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IT 外資系企業

【勝ち組?】日本IBMの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

IBMは、アメリカに本社を置くITテクノロジー企業。1911年にパンチカード計算機メーカー3社が合併して誕生。戦前から計算機事業を主力としたが、1946年には電子式コンピュータを完成させ他社を圧倒。1960年代にはコンピュータ分野で世界市場を席捲した。1990年代にはマイクロソフトアップルなどの躍進で経営危機に陥ったが、ソフトウェア事業への構造転換により復活。2000年代以降はビジネス向けソリューションに軸足を移し、現在ではクラウド・AI・ソフトウェア・コンサルティングなどを主力事業とする。

POINT

・ビジネスITの世界的名門企業、ハードウェアからソフトウェアへ構造転換
・売上高・利益いずれも横ばい気味で利益率も中庸、財務体質もまずまず
・30歳・900万~1,300万円に到達するが、完全実力主義で終身雇用は望み薄

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半導体製造装置 家電 電機

【勝ち組?】キヤノンの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

キヤノンは、カメラ・レンズ・プリンタ・半導体製造装置などを主力とする光学・精密機械メーカー。1933年に吉田五郎などが設立した精機光学研究所を源流とし、1934年に日本初の国産小型カメラを完成させた名門企業。特にカメラ分野で高いブランド力を誇るが、事業の多角化にも積極的でプリンタ・複合機・医療機器・半導体製造装置でも高い技術力がある。特に複合機分野では新技術による複写機を完成させ、米ゼロックスの市場独占を解体へ追い込んだ実績を持つ。

POINT

・カメラ・複合機で世界的大手、他にも競争力が高い事業を多数有する優良企業
・売上高は横這い推移、ただし利益体質と財務体質は強靭
・平均年収800万円程度、ただし福利厚生は希薄である点に注意

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IT

【勝ち組?】富士通の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

富士通は、1935年に富士電機から独立して設立された総合ITベンダ―・電機メーカー。設立から暫くは電話通信機器を製造していたが、1960年代にIBM互換のFACOMメインフレームを発売して企業規模を拡大した。現在は総合ITベンダーとしてソフトウェア開発を主力事業とするが、歴史的にハードウェアが発祥の企業であることからスーパーコンピューター・サーバー・通信機器・携帯電話なども幅広く手掛ける。

POINT

・総合電機メーカーからITベンダーへと構造転換、直近の業績は安定的
・デジタル化推進の社会ニーズを捉え、事業環境は当面安定か
・平均年収は878万円だが、過去には苛烈なリストラ・事業売却も経験

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金属

【勝ち組?】JFEスチールの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

JFEホールディングスは国内第2位・世界第12位の規模を誇る大手鉄鋼メーカー。2003年に国内第2位の日本鋼管と第3位の川崎製鉄が合併して誕生。高炉と呼ばれる大規模設備を有する数少ない鉄鋼メーカーの1社であり、鉄鉱石から鋼材までを自社完結で製造する能力を有する。持株会社のJFEホールディングス傘下に3つの事業会社(JFEスチール・JFEエンジニアリング・JFE商事)が属しており、事業会社の傘下には150社以上の孫会社が連なる巨大グループである。

POINT

・業界2位の大手鉄鋼メーカー、国内3社しかない高炉メーカーの1つ
・日本製鉄に次ぐ不動の業界2位だが、利益水準は安定しない
・大卒総合職なら平均年収800万円ほど、鉄鋼市況に業績左右される点は覚悟

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自動車部品

【勝ち組?】デンソーの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

デンソーは、自動車に使用される幅広い部品を製造する自動車部品メーカー。1949年にトヨタ自動車から独立して設立された企業であり、現在ではロバート・ボッシュに次ぐ世界第2位のメガサプライヤーとして君臨。世界中の自動車メーカーに、エンジン部品・電子機器・エアコン・熱交換器・車載半導体などを供給しており、特に電気電子部品に強みを有している。自動車部品以外の事業も幅広く展開しており、QRコード・携帯電話・ロボットの開発やスマート農業にも進出。

POINT

・世界第2位の自動車部品メーカーとして業界屈指、トヨタGへの業績依存大
・欠陥燃料ポンプによる死亡事故で世界的リコールに、費用負担で利益停滞
・総合職は30歳で年収750万円~だが住宅補助薄い、勤務地は愛知県郊外