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半導体製造装置

【勝ち組?】アドバンテストの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

アドバンテストは、半導体業界向けテストシステム・計測機器を主力とする半導体製造装置メーカー。1953年に微小電流計の製造を目指して創業、1970年代には半導体の品質を出荷前に自動検査するテストシステム分野へと進出。現在においては同分野で米テラダインと世界シェアを二分する最大手であり、自動検査工程に必須となるシステム・ハンドラ・インターフェースをワンストップで提供できる点に強み。米エヌビディア社との取引関係が深い。

POINT

1.半導体テストシステムで世界2強の一角、世界シェアは首位
2.売上高・利益いずれも絶好調で成長基調、財務体質も大いに健全な水準
3.平均年収1,010万円だが賞与比率は高め、福利厚生もそこそこ良好

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海運

【勝ち組?】川崎汽船の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

川崎汽船は、日本郵船商船三井に次いで国内3位の規模を持つ大手海運会社。1919年に川崎造船所(現・川崎重工業)船舶部が分離して設立され、戦前から日本の海運業を支え続けてきた企業。1970年には日本初の自動車輸送船を投入、日本の自動車輸出の規模拡大を支えた。2017年には日本郵船・商船三井とコンテナ船部門と合併させて新会社ONEを発足。同社はコンテナ船において世界第6位の運航規模を誇るまでに規模を拡大している。

POINT

1.日系3大海運会社の一角、他大手2社より事業規模はかなり小さめ
2.海運市況に業績が振り回されるため、経営状況は歴史的にも安定しない
3.直近は平均年収1,300万円以上だが、海運不況時には770万円まで後退

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ガス

【勝ち組?】大阪ガスの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

大阪ガス(正式表記:大阪瓦斯)は、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県に都市ガス・プロパンガスを供給する大手ガス会社。ガス業界では東京ガスに続く第2位。1897年に大阪舎密工業として創業、戦前は野村財閥の中核企業であり、現存する大阪瓦斯ビルヂングは戦前建築の最高傑作の1つ。1945年に和歌山ガス・神戸ガスなど同業会社13社と合併して関西全域をカバーするガス会社へと躍進。2016年に電力小売全面自由化で電気事業にも参入、関西地方では関西電力と真っ向勝負の関係。

POINT

・関西2府4県を地盤とする大手都市ガス会社、海外事業に強い
・売上高・利益は安定的、財務体質も優良
・平均年収658万円と低めだが、大卒総合職は30代・1,000万円を狙える

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自動車部品

【勝ち組?】NGK日本特殊陶業の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日本特殊陶業は、スパークプラグ・センサ・セラミック切削工具などを製造する大手セラミックスメーカー。1918年に日本陶器(現・ノリタケカンパニーリミテド)から日本ガイシが独立した後、1936年に日本ガイシからスパークプラグ部門が分社化されて設立。スパークプラグ・排ガスセンサ・セラミック切削工具で世界シェア首位、マイクロプロセッサ用ICパッケージで世界シェア第3位。ノリタケカンパニーリミテドTOTO日本ガイシと共に、世界最大級のセラミックス企業グループである森村グループを形成。

POINT

・スパークプラグ・排ガスセンサで世界シェア首位、森村グループ中核企業
・売上高・利益は成長基調かつ利益率も高い、財務体質も優良
・平均年収672万円と利益率の割には普通の水準、福利厚生も凡庸

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重工業

【勝ち組?】日立建機の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日立建機は、油圧式ショベル・道路機械・ダンプカー・マイニング設備などを展開する大手建設機械メーカー。終戦直後に発足した日立製作所の建設機械部門を源流とし、1969年に日立製作所から分離独立。1960年代に日本企業として初めて油圧ショベルの量産化に成功。高度経済成長における建設ブームを支えた他、優れた信頼性で海外輸出を伸ばしたことでグローバル建機メーカーとして躍進。現在では世界113ヵ国以上への輸出実績を持ち、建機メーカーとして世界シェア上位8位。

POINT

・日立Gの大手建機メーカー、海外売上高比率80%以上のグローバル企業
・売上高・利益いずれも景気変動に左右、財務体質は普通レベル
・平均年収741万円だが住宅補助が手厚い、転勤リスクの低さも魅力