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電力

【勝ち組?】J-POWER電源開発の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

電源開発(愛称:J-POWER)は、日本全国において発電事業・電気小売事業を展開する大手電力会社。終戦直後の電力不足を受けて1952年に電源開発促進法によって設立、1950年代から水力発電所・火力発電所を続々と開発して電力不足の解消に貢献。現在では日本国内に60拠点以上の発電所を有しており、大手電力会社に匹敵する電力供給網を形成。とりわけ風力発電・水力発電においては国内トップの発電能力を有する。海外事業にも熱心であり、1960年代から現在に至るまで発展途上国への発電所開発を支援。

POINT

・電力会社・卸電力市場向け販売に特化した元国策企業の電力会社
・売上高・営業利益は過去最高を更新、財務体質は業界トップクラス
・平均年収793万円と大手電力会社に匹敵、転勤の覚悟は必要

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石油資源

【勝ち組?】石油資源開発の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

石油資源開発は、石油・天然ガスの開発・生産・販売を行っている大手石油開発会社。1955年に石油資源開発株式会社法に基づき設立された国策企業であり、現在も経済産業大臣が筆頭株主。北海道・秋田・山形・新潟にて原油・天然ガス開発を担う他、イラク・インドネシア・ロシアにおいて資源開発を行っている。同業のINPEXは石油資源開発の元子会社、現在も石油資源開発は同社の大株主である。

POINT

・資源開発が主力だが、国内油田権益が主ゆえに海外依存度は低い
・資源価格・為替に業績を左右されやすいが、財務体質は極めて健全
・平均年収856万円で福利厚生も良い、課長職から1,000万円超に

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銀行

【勝ち組?】ゆうちょ銀行の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

ゆうちょ銀行は、日本郵政グループに属する大手普通銀行。2007年の郵政民営化に伴い設立された。同じく郵政民営化にあたって設立された日本郵政の傘下にあり、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険で日本郵政グループ3社を形成。貯金残高は190兆円規模に及び、メガバンクに匹敵する規模感。全都道府県に支店を有するのは、みずほ銀行と本行のみである。旧国有企業ゆえに、民業圧迫とならないよう上乗せ規制が課せられている。

POINT

・日本郵政Gの金融機関、預金額ではメガバンクに匹敵する巨大銀行
・業績は概ね横ばいで衰退も成長もない現状維持型
・平均年収は670万程度だが総合職は昇進・昇給はより恵まれる、福利厚生は良い

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自動車

【勝ち組?】マツダの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

マツダは、世界130ヶ国以上でMAZDAブランドの自動車を製造・販売する中堅自動車メーカー。1920年に東洋コルク工業として創業。1960年代にはキャロル360が大ヒットしたことでトヨタ自動車・日産自動車を抑えて国内首位に君臨。現代ではスカイアクティブ技術と魂動デザインを武器に商品力の高い自動車づくりに注力、世界的に熱心なファンを抱える。1980年代以降は米フォード傘下であったが2008年に関係解消、2017年からはトヨタ自動車と資本業務提携。

POINT

・年産150万台規模の中堅自動車メーカー、自動車デザインに定評
・売上高・利益は2021年から急成長、財務体質もそこそこ良好
・平均年収658万円だが課長職レベルなら900万~1,000万円に達する

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コンサルティング

【勝ち組?】リンクアンドモチベーションの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

リンクアンドモチベーションは、組織人事コンサルティング・キャリア指導・人材マッチングサービスなどを主力とするコンサルティング会社。2000年にリクルート出身の小笹芳央らが東京都で創業。創業直後から「モチベーションエンジニアリング」を基幹技術として掲げ、実効性・再現性がある組織人事コンサルティングを展開。2016年からは組織改善クラウドサービスを展開、顧客企業の組織データの収集から改善実行までを一気通貫で対応。個人顧客向けのキャリアスクールや学生向け個別指導塾「SS-1」なども展開。

POINT

・「モチベーションエンジニアリング」を核とする組織人事コンサル会社
・売上高は横ばいだが利益は急回復、やや負債が多めの財務体質
・平均年収664万円だが福利厚生は希薄、平均年齢30歳前後の若い組織体制

