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海運会社

【勝ち組?】日本郵船の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

日本郵船は、三菱グループに属する国内最大手の大手海運会社。1885年に初代三菱財閥総帥の岩崎弥太郎によって設立され、戦前から日本のフラッグシップキャリアとしてグローバルな海運輸送網を構築してきた名門企業。現在では800隻以上の船舶を保有、コンテナ船・撒積船・自動車船・タンカー・豪華客船など多種多様な船舶を運航している。海運以外にも陸上輸送・航空輸送・不動産賃貸などの事業も展開。

POINT

・戦前から日本経済を海運で支える三菱Gの海運企業、国内最大手
・売上高は年度による好不調が極端、直近は業績好調で純利益1兆円以上に
・平均年収1,322万円と高待遇だが、海運不況時は900万円台に後退

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電機メーカー

【勝ち組?】SMCの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

SMCは、工場設備の自動化ニーズに特化した空気圧制御機器メーカー。空気を動力源として動作する空気圧制御機器において世界シェア首位を誇る。1856年にエアフィルタ部品を製造販売する焼結金属工業として創業したが、1961年には空気圧機器の製造へと進出。1970年代に日本の製造業が飛躍的な発展を遂げると、製造現場の効率化ニーズを巧みに捉えて空気圧制御機器メーカーとして躍進。現在では世界80ヶ国以上に進出しており、日本・米国・欧州・中国などに研究開発センターを設置。開発~生産~物流~アフターサポートまでを自社で一貫提供する製販一貫体制に強み。

POINT

1.空気圧制御機器で世界シェア首位を誇る業界最大手
2.売上高・利益は成長基調が継続、自己資本比率90%台で財務鉄壁
3.平均年収864万円、平均勤続年数20年以上でホワイト企業

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電機メーカー

【勝ち組?】カシオ計算機の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

カシオ計算機は、腕時計・電卓・電子楽器・電子辞書などを開発製造する電機メーカー。1946年に樫尾忠雄がリレー回路を用いた電子計算機を開発したことで創業、1970年代以降は家庭向けパーソナル電卓”カシオミニ”や腕時計”G-SHOCK”などの爆発的ヒット商品を連発。日本製=安価で高品質のイメージを築き上げた立役者的なメーカー。かつては携帯電話やデジタルカメラにおいても大きなシェアを獲得していたが、スマートフォンの普及による需要激減によって撤退。

POINT

・腕時計や電子辞書などに強み、携帯電話・カメラからは事業撤退
・売上高は2007年から約60%もの減少、利益も微減傾向にあり苦戦
・平均年収は819万円と良い水準、福利厚生もそこそこ良好

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素材メーカー

【勝ち組?】東レの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

東レは、化学繊維・合成繊維・炭素繊維などを製造販売する大手繊維メーカー。1926年に三井物産が設立した東洋レーヨンを源流とし、1970年に現社名の東レへ社名変更。化学繊維がまだ黎明期であった1920年代から生産に着手、1950年代以降に化学繊維の大衆化を追い風に業績を伸ばした。ナイロン・ポリエステル・アクリルの三大合成繊維をすべて生産でき、機能性素材を多角的に展開。炭素繊維では世界シェア首位を誇り、米ボーイングに航空材料として納入する航空部品サプライヤーでもある。

POINT

・日系繊維メーカーとしては断トツ首位の事業規模、炭素繊維は世界シェア1位
・売上高・利益いずれも安定的だが減益傾向、財務体質は健全
・平均年収756万円だが、家賃補助は最大13万/月とかなり恵まれる

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化学メーカー

【勝ち組?】レゾナックの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

レゾナックホールディングスは、半導体材料・電子材料・石油化学品などを展開する大手化学メーカー。昭和電工が2019年に日立化成を買収、2023年に同社と経営統合して誕生。旧昭和電工は1926年に肥料メーカーとして創業。1931年に日本企業として初めて無機肥料量産化に成功して食糧供給改善に貢献。1950年代には石油化学・樹脂など事業多角化を推進、1980年代からは電子・半導体分野への進出を加速。現在では電子材料・樹脂・石油化学・自動車部品などを幅広く展開、半導体後工程材料で世界シェア1位。

POINT

・半導体・電子材料に強い化学メーカー、昭和電工と日立化成が合併して誕生
・売上高・利益いずれも不安定、財務体質も巨額買収で悪化
・平均年収788万円と化学メーカー中堅上位、福利厚生は住宅補助が手厚い