本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
富士フイルムホールディングスは、医療機器・医薬品・電子材料・複合機などを展開する精密化学メーカー。1934年に大日本セルロイド(現・ダイセル)の写真フィルム部が分離独立して設立され、戦前から国産写真フィルムの製造を手掛けた。1962年には英・ゼロックス社との合弁で富士ゼロックスを設立し、複写機・事務用機器へと進出。1970年代には欧米市場への写真フィルム輸出を拡大し、世界的フィルムメーカーへと躍進。1986年には使い捨てカメラ『写ルンです』を発売し、気軽な写真撮影によって大ヒット商品に。が、2000年代にはデジタルカメラの普及によって写真フィルムの需要激減に直面し、事業構造を抜本的に転換。2010年代には写真フィルム需要が10分の1以下にまで激減したが、医療機器・オフィス機器・医薬品・化粧品などを主力事業に切り替えた。現在では、写真フィルムで培った精密化学・光学・画像処理技術を応用し、医薬品・内視鏡・画像診断装置・半導体材料などで世界的な競争力を有する。
