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プラントエンジニアリング

【勝ち組?】千代田化工建設の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

千代田化工建設は、LNGプラント・製油所・銅精錬工場などの設計・建設・保守を主力とする三菱グループの大手プラントエンジニアリング会社。1948年に三菱石油工事部が分離独立して創業、石油精製装置や油脂抽出装置などを設計してプラントエンジニアリング会社としての歩みを始めた。製油所・LNGプラントの建造実績に富み、世界60ヶ国以上での建築実績がある。売上高の約56%はLNG関連施設とガス関係に強く、LNG受入基地建設では業界首位の日揮を差し置いて国内首位のシェアを誇る。筆頭株主は三菱商事であり、会長・社長・役員などの経営層には三菱商事出身者が名を連ねる。

POINT

・プラントエンジニアリング業界で国内2位、LNGプラントに強い
・2018年に深刻な業績悪化で債務超過に転落、三菱商事が救済
・海外赴任者は20代で年収1,000万円を優に上回る

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住宅設備メーカー

【勝ち組?】リンナイの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

リンナイは、給湯器・コンロ・乾燥機・ヒーターなどを販売する国内最大手の総合ガス機器メーカー。1920年に名古屋ガス(現・東邦ガス)の林兼吉・内藤秀次郎が石油コンロ卸売業者として創業。創業当時はスウェーデン製の機器輸入を事業としていたが、戦前にはガス機器の自社開発に着手。戦時中は航空機部品メーカーに転身したが、戦後はガス機器メーカーに回帰。同業のパロマと長年に渡って競合関係にあるが、1990年代以降はリンナイがシェアを伸長。現在では総合ガス機器メーカーとして国内首位。

POINT

・愛知県地盤の国内シェア首位のガス機器メーカー、パロマの永遠のライバル
・売上高は海外展開の加速で緩やかに成長、利益は非常に安定的
・平均年収678万円と企業規模なり、平均勤続年数が18.8年と長い

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金融サービス会社

【勝ち組?】日本M&Aセンターの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日本M&Aセンターホールディングスは、中堅中小企業を対象としたM&A仲介会社。1991年に創業者の分林保弘が設立した日本エム・アンド・エーセンターを源流とし、日本のM&A業界を切り開いた企業である。主力事業のM&A仲介に留まらず、企業再生・再編支援、MBO支援などの事業も展開。約30年に渡る歴史の中で国内地銀・信金の8~9割と提携関係を築き、国内最大級のM&A情報網を完成させている。2006年には、M&A仲介会社として国内初となる東証1部上場を果たした。

POINT

・国内首位のM&A仲介業者、国内M&A業界の始祖鳥的存在
・急成長フェーズは終わるも依然として高利益率、財務体質も大いに健全
・平均年収は1,200万円以上、実力さえあれば若くして超高年収に到達

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IT会社

【勝ち組?】SCSKの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

SCSKは、住友商事グループに属する大手システムインテグレーター(SIer)。2011年に住友商事系の住商コンピューターサービスと独立系のCSKホールディングスが合併して誕生。総合商社のグループ企業であり、特定企業のソフトウェア・ハードウェアに制約されない提案力が強み。顧客企業は8,000社以上、製造業・流通業・金融業などの大手企業が中心、特定業界に依存しない収益構造を構築している。プリペイドカードで高シェアのクオカードを長らく子会社としていたが、2017年に売却。

POINT

1.住友商事Gの大手SIer、自社開発システムも多数
2.売上高は堅調な成長を続けており利益率も良好。財務も堅い。
3.平均年収750万円程度、ただし福利厚生は希薄である点に注意

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素材メーカー

【勝ち組?】日本製鋼所の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

日本製鋼所は、鉄鋼製品・射出成型機・鉄道部品・防衛機器などを展開する大手鉄鋼メーカー。1907年に日本政府の主導により英・アームストロング社と英・ヴィッカース社の協力により北海道室蘭市に鉄鋼・兵器メーカーとして設立。戦前から兵器製造を主力としていたが、終戦後には産業機械・発電機器・鉄道部品などに事業を多角化。現在では、射出成型機・原子炉容器・蒸気発生器などで世界シェア首位級、電気自動車向け電池部材フィルム装置で世界シェア1位。防衛省・海上保安庁向けの防衛機器にも強い。

POINT

・旧国策企業として北海道で創業、射出成型機・原子炉容器で世界シェア首位級
・売上高・利益いずれも安定的で横ばい、財務体質はかなり良好
・平均年収686万円だが年功序列色が強い、独身寮・社宅が充実