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物流

【勝ち組?】三井倉庫の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

三井倉庫ホールディングスは、三井グループに属する倉庫業・物流業・不動産業を主力とする大手物流会社。1909年に三井銀行倉庫部が分離独立して設立、1942年に現社名の三井倉庫へ社名変更。あらゆる物品を輸送・保管・荷役するトータルサプライチェーンサービスを提供する他、不動産事業ではオフィスビル・物流倉庫などを多数展開。かつて業界中位級であったが、積極的M&Aによる規模拡大で業界首位級まで急拡大。三洋電機ロジスティクスやソニーサプライチェーンソリューションズを買収している。

POINT

・三井銀行から分離独立した財閥系倉庫、積極M&Aで業界首位級へ躍進
・売上高・利益は過去最高圏、財務体質も自己資本比率41.7%まで回復
・総合職は30歳で年収580万円〜が目安、福利厚生はそこそこ

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農林水産 食品

【勝ち組?】カゴメの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

カゴメは、ケチャップ・野菜ジュース・サプリメントなどを製造販売する大手食品メーカー。1914年に蟹江一太郎がトマトケチャップの本格生産に成功したことで創業、戦前からトマトジュース・ケチャップ・ウスターソースなどを展開。現在においても野菜生活100・トマトジュース・ケチャップなどで著名。農業振興にも注力しており、日本の緑黄色野菜の18.5%を供給する農業大手でもある。トマトの保有遺伝子は約7,500種に及び、種子開発・栽培・収穫・加工・販売までを自社一貫対応。

POINT

・トマト分野で断トツ首位の大手食品メーカー、農業・種子事業も展開
・売上高・利益は極めて安定的、財務体質も自己資本比率50%以上
・平均年収799万円と名古屋企業では上位、採用数が少なく入社難易度は高い

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日用品

【勝ち組?】ミズノの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ミズノ(正式表記:美津濃)は、スポーツ用品・スポーツ施設開発・スポーツ施設運営などを手掛ける総合スポーツ用品メーカー。1906年に水野利八・水野利三が水野兄弟商会として創業、野球ボール・スポーツウェアなどを展開。100年以上に渡ってスポーツ用品を展開してきた老舗スポーツ用品メーカーであり、あらゆるスポーツ分野に事業展開。スポーツ施設の運営受託にも進出、全国1,112施設の運営を手掛ける。スポーツ用品業界において世界上位10社に数えられる大手企業。

POINT

・日系スポーツ用品メーカーではアシックスに続く第2位、大阪本社
・売上高・利益は2021年から改善傾向に転換、財務体質は大いに堅実
・平均年収707万円で福利厚生も普通レベル、社内部活制度が充実

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プラントエンジニアリング 石油資源

【勝ち組?】三井海洋開発の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

三井海洋開発(略称:MODEC)は、浮体式海洋石油・ガス生産設備(以下、FPSOと表記)を設計・据付・運用する洋上プラント開発会社。1968年に三井物産と三井造船が共同出資して設立、1991年には三井造船の子会社に。FPSO分野における唯一の日本企業であり、蘭SBMオフショアと世界シェアを二分する最大手。FPSOの建造実績は49基に及び、自社でもFPSO20基を操業してブラジル沖・ガーナ沖などで石油・ガスの採掘・生産を担う。2022年には親会社の三井E&Sが保有株を一部売却、同社の連結子会社から離脱。

POINT

・FPSOで唯一の日本企業にして世界2強の一角、海外売上高比率100%
・売上高・利益はCOVID-19影響で悪化するも2022年に黒字回復
・海外赴任者は20代で年収1,000万円を優に上回るが、危険地域も多い