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【勝ち組?】ヤマハ発動機の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ヤマハ発動機は、バイク・自動車用エンジン・船外機などを製造する輸送用機器メーカーである。戦時中に飛行機部品を製造していたヤマハが戦後に民生分野での技術転用を図り、1955年にバイクメーカーとして分離されて設立された。船外機では世界シェア首位を誇り、バイクでは世界シェア4位に位置する。かつてはヤマハの持分法適用会社であったが、2007年にヤマハが保有株の大半を売却。現在ではヤマハとヤマハ発動機が相互に約5%程度の株式を持ち合う対等関係へと移行している。

POINT

・バイク・船外機・エンジンなどが主力の輸送用機器メーカー、静岡県が地盤
・2021年から業績好調で売上高2兆円を突破、財務体質も良好
・平均年収817万円と中堅自動車メーカーを凌駕、静岡勤務の可能性大

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機械

【勝ち組?】シマノの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

シマノは、自転車部品と釣具の製造販売を主力事業とするスポーツ用品メーカー。1921年に島野庄三郎が自転車部品工場として創業、1970年に釣具の製造に進出したことで現在の自転車部品・釣具の二大事業部が揃う。自転車部品のコンポーネント化に先鞭を打った先駆者であり、自社部品をセットで使用することを前提とした設計で、調整・修理の利便性を飛躍的に向上。現在では自転車部品における世界標準の地位を確立。スポーツ自転車部品では世界シェアの85%を占め、圧倒的な首位の座を誇る。

POINT

・自転車部品で世界シェア断トツ首位のスポーツ用品メーカー、大阪企業
・売上高・利益はやや失速するも高利益率、実質無借金経営で財務盤石
・平均年収856万円でメーカー上位級で高待遇、社宅は築浅で豪華

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工作機械

【勝ち組?】DMG森精機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

DMG森精機は、マシニングセンタ・ターニングセンタ・複合加工機・5軸加工機などを主力とする工作機械メーカー。1948年に繊維機械メーカーとして創業とし、1968年に数値制御式旋盤に進出。2016年に独ギルデマイスターと経営統合、日独二大拠点を有するグローバル工作機械メーカーへ躍進。昨今ではIoT・インダストリー4.0といったトレンドに機敏に反応、主力の伊賀事業所をスマートファクトリーとして再構築。ヤマザキマザック・オークマ・ジェイテクトと共に日系四大工作機械メーカーを形成。

POINT

・海外売上高比率85%の世界的工作機械メーカー、日本・ドイツ2極体制
・売上高・利益は成長基調、財務も自己資本比率30%程度で高くない
・平均年収903万円、業績悪化時には急減するが業界最上位級の給与体系

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自動車部品

【勝ち組?】住友ゴム工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

住友ゴム工業は、自動車用タイヤ・建機用タイヤ・スポーツ用品・産業ゴムなどを展開とする自動車部品メーカー。1909年に英・ダンロップ日本工場として設立。設立から50年以上に渡って外資企業であったが、1960年代に住友商事住友電気工業が資本参加したことで現社名の住友ゴム工業へと改名。現在ではダンロップ・ファルケンの2ブランドで世界展開しており、自動車用タイヤにおいて世界シェア5位を確立。2015年に米グッドイヤーと提携解消したことで”ダンロップ”ブランドの商標使用権に制約。

POINT

・住友Gの大手タイヤメーカー、2ブランド体制で世界シェア5位を確立
・売上高は横ばいだが利益の減少が止まらない、財務体質は良好
・総合職は30代で年収620万~700万円、福利厚生はタイヤ業界首位レベル