企業概要
三井化学は、石油化学技術をコアとして多種多様な機能性材料や先端・基礎材料を製造する大手化学メーカー。1933年に三井鉱山の化学事業が分離・独立して設立。戦前には石炭化学分野を得意とし、合成アンモニア・合成染料などを主力とした。戦後は石油化学への転換を進め、エチレン・ポリエチレンなどの量産化によって総合化学メーカーとしての基盤を築いた。が、2010年代には石油化学分野が不振となったことで収益が悪化、その後は機能性材料やヘルスケアなど高付加価値分野への転換を進めてきた。現在では、石油化学を事業基盤として維持しつつ、その上にメガネレンズ材料・モビリティ向け高機能樹脂・半導体関連材料などの高付加価値分野を得意とし、汎用素材だけに依存しない事業構造を築いている。メガネレンズ・燃料タンク材料などで世界シェアトップを誇り、フェノール生産量はアジアNo.1の規模である。
