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【勝ち組?】ブルドックソースの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ブルドックソースは、ソース・ドレッシングを主力とする食品メーカー。1902年に小島仲三郎が食品卸店として創業し、当初は酒類・缶詰の卸売を主力とした。1905年には洋食文化の広がりに着目し、ソースの製造・販売を開始した。英国式ウスターソースを再現するのではなく、日本人向けに酸味・香辛料を調整した日本独自のソースで人気を博した。戦時中は敵性語排除政策により『ブルドッグ』ブランドを禁止されたが、終戦後には現社名へと復帰。1951年には『とんかつソース』を発売し、高度経済成長期の食生活の変化を追い風に事業拡大。1970年代には日本各地に支店を設けて、全国販売網を強化。2005年には関西圏老舗のイカリソースを救済し、傘下入りさせた。現在ではおたふくソースと並ぶソース業界2強の一角であり、家庭用ソース市場で国内シェア25%を掌握する。

POINT
  • ソース専業メーカーとして国内首位、関西老舗の『イカリソース』も当社傘下
  • 売上高・利益いずれも横ばい傾向が強め、財務体質は大いに健全
  • 平均年収559万円と食品業界の中庸な水準、平均勤続年数は17.0年と良好
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:56(中堅)

    大手食品メーカーには事業規模で及ばないが、ソース分野においては傑出した一般知名度を誇る。給与水準は食品業界の中庸な水準だが、関東近郊での勤務可能性の高さは大きな魅力。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:中難易度

    総合職の採用数は年間1人~5人となっており、採用枠はかなり少ない。入社3・4年目の若手社員が面接&採用を遂行する非常に珍しい採用方法となっている。
    採用大学:【国公立】千葉大学・信州大学・埼玉大学・宇都宮大学・群馬大学・東京農工大学・東京海洋大学など、【私立】明治大学・中央大学・関西大学・日本大学・東海大学・近畿大学・成蹊大学・東京経済大学・東京理科大学・東京農業大学・東京電機大学・東京家政大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    ブルドックソースの売上高は2021年まで165億~177億円ほどで推移していたが、同年以降は急減。2022年からは売上高133億~146億円で推移しているが、これは会計基準の変更が主要因*1。営業利益は2023年まで4.3億〜7.2億円ほどで推移しているが、2025年には2.23億円となっている*2。
    *1:2022年から企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」を適用。収益認識の基準が変更されたことが減収要因となった。
    *2:2024年・2025年に営業利益が減少した理由は、①世界的な原材料価格・労務費の高騰によるコスト上昇、②2023年から稼働開始した『TATEBAYASHIクリエイションセンター』の減価償却費の増加、など。

    ✔セグメント別の状況

    ブルドックソースは、ソース類事業(ウスターソース・中濃ソース・とんかつソース・パスタソース・ドレッシングなどの製造販売)、のみの単一事業会社である。
    当社の事業構造は、家庭用ソースを中核として、ドレッシング・たれ類・業務用商品を主力とすることで成立している。主力ブランドの『ブルドック』に加えて、2005年からは関西圏で高い知名度を持つ『イカリソース』を傘下に抱えている。これにより、東日本に強い『ブルドック』、西日本に強い『イカリソース』という地域補完的なブランド構成を形成している。ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースなど、家庭で長年使用される定番商品を多数保有しており、100年以上に渡って蓄積してきた全国販売網とブランド認知度が安定した収益基盤を支えている。事業規模は大手食品メーカーには及ばないが、ソースという限定された市場では有力な地位を確保しており、老舗ブランドを基盤とした参入障壁も高い。ただし、国内のソース市場は既に成熟しており、人口減少や食生活の多様化によって市場全体の大幅な成長は期待しにくい。長期ビジョンでは「ソースを極める世界ブランドへの成長」を掲げるが、海外売上高比率は約3%ほどに留まっており海外進出はまだ道半ばの状況である。

    ✔最終利益と利益率

    ブルドックソースの純利益は2023年まで5.95億〜8.83億円で推移しており、景気後退局面にも安定性が高い。ただし、2024年のみ純利益1.45億円に減少している。営業利益率は2023年まで2%〜4%ほどで推移していたが、2024年には1.13%に低下。食品業界としては中庸な水準の利益率である。

    ✔自己資本比率と純資産

    ブルドックソースの自己資本比率は2021年まで75%前後の高水準で安定していたが、2023年には55.8%に下落している。ただし、これは主力工場の増強による一過性の要因である*3。純資産は190億~210億円での横ばいが長期的に続いている。
    *3:2023年に自己資本比率が低下した理由は、主力の館林工場の設備更新・建屋新築に約85億円を投じるために金融機関から資金を借り入れしたことが主要因。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    ブルドックソースの平均年収は520万~570万円ほどで長期的に推移している。総合職の場合、30歳で年収400万〜480万円ほど、課長職レベルで年収730万~800万円ほどが目安。中堅食品メーカーとしては標準的な給与水準である。平均年齢は43.0歳(2025年)と大手企業の標準的な水準を僅かに上回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    ブルドックソースの単体従業員数は210人~225人ほどで横ばいで推移しており、知名度の割には小規模な組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は280人ほど。平均勤続年数は15年~17年ほどで推移しており、従業員の定着は大手企業の標準的な水準を上回る。

    総合評価

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