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家電

【勝ち組?】オンキヨーホームエンターテイメントの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

オンキヨーホームエンターテイメントは、オーディオ機器・ヘッドホン・イヤホンなどを主力とした電機メーカー。1946年に松下電器産業出身の五代武がスピーカー工場として大阪府で創業。1957年には東芝グループ入りを果たし、高度経済成長期のオーディオ需要拡大を追い風に事業を拡大した。1980年代にはアンプ・スピーカー・CDプレーヤーなど家庭用オーディオ製品を幅広く展開し、国内外で『ONKYO』ブランドを確立した。1990年代には東芝グループから独立したが、2000年代からは家庭用オーディオ市場の縮小に直面。2010年代にはスマートフォン・音楽配信サービスの普及が逆境となり、業績悪化が深刻化した。2018年からは事業売却を繰り返し、2021年にはシャープに祖業のホームAV事業を売却。その後はイヤホンや車載スピーカーでの事業継続を模索していたが、2022年5月13日に大阪地方裁判所へ自己破産を申請し、破産手続開始決定を受けた。

POINT
  • 日本を代表するオーディオブランドの一角、2022年に経営破綻
  • 売上高は急減少で慢性赤字体質、財務体質は債務超過で壊滅的
  • 破綻前後に事業を分割・売却、『ONKYO』ブランドと音響事業は現在も別法人で存続
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:選外(経営破綻)

    2022年5月13日に大阪地方裁判所において破産手続を開始。事業活動を停止した企業であるため、現在は就職偏差値の判定は不可能。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:選外(経営破綻)

    音響分野において日本を代表する有名企業であり、オーディオブームが起こった1990年代には絶大な就職人気を誇った。現在は既に経営破綻しており、就職難易度の判定は不可能。
    採用大学:非公開

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    オンキヨーホームエンターテイメントの売上高は2016年に売上高644億円に急増*1したが、同年以降は急激な衰退に直面*2。2021年には売上高88億円まで縮小していた。営業利益は2014年・2018年に僅かな黒字を計上したのみであり、慢性的な赤字状が続いていた。
    *1:2016年に売上高が急伸した理由は、パイオニアホームエレクトロニクスを買収したことが理由。同社はホームAV事業・ヘッドホン事業を保有しており、これらの領域でのシナジー拡大を目指していた。
    *2:2020年・2021年に売上高が激減したのは、業績不振に伴う事業売却を繰り返した影響。ホームAV事業をシャープへ売却、音楽ストリーミング配信・ハイレゾ音源配信ストアを仏・ザンドリエへ売却など。

    ✔セグメント別の状況

    オンキヨーホームエンターテイメントは、AV事業(オーディオ・ビジュアル関連製品など)、デジタルライフ事業(イヤホン・ヘッドホンなど)、OEM事業(車載用スピーカー・家電用スピーカー・スピーカー部品など)、の3事業を有する。
    当社の事業構造は、家庭用オーディオ機器を中核として、イヤホン・ヘッドホン・車載用スピーカー・OEM供給などへ事業領域を広げることで成立している。かつての主力は『ONKYO』ブランドのAVアンプ・スピーカー・CDプレーヤーなどのホームAV機器であり、高音質を重視した中~高価格帯製品を得意としていた。音響設計・スピーカー技術・アンプ技術などを自社で蓄積し、音質そのものを付加価値としてきた。しかし、業績悪化を経て2021年にホームAV事業を売却(現在ではオンキヨーテクノロジーとして事業を継続中)。経営破綻時に残存していた事業は、イヤホン・ヘッドホン・車載製品などであった。これら事業はすべて赤字事業であり、事業売却による延命も図れずに残っていた経緯がある。

    ✔最終利益と利益率

    オンキヨーホームエンターテイメントの純利益は2019年を除けば赤字圏での推移が続いていた。2020年には純損失▲98.8億円の巨額赤字を計上している*3。営業利益率もマイナス圏で推移し続けており、利益確保が困難な状態であった。
    *3:2020年に巨額損失に転落した理由は、①COVID-19感染拡大により自動車メーカーの新車生産が混乱したことで車載スピーカー事業が打撃を受けた点、②米国販売代理店の経営不振による貸倒引当金繰入額29億円が発生した点、③相次ぐ事業売却により利益創出できる事業を喪失した点、が主要因。

    ✔自己資本比率と純資産

    オンキヨーホームエンターテイメントの自己資本比率は2020年からマイナス圏へと転落しており、債務超過へと陥っていた。純資産は2019年まで20億~30億円ほどでの推移が続いていたが、同年以降は債務超過によりマイナス圏へと転落している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    オンキヨーホームエンターテイメントの平均年収は500万~650万円ほどで推移しており、業績不振の割には良好な水準。総合職の場合、30歳で年収400万~420万円ほど、課長職レベルで年収720万~790万円ほど。平均年齢は右肩上がりで増加しているが、これは業績不振で新規採用を抑制していた影響。

    ✔従業員数と勤続年数

    オンキヨーホームエンターテイメントの単体従業員数は2017年・2018年のみ増加したが、長期的に110人~190人ほどで推移している。平均勤続年数は20.2年(2021年)と極めて長いが、これは業績不振により新規採用を抑制していた影響による増加であった。

    総合評価

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