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【勝ち組?】古河機械金属の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

古河機械金属は、鉱山機械・ユニック・銅精錬を主力とする古河グループの機械メーカー。1875年に古河市兵衛が朝倉銅山の開発を目指して創業。1910年代から金融・電機・電線事業など事業多角化を急速に進め、戦前日本において古河財閥として君臨。戦後は財閥解体を受けたが、鉱山経営を軸に再建。1970年代には石炭・鉱山事業から撤退、鉱山機械と銅精錬を主力事業とした。現在ではトンネルドリル・油圧クローラードリル・ユニッククレーンで国内シェア首位級、高純度金属ヒ素では世界シェア約60%を誇る。富士通富士電機ファナック古河電気工業横浜ゴムなどの名だたる企業を生み出した名門企業。

POINT

・旧古河財閥の始祖となった名門企業、現在は機械事業と金属事業が柱
・売上高・利益いずれも安定的、財務体質の健全化が進む
・平均年収822万円だが年功序列色が強い、古き良き日本企業の社風

就職偏差値と難易度

✔就職偏差値:64(中堅上位)

かなりの勝ち組サラリーマン。日系大企業としては上位級の待遇をしっかりと得られる。給与・待遇は大手企業の中でも上位クラス、満足度の高い人生を安定して歩むことができる可能性が高い。
詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:やや難関

総合職の採用数は年間20人~40人ほど、うち事務系採用枠は10人~15人ほど。古河グループ源流の名門企業だが一般知名度は低く、極端な高倍率にはなりにくい。
採用大学:【国公立】九州大学・北海道大学・神戸大学・筑波大学・金沢大学・愛媛大学・富山大学・東京農工大学・室蘭工業大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・青山学院大学・同志社大学・関西大学・立命館大学・成蹊大学など(出典:リクナビ2025

業績動向

✔売上高と営業利益

古河機械金属の売上高は2020年まで1,590億~1,740億円ほどで安定していたが、同年以降はやや上振れ傾向にある*1。2022年には過去最高となる売上高2,141億円に到達している。営業利益は55億〜97億円ほどで安定的に推移しており、景気後退局面にも底堅い。
*1:2021年から売上高が伸びた理由は、①世界的な資源価格高騰による金属事業の売上高・利益の増加、②ロックドリル事業における主力製品の値上げ措置、③為替レートの円安推移による為替効果、など。

✔セグメント別の状況

古河機械金属は、産業機械事業(ポンプ・破砕機・ベルトコンベア・橋梁など)、ロックドリル事業(クローラドリル・油圧ブレーカ・油圧圧砕機、トンネル工事・鉱山機械など)、ユニック事業(トラック・船舶用クレーンなど)、金属事業(電気銅・電気金・硫酸など)、電子事業(高純度金属ヒ素・窒化アルミセラミックス・コイルなど)、化成品事業(硫酸・亜酸化銅など)、不動産事業(不動産賃貸など)、その他事業(金属粉体・物流事業など)、の8事業を有する。
当社は売上高において金属事業が約46%を占めるが、利益においては機械(産業機械・ロックドリル・ユニック)で約60%を稼いでいる。即ち、金属事業で規模を稼ぎつつ、機械事業で利益を稼ぐ構造である。ただし、新たな中期経営計画では機械事業を主力事業に位置付け、機械メーカーへの転身を図っている。

✔最終利益と利益率

古河機械金属の純利益は2022年まで45億〜60億円ほどで安定していたが、2024年には過去最高となる186億円まで急伸。が、これは政策保有株の売却による一過性の要因である*2。営業利益率は長期的に3%〜5%ほどで推移しており、利益率はさして高くはないが安定感がある。
*2:当社は古河グループ源流企業として、当社から分離・派生していった古河電気工業富士電機横浜ゴム日本ゼオンなどの株式を保有してきた歴史がある。が、政策保有株への売却圧力をうけて2023年から売却を開始。株式売却に伴って特別利益が計上されている(参考リンク)。

✔自己資本比率と純資産

古河機械金属の自己資本比率は緩やかな増加傾向が続いており、2024年には50.9%まで増加している。負債に依存しすぎない事業運営ができており、財務健全性は良好である。純資産も長期的な増加傾向が続いており、2024年には1,335億円に到達している。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

古河機械金属の平均年収は760万~790万円ほどで推移しており、機械メーカーとしては上位クラスの待遇である。総合職の場合、30歳で年収560万~630万円、課長職レベルで年収900万~1,050万円ほどが目安となる。平均年齢は45.6歳(2024年)と、大手企業の標準的な水準をやや上回っている。

✔従業員数と勤続年数

古河機械金属の単体従業員数は200人〜210人ほどに過ぎず、従業員の多くは持株会社の傘下にある事業会社に属している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は2,900人ほど。平均勤続年数は18.1年(2024年)と、大手企業の標準的な水準を上回っている。

総合評価

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