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日用品メーカー

アシックスの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

アシックスは、スポーツシューズ・スポーツウェア・スポーツ用品を展開するスポーツ用品メーカー。1949年に鬼塚喜八郎が「オニツカ」ブランドで創業、1977年に同業のジィティオ・ジェレンクと対等合併して現社名・アシックスへと改名。ランニングシューズ分野では世界大手の一角である他、オニツカタイガーブランドも展開。現在では欧米市場・中国市場・アジア市場において人気を博しており、海外売上高比率80%以上を誇るグローバル企業。スポーツ用品メーカーとして世界上位10社以内に数えられる。

POINT

・日系スポーツ用品メーカー断トツ首位、海外売上高比率80%以上の世界企業
・売上高・利益いずれも増加傾向、財務体質は一時悪化したが回復傾向
・平均年収898万円台で業界首位、現経営陣は非プロパー組ばかり

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日用品メーカー

日本たばこ産業の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

日本たばこ産業は、たばこ・加工食品・医療品などを製造するたばこメーカーである。1985年に日本専売公社から事業承継して設立された国策企業であり、今なお財務大臣が全株式の33%を保有する。海外で中小たばこメーカーの買収を重ね、現在では世界トップ5に入るグローバルたばこメーカーである。事業多角化にも熱心であり、食料品や医療品などにも進出している。

POINT

1.日系唯一のたばこ会社、世界上位5社にも食い込む国策会社
2.売上高・利益は絶好調、新興国シェア拡大によりで国内喫煙者減少に対抗
3.平均年収927万円で福利厚生も充実、嫌煙ブームにより社会的評価は悪い

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日用品メーカー

ワークマンの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ワークマンは、ワークウェア・作業用品・カジュアルウェアを主力とする衣料品チェーン。1980年に群馬県伊勢崎市の地場スーパー・いせやがワークウェア販売店として創業。価格競争が激しい法人向け販売を敢えて捨て、個人向け販売に特化することで業績を拡大。1990年代には全国300店舗を達成して、株式上場を果たした。2018年にはワークウェアで培った技術をカジュアルウェアに反映した「ワークマンプラス」を開始、市場規模が大きいカジュアルウェア分野を強化。現在では全国1,008店舗を展開、うち95%以上がフランチャイズ店舗。

POINT

・個人向けワークウェアで断トツ首位、カジュアル分野へも積極進出
・売上高・利益いずれも急成長、財務健全で利益率も高い
・平均年収732万円と業界上位級、平均勤続年数11.6年で福利厚生も良い

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レナウンの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

レナウンは、衣料品ブランド「ダーバン」「アクアスキュータム」「アーノルドパーマー」などを展開していたアパレル会社。1907年に佐々木八十八が衣料品販売会社として創業。1922年には「レナウン」を商標登録。戦後にはテレビCMの活用で全国的知名度を獲得。レディース・ファミリー向け衣料品で急成長を遂げ、1990年代には世界最大の売上高を誇る衣料品メーカーへと躍進。が、2000年代にはファストファッションの躍進により業績悪化。2010年には中国系繊維会社・山東如意の出資により同社へ傘下入り。その後も業績回復は果たせず、2019年のCOVID-19感染拡大で資金繰りが行き詰まり、経営破綻。

POINT

・かつてアパレル業界で世界1位に君臨、2020年に経営破綻
・売上高は減少傾向で赤字体質、財務体質は悪くなかったが現金枯渇
・破綻直前まで従業員の雇用・給与を守り、従業員の定着も良かった

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ユナイテッドアローズの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ユナイテッドアローズは、紳士服・婦人服・雑貨品を主力とする大手セレクトショップ。1989年にBEAMS出身の重松理がライフスタイル提案型のセレクトショップとして渋谷で創業。国内外の優良品を仕入れ販売する手法のみならず、自社商品を積極開発する方針で業績を拡大。顧客層にあわせてストアブランドを分けることで、若者から中高年まで幅広い顧客基盤を確立。現在ではBEAMS・SHIPSと並ぶ日系3大セレクトショップとして君臨、業績面では他社を引き離して断トツ首位。

POINT

・衣料品セレクトショップの業界最大手、ストアブランドの使い分けが巧
・売上高はCOVID-19から低下、財務体質は悪くないがやや資本過少
・平均年収429万円だが、本部総合職なら年収500万円以上は到達可能