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銀行

あおぞら銀行の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

あおぞら銀行は、不動産・事業再生ファイナンスに強みを持つ普通銀行。1957年に政府主導で設立された日本不動産銀行を源流とし、1977年に日本債券信用銀行へと行名変更。1998年にバブル崩壊の影響で経営破綻、一時国有化された後に再び民営化された。現在においても不動産業界・中小企業向け融資に強い銀行として知られ、経営不振に陥った企業向けに投資する事業再生ファンドで著名。地方銀行との提携にも熱心であり、子会社のあおぞら地域総研を通じて地方銀行向けアドバイザリーも展開。

POINT

1.大手金融グループに属さない中堅銀行、事業再生に強み
2.2022年は利益急減するも一過性、財務体質は健全で問題ない
3.人事制度改革で平均年収869万円に上昇、福利厚生も手堅い

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商社

神鋼商事の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

神鋼商事は、鉄鋼材・非鉄金属・鉄鉱石・石炭などを主力とする鉄鋼系専門商社。1946年に神戸製鋼所がメーカー直結商社として設立、創業当時から鉄鋼系専門商社として事業拡大。神戸製鋼所の製品販売だけではなく、鉄鋼生産に必要となる石炭・鉄鉱石の供給も担うことで同社のサプライチェーンの根幹を支える。神戸製鋼所が得意とする自動車業界・造船業界との取引関係が厚く、アメリカ・メキシコでは日系自動車メーカー向け素材・部品の製造~販売までを手掛ける。

POINT

1.神戸製鋼所Gの鉄鋼系専門商社、大阪府に本社を置く在阪商社の一角
2.売上高・利益いずれも好調だが、財務体質はそこそこレベル
3.平均年収895万円だが業績悪化すると600万円台まで後退、賞与比率が高め

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商社

日鉄物産の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

日鉄物産は、鉄鋼製品・産業機械・輸入食肉・線日製品などを主力とする日本製鉄グループの鉄鋼系専門商社。1977年に新日本製鉄が設立した日鐵商事を源流とし、2013年に住金物産と合併して誕生。日本製鉄グループに属しながらも上場企業として自主独立の道を歩んでいたが、2023年に日本製鉄による株式公開買付によって完全子会社化。旧住金物産がイトマン事件で経営破綻した総合商社・イトマンを1993年に吸収合併した歴史的経緯から、鉄鋼分野以外においてもネットワークを有している。

POINT

1.日本製鉄Gの鉄鋼系専門商社、三井物産も一部出資
2.売上高・利益いずれも過去最高圏で好調、財務体質もそこそこ優良
3.30歳で年収850万~900万円ほど、住宅手当が極めて手厚い

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商社

稲畑産業の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

稲畑産業は、合成樹脂・化学品・電子材料・日用品などを主力とする化学系専門商社。1890年に稲畑勝太郎が染料商社として創業、戦前から世界各地へ支店を設置して染料・香料などの貿易事業を営んだ。戦後には事業多角化を進め、化学品以外の事業を積極開拓。現在では売上高の約半分を合成樹脂が占めるほか、輸入冷凍ブルーベリーでは国内シェア首位。1944年に国策で住友化学と一時的に合併した歴史があることから、同社とは70年以上に渡る取引関係・資本関係があり親密。

POINT

1.大阪本社の化学系専門商社、住友化学と長年に渡り蜜月関係
2.売上高・利益いずれも好調で成長基調、財務体質も大いに健全
3.平均年収913万円だが総合職なら更に良好、福利厚生も恵まれている

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半導体製造装置メーカー

アドバンテストの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

アドバンテストは、半導体業界向けテストシステム・計測機器を主力とする半導体製造装置メーカー。1953年に微小電流計の製造を目指して創業、1970年代には半導体の品質を出荷前に自動検査するテストシステム分野へと進出。現在においては同分野で米テラダインと世界シェアを二分する最大手であり、自動検査工程に必須となるシステム・ハンドラ・インターフェースをワンストップで提供できる点に強み。米エヌビディア社との取引関係が深い。

POINT

1.半導体テストシステムで世界2強の一角、世界シェアは首位
2.売上高・利益いずれも絶好調で成長基調、財務体質も大いに健全な水準
3.平均年収1,010万円だが賞与比率は高め、福利厚生もそこそこ良好