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小売流通会社

ライトオンの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ライトオンは、アメカジスタイルを中心とした衣料品を取り扱う衣料品チェーン。1980年に東京都・高円寺でジーンズ販売店として創業。ジーンズブランドの代表格である「リーバイス」「エドウィン」を中核とした、アメカジスタイルの商品展開を得意としてきた。1985年頃から好立地なショッピングモール・郊外ロードサイドに多店舗展開を開始、地方都市の若者から絶大な支持を受けた。1990年代にはアメカジブームを追い風として企業規模を急拡大させ、現在では国内373店舗を展開する。

POINT

・アメカジ・ジーンズを得意とする衣料品チェーン、自社開発製品にテコ入れ
・売上高は減少傾向が続き利益低迷、純資産の毀損が痛い状況
・平均年収381万円と低めだが、借上げ社宅制度が大いに手厚い

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食品メーカー

ブルドックソースの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ブルドッグソースは、ステーキレストラン「ブロンコビリー」を運営する外食会社。1903年に小島仲三郎が食品卸会社として創業。1905年にはソース製造を開始して食品メーカーへと転身。戦時中は政府により外来語「ブルドッグ」を使用禁止されたが、終戦後には現社名へと改称。1951年には「とんかつソース」を発売、食生活の変化にあわせたソース商品を展開。2005年には経営破綻した関西圏老舗のイカリソースを救済して傘下入りさせた。現在ではおたふくソースと双璧を成すソース業界2強の一角であり、国内シェア25%を掌握する最大手。

POINT

・ソース分野で国内首位、関西地盤の「イカリソース」も当社傘下
・売上高・利益いずれも横ばいだが、財務体質は大いに健全
・平均年収522万円と中堅食品メーカーなり、平均勤続年数は16.1年と良好

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小売流通会社

マツキヨココカラ&カンパニーの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

マツキヨココカラ&カンパニーは、都市型ドラッグストア「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」を展開する小売会社。1932年に松本清が個人薬局として千葉県松戸市で創業。1980年代には上野・アメ横や渋谷への出店を進め、取扱商品に化粧品・文房具・雑貨などを加えたことで、若者層の人気を獲得。積極的なテレビコマーシャルで知名度を高め、全国展開を進めた。2021年に同業大手のココカラファイングループと経営統合。現在ではドラッグストア業界3位の企業規模を誇る。

POINT

・都市型ドラッグストア最大手、ココカラファインとの経営統合で規模拡大
・売上高・利益いずれも増加傾向、財務体質も負債が少ない優良体質
・総合職30歳で年収550万~620万円、転勤者は借上げ社宅が無料

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日用品メーカー

レナウンの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

レナウンは、衣料品ブランド「ダーバン」「アクアスキュータム」「アーノルドパーマー」などを展開していたアパレル会社。1907年に佐々木八十八が衣料品販売会社として創業。1922年には「レナウン」を商標登録。戦後にはテレビCMの活用で全国的知名度を獲得。レディース・ファミリー向け衣料品で急成長を遂げ、1990年代には世界最大の売上高を誇る衣料品メーカーへと躍進。が、2000年代にはファストファッションの躍進により業績悪化。2010年には中国系繊維会社・山東如意の出資により同社へ傘下入り。その後も業績回復は果たせず、2019年のCOVID-19感染拡大で資金繰りが行き詰まり、経営破綻。

POINT

・かつてアパレル業界で世界1位に君臨、2020年に経営破綻
・売上高は減少傾向で赤字体質、財務体質は悪くなかったが現金枯渇
・破綻直前まで従業員の雇用・給与を守り、従業員の定着も良かった

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電機メーカー

オンキヨーホームエンターテイメントの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

オンキヨーホームエンターテイメントは、オーディオ機器・ヘッドホン・イヤホンなどを主力とした電機メーカー。1946年に松下電器産業を退職した五代武がスピーカー工場として創業。1957年に東芝グループ入りを果たし、1960年代のオーディオブームで業績拡大。が、2000年代以降はオーディオ産業の斜陽化により衰退。2018年以降は事業売却を繰り返し、2021年にはシャープに祖業のホームAV事業を売却。イヤホンや車載スピーカーでの事業継続を模索していたが、2022年に破産手続を開始して事実上倒産。現在ではシャープ傘下のオンキヨーテクノロジーが「オンキヨー」ブランドを継承。

POINT

・日本を代表するオーディオブランドの一角、2022年に経営破綻
・売上高は急減少で慢性赤字体質、財務体質は債務超過で壊滅的
・破綻前後に別会社へと事業分割、シャープ傘下でホームAV事業は今なお存続