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機械

【勝ち組?】古河機械金属の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

古河機械金属は、鉱山機械・ユニック・銅精錬を主力とする古河グループの機械メーカー。1875年に古河市兵衛が朝倉銅山の開発を目指して創業。1910年代から金融・電機・電線事業など事業多角化を急速に進め、戦前日本において古河財閥として君臨。戦後は財閥解体を受けたが、鉱山経営を軸に再建。1970年代には石炭・鉱山事業から撤退、鉱山機械と銅精錬を主力事業とした。現在ではトンネルドリル・油圧クローラードリル・ユニッククレーンで国内シェア首位級、高純度金属ヒ素では世界シェア約60%を誇る。富士通富士電機ファナック古河電気工業横浜ゴムなどの名だたる企業を生み出した名門企業。

POINT

・旧古河財閥の始祖となった名門企業、現在は機械事業と金属事業が柱
・売上高・利益いずれも安定的、財務体質と健全化が進む
・平均年収797万円と機械メーカー上位級、平均勤続年数は19.1年と大いに良好

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自動車

【勝ち組?】SUBARUの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

SUBARUは、世界90ヶ国以上でSUBARUブランドの自動車を製造・販売する中堅自動車メーカー。1917年に飛行機研究所として創業、戦前・戦中には日本を代表する航空機メーカーとして軍用機を多数生産。1950年代に富士重工業として再編、自動車メーカーとして再出発。4輪独立懸架や水平対向エンジンなど独特の自動車づくりで定評、北米市場では高いブランド力を誇る。創業以来の名残で航空機・宇宙機器でも有力、米ボーイングに主翼を卸す大手航空部品メーカーでもある。

POINT

・北米市場で高いブランド力を誇る年産100万台規模の中堅自動車メーカー
・売上高・利益は急増傾向で絶好調、円安が最大の追い風
・平均年収658万円と自動車メーカー中堅下位級、業績好調だが給与が伸びない

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素材

【勝ち組?】AGCの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

AGCは、ガラス製品・電子部品・化学品・セラミックス製品などを展開する三菱グループのガラス系素材メーカー。1907年に岩崎俊弥が「旭硝子」として創業、日本板硝子と双璧を為す日系ガラスメーカーとして戦前からガラス産業を牽引。苛性ソーダをはじめとする化学品分野でも存在感があり、戦後は電子部品や半導体分野にも積極進出。現在ではガラス・電子・化学品・ライフサイエンス・セラミックスなど幅広く事業展開。自動車用ガラス・フッ素樹脂・フロート板ガラスで世界トップシェアである。

POINT

・日系ガラスメーカー断トツ首位、事業多角化でガラス依存度は低い
・売上高・利益いずれも好調、財務体質も堅実で隙がない
・平均年収825万円と良好だが超高給ではない、福利厚生は住宅補助が手厚い

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コンサルティング

【勝ち組?】野村総合研究所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

野村総合研究所は、野村グループに属するコンサルティングファーム・システムインテグレータ。1988年に野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併して誕生。歴史的経緯から野村ホールディングスが筆頭株主ではあるが、現在では同社の持分法適用会社という関係に留まる。経営コンサル・シンクタンク事業も展開するが、実態としてはIT分野が売上高・利益の大半を占める。金融向けITソリューションに強みを持ち、証券・投資信託・保険・銀行向けの大規模システム開発を得意とする。

POINT

・野村Gのコンサル・IT企業、金融向けITに強く業績拡大が継続中
・過去20年以上に渡って赤字転落歴がない強固な業績基盤
・平均年収1,200万円以上で平均勤続年数14年以上、裁量労働制が大前提

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自動車

【勝ち組?】三菱自動車工業の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

三菱自動車工業は、アジア・北米・欧州などでMitsubishiブランドの自動車を製造・販売する中堅自動車メーカー。戦前から三菱造船(現・三菱重工業)自動車事業部として自動車を製造、1970年に同社から分離独立。アジア地域に早期進出した歴史から、東南アジア地域では高いシェアを有する。現在は同業の仏ルノー・日産自動車とアライアンスを締結、世界第4位の販売台数を誇る巨大グループを形成。四輪駆動技術・軽自動車を得意とし、主力車種はSUV・ピックアップトラック・軽自動車。

POINT

・年産100万台規模の中堅自動車メーカー、日産自動車が筆頭株主
・2020年に業績悪化するも急回復、過去最高益を更新して絶好調
・大卒総合職なら平均年収650~750万円、上級課長で年収1,000万円に

