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証券

【勝ち組?】岡三証券の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

岡三証券グループは、独立系の準大手証券会社。1923年に三重県津市で加藤清治が創業した岡三商店が源流企業。戦前は三重県の地場証券会社であったが、戦後になると大阪・東京・名古屋へと進出。現在では東海東京証券と共に準大手証券会社として認知される。現在では持株会社の傘下に岡三証券・岡三にいがた証券・三晃証券・三緑証券・証券ジャパン・岡三情報システム・岡三キャピタルパートナーズなどの事業会社が揃い、フルライン証券会社としての機能を有している。

POINT

・中部地方が地盤の準大手証券会社、対面営業を重視
・営業収益・利益の低迷が続いていたが2023年は業績好転、財務体質は普通
・総合職の30歳で年収550万〜850万円、営業適性があれば更に伸びる

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証券

【勝ち組?】東海東京証券の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、東海東京証券を中核子会社とする準大手証券グループ。2000年に東海丸万証券と東京証券が合併して誕生。東海東京という社名を冠するものの、北は仙台から南は福岡まで店舗展開。証券業界では上位10社に数えられる規模。2010年にはトヨタファイナンシャルサービス証券を吸収合併。最近では地方銀行による証券子会社の設立を支援しており、浜銀TT証券・とちぎんTT証券・十六TT証券・西日本シティTT証券などを相次いで設立。

POINT

・中部地方が地盤の準大手証券会社だが、日本全国に営業支店を展開
・収益・利益は成長頭打ち、大手地銀との提携で独自路線を模索
・総合職の30歳で年収480万~580万円、実力主義による個人差が大

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農林水産 食品

【勝ち組?】マルハニチロの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

マルハニチロは、①漁業・養殖などの水産資源トレード、②缶詰・冷凍食品などの加工食品を主力事業とする水産物系大手食品会社。2014年に水産加工大手のマルハとニチロが対等合併したことで誕生。合併前まで遡れば約140年間に渡って日本の水産事業を牽引してきた水産系最大手であり、マグロ・カンパチ・タコ・エビなどの流通において国内シェア最大手の一角。冷凍食品においても業界最大手であり、国内シェアはニッスイに続く第2位である。2010年には民間企業として初めてクロマグロ完全養殖にも成功。

POINT

・ニッスイと双璧を為す水産会社最大手の一角、冷凍食品も強い
・売上高はやや伸びるが利益率が低い、財務体質も負債が多いがゆえに弱め
・平均年収749万円だが、家賃補助・社宅を全廃止で魅力度が後退

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物流

【勝ち組?】NX日本通運の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

NIPPON EXPRESSホールディングスは、陸運・海運・空運をはじめとするロジスティクス全般を主力とする総合物流会社。1937年に戦時下の国策会社として設立、1950年には民営化を果たして総合物流会社として発展。物流業界最大手の一角であり、陸運・海運・空運あらゆる輸送に対応。現在では世界49ヶ国312都市に拠点を置き、グローバル物流ネットワークを構築。2021年に持株会社体制へ移行、NIPPON EXPRESSホールディングスを新設。NX商事・NX情報システムをはじめとする中核企業を傘下に収めた。

POINT

・物流業界の最大手の一角、世界シェア上位10社に数えられる元国策企業
・売上高・利益いずれも安定的、財務体質は凡庸な水準だが問題はない
・総合職の30歳で450万~530万円ほど、福利厚生もそれなりに充実

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自動車部品 電子部品 電機

【勝ち組?】古河電気工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

古河電気工業は、自動車電装部品・光ファイバ・通信機器・電子ワイヤ・送配電用電線などを手掛ける自動車部品・非鉄金属メーカー。1884年に古河グループ源流企業である古河鉱業の溶銅所部門として創業、1920年に分離独立を果たした。横浜ゴム富士電機UACJなど、現在の古河グループの中核企業群を生みだしてきた名門企業でもある。非鉄金属・電気通信をコア技術として事業展開しており、全世界に127社以上のグループ会社を擁する。光ファイバでは米コーニングに続いて世界シェア2位を誇る他、海底電力ケーブル・発泡ポリオレフィン・ヒートパイプ式ヒートシンクなどで世界的シェア上位。

POINT

・古河グループの中核企業、光ファイバ・ワイヤハーネスで世界的大手
・売上高・利益いずれも停滞気味で苦戦、財務体質は改善が進んでいる状況
・平均年収678万円で家賃補助もないが、平均勤続年数は20年に迫る高水準