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石油資源

【勝ち組?】富士石油の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

富士石油は、原油の原油受入・貯蔵・精製を主力とする石油会社。1964年に住友化学工業(現・住友化学)・東京電力・アラビア石油・日本砿業(現・ENEOS)らが共同出資して設立。1968年には千葉県袖ケ浦市で袖ケ浦製油所を操業開始、現在に至るまで同製油所を中核とした製油事業を展開。東京湾の入り口にあたる立地優位を活かし、燃料油は出光興産、重油はJERA、ナフサは住友化学、石油ピッチを日本製鉄へと供給。袖ケ浦製油所の精製能力は14万バレル/日を超え、日本国内の精製能力の約4%を占める。

POINT

・千葉県袖ケ浦市での石油精製に特化した石油会社、大手企業との取引が多い
・2019年に売上高・利益が急減したが同年以降は回復傾向、利益率は高くはない
・平均年収749万円だが住宅補助は良好、僻地転勤のリスクは皆無

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電力

【勝ち組?】沖縄電力の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

沖縄電力は、沖縄県全域を管轄する地方電力会社。1952年に(米国統治下の沖縄において)米国政府が主導して琉球電力公社として設立。1972年に沖縄の本土返還に伴い、日本国政府・沖縄県が出資する特殊法人として発足。1988年には民営の株式会社へと移行。全発電量の90%以上を火力発電で補い、離島も含めた沖縄県全域への電力供給を担う。管轄エリアの狭さから、地方電力会社として最小の事業規模となっている。沖縄県知事が大株主に名を連ねており、発行済株式数の約4.97%を保有。

POINT

・沖縄県全域を管轄する地方電力会社、沖縄県におけるトップ企業の一角
・2022年に過去最悪の赤字を計上、財務体質もやや悪化
・平均年収774万円かつ住宅補助が充実、沖縄県では傑出した社会的名声

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電力

【勝ち組?】四国電力の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

四国電力は、四国エリア全県を管轄する地方電力会社。1951年に四国配電と日本配送電が合併して設立。1977年には伊方原子力発電所を運転開始、四国地方の電力消費量の約40%を支える原子力発電所として発展させた。現在では売上高において電力業界10位となっている。四国地方で最大の企業グループである四国電力グループを形成、電気工事会社(四電工)・システム開発会社(STNet)など傘下企業数は40社を超える。

POINT

・四国全域を管轄する地方電力会社、四国電力グループを形成
・2021年から2年連続で最終赤字に転落したが2023年には急回復
・平均年収766万円かつ住宅手当が充実、四国地方では卓越した名声

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半導体

【勝ち組?】キオクシアの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

キオクシアは、NAND型フラッシュメモリを主力とする大手半導体メーカー。1987年に東芝が世界初のNAND型フラッシュメモリを発明して事業化。1992年に三重県四日市市でメモリ工場を稼働開始、世界トップシェアの一角を占めるまでに成長を遂げた。東芝の経営危機に伴い、2017年に事業分社化した上で売却。2019年に東芝メモリから現社名・キオクシアに社名変更された。現在ではNANDフラッシュメモリで世界シェア上位5社に数えられる業界大手。

POINT

・東芝から分離独立した大手半導体メーカー、NAND型フラッシュメモリに注力
・売上高・利益は2021年から下落傾向、財務体質も連続赤字で悪化傾向
・総合職・30歳で年収600万円以上が目安、三重県四日市市では地元の雄

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菓子 製薬 食品

【勝ち組?】明治の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

明治ホールディングスは、乳製品・菓子・医薬品などを主力とする総合食品・菓子・医薬メーカー。1916年に東京都で菓子メーカーとして創業、戦前からキャラメル・ビスケットなどの生産を本格化。終戦後にはペニシリンの生産を開始して薬品事業に進出。2009年には同根企業であった明治乳業と経営統合を果たし、2011年には薬品事業をMeijiSeikaファルマとして企業化。現在ではヨーグルト・プロテイン・チョコレートで国内シェア首位、国内外グループ会社61社を擁する食品・菓子・医薬メーカーとして君臨。

POINT

・日系菓子メーカーとして最大の規模を誇る、乳製品・医薬品にも強い
・売上高・利益は横ばい傾向、景気後退局面も含めて利益は安定的
・総合職の30歳で年収650万円以上で住宅補助が手厚い、選考倍率が極端に高い