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電機メーカー

セイコーエプソンの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

セイコーエプソンは、プリンタ・プロジェクター・スキャナーなどを製造する電機メーカー。1942年にセイコーグループの協力会社として創業した大和工業が源流であるが、1959年にセイコー諏訪工場を譲り受けてセイコーの社名を冠するようになった。創業当初から時計製造をコア事業としていたが、1980年代に半導体・プリンタ分野へと進出。現在ではプリンタなどの電機製品が主力製品となっている。現在もセイコーグループは大株主ではあるが保有割合は3.46%に過ぎず、資本関係は極めて薄い。

POINT

1.セイコーG系の電機メーカー、プリンタで世界シェア第3位
2.売上高はやや停滞気味だが直近は為替と値上げの恩恵で急増、財務も堅い
3.平均年収750万円程度、地盤の長野県では極めて評価が高いメーカー

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サービス会社

セコムの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

セコムは、総合セキュリティサービス・防災サービス・情報セキュリティなどを提供する警備サービス会社。1962年に飯田亮が創業した日本警備保障を源流とし、1983年に現社名のセコムに社名変更。日本初の警備サービス会社であり、1964年の東京オリンピックでは選手村の警備を担当。警備拠点数は国内2,600拠点と国内首位、業務自動化にも熱心であり防犯・防災設備でも最先端の技術力を有する。事業多角化にも熱心であり、KDDIの前身企業であるDDIの創業に出資した25社のうちの1社。

POINT

1.国内首位の綜合警備サービス企業、事業多角化にも熱心
2.売上高はやや停滞気味だが利益は安定的であり、財務も堅い
3.平均年収590万円程度、大量採用を行っており学歴にも寛容

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不動産会社

【勝ち組?】住友不動産の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

住友不動産は、住友グループに属する大手総合不動産デベロッパー。1949年に住友本社の不動産部門が財閥解体により分離独立。独立当初はビル3棟のみの所有であったが、1950年代以降に規模拡大に成功。現在ではマンション供給戸数で国内首位かつ、土地保有額では三井不動産・三菱地所に肉薄。昨今では都心部の構想タワーマンションの開発にも熱心。戸建分野にも強く、リフォームブランドの”新築そっくりさん”はリフォーム業界において首位級の存在。

POINT

1.マンション領域で国内首位級の財閥系の大手総合不動産デベロッパー
2.売上高は成長基調、マンションブームで過去最高益を更新
3.大卒総合職なら年収は1000~1300万円に到達、総合職採用は超高難易度

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銀行

SBI新生銀行の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

SBI新生銀行は、カードローンなどのノンバンク事業を得意とする普通銀行。1960年に長期信用銀行法により設立された日本長期信用銀行がバブル崩壊で破綻、国有化されたことで誕生した銀行である。2000年に国有から民間に売却された際に新生銀行の社名へ一新され、アプラスやレイクなどの消費者金融事業を相次いで傘下に収めた。2022年には紆余曲折を経ながらSBI地銀ホールディングスが同行株式の47.7%を取得。SBI新生銀行へと社名変更され、経営体制も一新された。

POINT

1.かつての長期信用銀行、大手銀行の一角だが稼ぎ頭はノンバンク事業
2.業績は斜陽傾向だが、SBIホールディングス傘下入りで変化の兆しも
3.平均年収は750万程度、金融業としては物足りない水準

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IT会社

日鉄ソリューションズの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

日鉄ソリューションズは、日本製鉄グループに属するシステムインテグレーター(SIer)である。1980年に日本製鉄が設立した日鐵コンピュータシステムを源流としており、1988年には日本製鉄の情報システム部門を吸収。最近ではグループ外とのビジネス拡大に注力、現在では売上高の約80%を日本製鉄以外から獲得している。大手企業・官公庁などを相手に、情報システムの企画からソフトウェアの開発、ハードウェア等機器の選定及びシステムの運用や保守等、総合的なサービスを提供。NS-Solとも呼ばれる。

POINT

1.日本製鉄系のSIerだが、売上高の大半をグループ外から獲得
2.売上高・営業利益いずれも成長基調、財務体質も極めて健全
3.平均年収844万円、規模で上回る同業他社よりも平均年収は厚い