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【勝ち組?】TDKの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

TDKは、コンデンサ・フェライトコア・センサ・バッテリー・HDDヘッドなどを幅広く展開する電子部品メーカー。1935年に齋藤憲三がフェライト量産化を目指して創業。1950年代にはラジオ・テレビ向けの磁性材料の量産を本格化。1970年代には音楽用カセットテープでシェア首位級まで登り詰め、1980年代にはビデオテープやフロッピーディスクにも進出。1990年代からは記録メディア依存を脱すべく電子部品・センサに事業を多角化、2010年代にはバッテリー分野で頭角を示した。現在は電子部品・磁気製品・バッテリーで世界的シェアを誇り、電子部品分野ではニデック京セラ村田製作所と並ぶ業界最大手。米・Apple社向けにiPhone用バッテリーを供給する一大サプライヤでもある。

POINT
  • スマートフォン用バッテリーに強い電子部品メーカー、磁性材料が祖業
  • 売上高・利益いずれも好調で過去最高圏、財務体質もかなり良好
  • 平均年収830万円と電子部品メーカー上位級、福利厚生はそこそこレベル
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:67(上位)

    電子部品メーカーとしては業界上位トップクラスの給与水準。業績好調かつ財務体質も堅いが、バッテリー分野への依存度の高さが強みでありリスクでもある。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用人数は年間120人~170人ほど。一般知名度はそこそこであるため、選考倍率も極端な高倍率にはならない。事務系総合職の採用は年間20人ほどと少なく、理系優位。
    採用大学:【国公立】大阪大学・千葉大学・広島大学・信州大学・岡山大学・秋田大学・電気通信大学・名古屋工業大学・室蘭工業大学など、【私立】慶応義塾大学・早稲田大学・上智大学・立教大学・中央大学・法政大学・日本大学・東京理科大学・芝浦工業大学・工学院大学・東京電機大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    TDKの売上高は2021年まで1.1兆〜1.4兆円で推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる売上高2.2兆円に到達*1。営業利益も2022年から増加傾向にあり、2025年には過去最高となる2,241億円に到達している*2。
    *1:2022年以降の業績好調の要因は、①ノートPC・スマートフォン需要拡大によるバッテリー販売増、②データセンター開発活況によるHDD関連製品の販売増、③電気自動車向け電子部品の需要増、など。
    *2:2025年に営業利益が増加した理由は、①ICT機器向け二次電地・センサ類の販売好調、②データセンター需要の増加によるハードディスク向けヘッド・サスペンションの販売急増、③前年度に実施した構造改革による利益率の改善、④為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    TDKは、受動部品事業(コンデンサ・コイル・フェライトコア・高周波部品・圧電材料部品など)、センサ応用製品事業(圧力センサ・磁気センサ・MEMSセンサなど)、磁気応用製品事業(HDD用ヘッド・HDD用サスペンション・マグネットなど)、エナジー応用製品事業(バッテリー・電源など)、その他事業(メカトロニクス・カメラ用マイクロアクチュエータなど)、の5事業を有する。
    当社は多種多様な電子部品を販売しているが、現在はエナジー応用製品事業が傑出した存在。米・アップル社や韓・サムスン社の主力製品にも子会社・ATLのバッテリーが搭載されており、エナジー事業だけで売上高の約53%・利益の約84%を稼ぎだしている。ハードディスク向け磁気ヘッドにおいても世界シェアの約30%を掌握、世界的な競争力を誇っている。

    ✔最終利益と利益率

    TDKの純利益は2021年まで570億〜820億円で推移していたが、同年以降は増加傾向。2025年には過去最高となる純利益1,671億円に到達している。営業利益率は長期的に7%〜10%で推移しており、電子部品メーカーとしては良好な水準を安定的に維持している。

    ✔自己資本比率と純資産

    TDKの自己資本比率は長年に渡って40%台で推移していたが、2025年には50.8%まで増加。負債に依存し過ぎない事業運営ができており、安定的な利益体質を加味すれば財務健全性は大いに良好である。純資産は2021年から右肩上がりで増加しており、2025年には1.81兆円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    TDKの平均年収は2024年まで780万~810万円で推移していたが、2025年には830万円に上振れ。総合職の場合、30歳で年収600万~720万円ほど、課長職レベルで年収980万~1,150万円が目安。平均年齢は43.2歳(2025年)と大手企業の標準的な水準を僅かに上回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    TDKの単体従業員数は長期的な増加傾向が続いており、2025年には6,241人規模の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は10.1万人にも達する。平均勤続年数はやや減少傾向にあるが、それでも17.2年(2025年)とかなり長め。

    総合評価

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