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化学メーカー

【勝ち組?】三井化学の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

三井化学は、石油化学技術をコアとして多種多様な機能性材料や先端・基礎材料を製造する大手化学メーカー。1933年に三井鉱山から化学事業が分離して設立された東洋高圧工業を源流企業とする。ナフサからエチレンやプロピレンなどの基礎原料を生成、樹脂製品に使われるポリエチレン・ポリプロピレンとして加工するまでの一貫した技術を有する。メガネレンズや燃料タンク材料などにおいては世界シェアトップを誇り、フェノール生産量はアジアNo.1の規模である。

POINT

・三井Gの大手化学メーカーで業界6位、ニッチトップ素材多数
・かつて業績不振に陥ったが再建に成功、財務体質も回復が続く
・平均年収892万円に上昇、総合職なら30代で年収800万〜900万円ほど

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機械メーカー

【勝ち組?】ヤマハ発動機の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ヤマハ発動機は、バイク・自動車用エンジン・船外機などを製造する輸送用機器メーカーである。戦時中に飛行機部品を製造していたヤマハが戦後に民生分野での技術転用を図り、1955年にバイクメーカーとして分離されて設立された。船外機では世界シェア首位を誇り、バイクでは世界シェア4位に位置する。かつてはヤマハの持分法適用会社であったが、2007年にヤマハが保有株の大半を売却。現在ではヤマハとヤマハ発動機が相互に約5%程度の株式を持ち合う対等関係へと移行している。

POINT

・バイク・船外機・エンジンなど幅広く製造する輸送用機器メーカー
・2021年から業績好調で売上高2兆円を突破、財務体質も良好
・平均年収812万円と中堅自動車メーカーを凌駕、静岡勤務の可能性大

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自動車メーカー

【勝ち組?】いすゞ自動車の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

いすゞ自動車は、トラック・バスなどの商用車およびディーゼルエンジンを製造販売する大手自動車メーカー。1929年に石川島重工業(現在・IHI)自動車事業部が分離して誕生。戦前からトラックなどの商用車を生産、戦後には乗用車分野にも進出してトヨタ自動車・日産自動車とシェアを争った。が、過度な拡大路線により経営危機に陥ったことで1990年代に乗用車分野から撤退。2000年代以降はトラック・バスを主力とする商用車メーカーとして復活を遂げ、海外向けのみ乗用車分野に再進出。

POINT

・商用車メーカーとして国内首位、業界4位のUDトラックスを傘下に
・売上高・利益は急伸して過去最高を更新。財務体質はかなり優良
・平均年収777万円と中堅乗用車メーカーを凌駕、家賃補助制度はない

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自動車メーカー

【勝ち組?】日野自動車の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日野自動車は、トラック・バスなどの商用車およびディーゼルエンジンなどを製造販売する大手自動車メーカー。1942年にヂーゼル自動車工業(現・いすゞ自動車)日野製造所が分離独立、戦後にトラック・バスなどの商用車分野に進出した。現在では小型・中型・大型トラックの他、トヨタ自動車から乗用車・トラック・ディーゼルエンジンを受託生産。2022年にエンジン不正問題が発覚して巨額損失を計上。2023年にはダイムラートラック社の仲介で三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を宣言(参考リンク)。

POINT

・日系商用車メーカーの雄であったが、不正問題を経て業績不振に
・業績・財務は不正問題を経て急激悪化、2023年は営業赤字に転落
・平均年収654万円だが、若手社員の離脱で平均年齢・勤続年数が急上昇

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不動産会社

【勝ち組?】三井不動産の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

三井不動産は、三井グループに属する大手総合不動産デベロッパー。1914年に三井合名会社に設置された不動産課を源流としており、1941年に三井合名会社から分社化して設立された。三井グループ発祥の地である日本橋に多数のオフィスビルを構えており、東京ミッドタウンの開発にも参画。1960年には京成電鉄と共同でオリエンタルランドを設立、東京ディズニーランドの実現に貢献した。2020年には東京ドームを完全子会社化、レジャー領域への進出拡大を狙っている。

POINT

・三井Gの大手総合不動産デベロッパー、不動産業界の最大手企業
・売上高は右肩上がりで三菱地所の2倍、利益も堅調に増加
・大卒総合職なら年収は1,500万円以上は固い、就職偏差値最上位クラス