本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
旭化成は、基礎原料品・合成樹脂・電子材料・注文住宅・医薬品などを展開する総合化学メーカー。1922年に野口遵が化学繊維メーカーとして創業。1933年には延岡アンモニア絹絲・日本ベンベルグ絹絲と合併し、新興財閥・日窒コンツェルンの中核企業となった。戦後には合成樹脂・建築材料・石油化学へと事業多角化を進め、高度経済成長を追い風に企業規模を拡大した。1970年代には建材事業を発展させて住宅事業へと進出し、『へーベルハウス』ブランドで戸建住宅を展開。1980年代には電子部品・半導体分野へと参入し、化学品だけに依存しない高付加価値化を推進。2010年代からは海外企業の買収を重ねてヘルスケア事業を強化、医療機器・医薬品・バイオなどを展開。現在では素材・住宅・ヘルスケアを中核として、世界40ヵ国以上で事業を展開。リチウムイオン電池用セパレータ・電解槽・半導体向け感光性樹脂において世界シェア上位を誇る。景気変動の影響を受けやすい素材事業を、住宅とヘルスケアの安定収益で補完する、世界的にも珍しい多角化企業である。
POINT
化学繊維から発展した総合化学メーカー、医薬品・住宅・電子材料も展開
売上高は増加するも利益が伸び悩む、2023年は過去最悪の純損失に転落
平均年収800万円で年功序列が強い、福利厚生は企業規模なり