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ヒューリックの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ヒューリックは、東京都心部のオフィスビル開発・賃借を得意とする不動産会社。1957年に当時国内首位級のメガバンクであった富士銀行が不動産部門を分離した日本橋興業として設立され、2007年に現社名のヒューリックに社名変更。独自色が強い不動産会社であり、①保有物件の殆どが東京都内の一等地に集中、②主要テナントはみずほフィナンシャルグループ、③中規模オフィスビルを機動的に運用、などの戦略で成長。主要株主には旧芙蓉グループの大手企業が多数。

POINT

1.旧芙蓉グループ系の不動産デベロッパー、中規模オフィスビルが得意
2.営業収益・経常利益は過去8年で約3倍に増加、独自戦略が成功
3.平均年収は1,900万円以上の超高待遇、ただしプロパー入社での出世は鬼門

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いちごの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

いちご(旧・アセット・マネージャーズ)は、不動産運用・ソーラー発電所企業投資を核とする不動産会社。2000年に不動産ファンド運営会社として創業。日本では当時珍しかった不動産を有価証券化する事業に取り組み、2001年には西武百貨店池袋店の流動化を主導。2010年からは不動産投資信託へと進出、オフィスビル・ホテルなどの投資法人を上場。現在ではオフィスビル・太陽光発電所を多数運営する他、企業投資にも積極的。2019年には業績不振に陥ったジャパンディスプレイを救済、筆頭株主として再生を主導。

POINT

・不動産流動化・投資信託運営に強い不動産会社、太陽光発電・ホテル運営も
・売上高は横ばいだが、COVID-19感染拡大により利益低迷
・平均年収1,006万円かつ業績賞与あり、70歳定年制度で役職定年なし

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地主の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

地主(旧・日本商業開発)は、不動産投資・アセットマネジメント・サブリースなどを手掛ける不動産会社。2000年に大阪市中央区で創業、1992年の改正借地借家法で策定された事業用定期借地権に着目して、土地のみに投資するビジネスモデルを構築。関東・中部・関西エリアなどで累計360件以上もの底地を買付、スーパー・ドラッグストア・家電量販店などを顧客として土地を貸し出す事業を展開している。私募REIT「地主プライベートリート投資法人」も運営しており、投資家の資金を長期安定運用する事業も営む。

POINT

・事業用定期借地権に特化した不動産会社、私募REIT運営も手掛ける
・売上高・利益は年度によりけりだが、創業20年で大きく成長
・平均年収1,697万円と給与水準は極めて高い、家賃補助も大盤振る舞い

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東京建物の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

東京建物は、オフィスビル・商業施設・物流施設・マンションなどの開発・販売・賃貸を手掛ける不動産デベロッパー。1896年に安田財閥総帥・安田善次郎が不動産会社として創業、日本で初めてのローン販売を展開した。1960年代にはマンション分譲に進出。現在では不動産デベロッパーとしてオフィスビル・商業施設・物流施設・マンションなどを幅広く展開、とりわけマンションにおける”Brillia”ブランドは高級路線・資産価値が高いマンションブランドとして広く認知されている。

POINT

1.旧安田財閥系・日本最古の不動産デベロッパー、首都圏地盤だが全国展開も
2.売上高・利益いずれも成長基調、財務体質も健全だが自己資本比率やや低い
3.総合職は30代で年収1,200万円には横並びで到達、平均勤続年数がやや短い

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京阪神ビルディングの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

京阪神ビルディングは、京阪神地域を地盤にオフィスビル・データセンタービル・商業施設・物流施設などを展開する不動産会社。1948年に阪神競馬場・ウインズの管理運営を主力事業として創業。当初は京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の子会社であったが、1970年に住友銀行グループへ譲渡。現在は三井住友銀行が大株主に名を連ねる銀行系不動産会社である。旗艦物件には京阪神御堂筋ビル・京阪神淀屋橋ビルなどがあり、関西圏オフィスビル市場では大きな存在感を放っている。保有物件数は全28棟。

POINT

1.京阪神地域を地盤にオフィスビルなどを展開する中堅不動産会社
2.売上高・利益いずれも安定的、利益率・財務体質が優良
3.平均年収1,070万円ゆえ在阪企業トップ級、ただし入社は超狭き門