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【勝ち組?】三菱ガス化学の就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

三菱ガス化学は、天然ガスを原料とするメタノール・アンモニア分野における基礎化学原料・機能材料を展開する三菱グループの化学メーカー。1972年に三菱江戸川化学と日本瓦斯化学が対等合併して設立。ベネズエラやサウジアラビアなどにメタノール製造プラントを有しており、メタノールでは国内シェア首位。機能化学品分野にも強く、ポリカーボネートやレジンプリント配線板用材料において世界首位級。社名が類似する三菱ケミカルグループとは特段の資本関係はない。

POINT

・メタノール分野では国内シェア40%以上、シェア1位の大手化学メーカー
・化学メーカーでありながら利益確保は安定的、財務体質も極めて健全
・大卒総合職なら平均年収900万円以上、福利厚生も手厚い

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化学メーカー

フジミインコーポレーテッドの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

フジミインコーポレーテッドは、研磨材・研削材の製造販売を主力とする化学材料メーカー。1950年に越山照次が人工研磨剤の生産を目指して創業。国産初となる人工研磨剤の量産化に成功し、約70年に渡って同分野を牽引してきた。1967年にはシリコンウエーハ向け研磨剤の生産を開始し、超精密領域での表面加工技術を確立。現在では半導体メーカー向け超精密研磨剤では世界シェア90%にも迫る最大手である。世界の大手半導体メーカーを顧客としており、海外売上高比率は77%にも達する。

POINT

1.愛知県地盤の人工研磨剤メーカー、半導体向け超精密研磨剤で世界首位
2.売上高・利益いずれも絶好調で成長基調、財務体質も驚異的な健全性
3.平均年収1,086万円と愛知県下トップクラス、福利厚生もそこそこ良好

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DICの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

DICは、インキ・有機顔料・液晶材料・樹脂製品・ヘルスケア食品などを幅広く展開する化学メーカー。1908年に川村喜十郎が印刷用インキの製造を目的に創業、戦前から総合インキメーカーとして君臨した。現在では総合化学メーカーとして事業領域を拡大しており、印刷インキ・有機顔料・PPSコンパウンドでは世界シェア首位級。戦前から海外展開に熱心であり海外売上高比率は67%にも達する、世界63ヵ国にグループ会社190社を擁する世界屈指の総合インキメーカーとなっている。

POINT

1.印刷インキで世界トップの化学メーカー、脱インキ・事業多角化を推進
2.売上高は増加するも利益は伸び悩む、財務体質は普通レベル
3.平均年収758万円だが福利厚生は良好、残業が少ない社風

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デンカの企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

デンカは、カーバイド・電子材料・肥料・医薬品・ファインセラミックスなどを製造する化学メーカー。1912年に藤山常一博士がカーバイド生産を目的に創業、1915年に三井財閥の有力者によって再編された。カーバイド生産の国内シェアは90%にも達するが、1960年代以降には石油化学・特殊混和材・医薬品・ファインセラミックスにも進出しており事業多角化に成功。現在では球状アルミナ・アセチレンブラック・クロロプレンゴムなどで世界シェア1位、カーバイド・モーター基板・リチウムイオン電池正極材でも国内1位。

POINT

1.事業多角化に強みをもつ中堅化学メーカー、世界的シェアの製品多数
2.売上高・利益いずれも安定的、財務体質においても大いに健全な水準
3.平均年収が右肩上がりで増加して直近では768万円に到達、福利厚生も良好

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日本触媒の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

日本触媒は、高吸水性樹脂・酸化エチレン・アクリル樹脂などを製造する大手化学素材メーカー。1941年に無水フタル酸の生産を目的に大阪府で創業、1959年には酸化エチレンを製品化してポリエステル繊維・ペットボトル・洗剤などの原料として大量消費社会の到来を支えた。現在では、①紙おむつなどに使われる高吸水性樹脂、②酸化エチレン・アクリル樹脂などの化学品、が主力製品。高吸水性樹脂において世界シェア1位である他、アクリル酸でも世界シェア3位を誇る。

POINT

1.基礎化学品・機能性化学品を主力製品とする化学素材メーカー
2.売上高・利益が一時悪化したが回復傾向、財務体質は超優良
3.平均年収782万円だが賃上げペース緩慢、福利厚生はまずまず