代にはATMの開発に成功。1990年代にはバブル時代の過剰投資が祟って経営危機に陥ったが、情報通信分野と電子デバイス分野への注力で再建。現在ではATMの国内シェア上位、官公庁向けシステムにも強い。

POINT

・創業140年を超える芙蓉Gの名門電機メーカー、ATM分野で高シェア
・売上高・利益は1990年代にピークアウト、財務体質も普通レベル
・平均年収751万円、課長職なら900万を超える、福利厚生はまずまず