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出版印刷

【勝ち組?】凸版印刷の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

TOPPANホールディングスは、印刷・電子部品・包装材・ITソリューションなどを展開する総合印刷会社。1900年に大蔵省印刷局に在籍していた木村延吉と降矢銀次郎が創業。長年のライバルである大日本印刷と共に、戦前から海外の印刷技術を輸入して国内印刷業を牽引。1950年以降は印刷テクノロジーを核とした事業多角化を推進、現在では印刷業以外が売上高の半分以上。印刷会社としての売上高は世界1位、世界最大の印刷会社である。

POINT

・世界最大の総合印刷会社、印刷に依存しない事業多角化に成功
・売上高・利益いずれも微増傾向にあり、過去最高益も更新する好調ぶり
・平均年収706万円だが若手の昇給は遅め、独身寮はあるが家賃補助はない

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家電 機械

【勝ち組?】セイコーグループの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

セイコーグループは、時計製造を主力とする精密機械メーカー。1881年に服部金太郎が開設した服部時計店を起源に持ち、1890年代から国産懐中時計の量産化に成功した日系時計メーカーの雄。1960年代に世界初のクオーツ腕時計の開発に成功。伝統的なスイス時計メーカーの多くを窮地へと追い込み、腕時計市場を席捲。現在では高級腕時計から普及価格帯に至るまで幅広く時計を販売。社名が類似するセイコーエプソンは当社から諏訪工場が分離した企業である。

POINT

・日本を代表する時計メーカーの一角、低~高価格帯まで幅広く展開
・売上高は回復傾向だが利益率はかなり凡庸、財務健全性も普通
・大卒総合職は30歳で年収480万~550万円ほど、福利厚生は薄め

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家電 工作機械 電機

【勝ち組?】シチズン時計の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

シチズン時計は、時計製造を主力とする精密機械メーカー。1918年に貴族院議員の山崎亀吉が尚工舎時計研究所として設立した。創業から時計製造が一貫して主力事業ではあるが、世界中の時計メーカーに時計機械(ムーブメント)を販売する部品サプライヤーでもある。とりわけクオーツ式ムーブメントは得意分野であり、1999年には累計生産数量17億個がギネス記録に認定。時計製造で培った機械・電子技術を活かして、工作機械・自動旋盤・自動車部品・電子部品など事業多角化にも成功。

POINT

・腕時計と工作機械が主力、時計ムーブメントは世界シェア上位
・COVID-19流行による業績不振から復活、財務体質は大いに健全
・平均年収713万円まで回復、グローバル職は海外赴任・駐在も多い

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半導体 重電 電機

【勝ち組?】三菱電機の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

三菱電機は、エレベーター・パワー半導体・PLC・人工衛星など幅広い電気製品を製造販売する大手総合電機メーカー。1921年に三菱造船から電機製作所が分社化して独立、100年以上に渡って変圧器・電動機をはじめとする重電・軽電機器を製造してきた。多種多様な製品でニッチに稼ぐ戦略を得意としており、特定製品に依存することなく手堅く利益を確保する事業構造。エレベーター・エスカレーターで国内シェア首位、鉄道車両電装品・エンジン電装品・パワー半導体・エアコンなどでシェア上位。

POINT

・三菱Gの総合電機メーカー、BtoB領域では世界的シェアを持つ製品群が多数
・売上高・利益は極めて安定的、財務堅実で自己資本比率60%に迫る
・平均年収827万円と業界上位級だが、労災自殺・不正検査問題などが課題

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石油資源

【勝ち組?】ENEOSの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

ENEOSホールディングスは、石油・天然ガス・石油化学製品・非鉄金属などの製造・販売を手掛ける日本最大手の石油元売企業。2010年に新日本石油と新日鉱ホールディングスが合併して誕生。2017年には東燃ゼネラル石油を完全子会社化し、売上高10兆円を超える世界最大手の石油会社の一角となった。ENEOSブランドでガソリンスタンドを展開しており、国内シェア約45%で首位。傘下企業にはJX金属があり金属事業がエネルギーに次ぐ事業の柱、銅・レアメタル・貴金属などの非鉄金属領域でも存在感。

POINT

・国内で圧倒的首位の石油元売企業、ENEOS・JX金属を擁する
・売上高の上下変動が激しい、利益は年度によりまちまち
・大卒総合職は年収30歳で年収750~850万円ほど、住宅補助が手厚い