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【勝ち組?】ジャフコグループの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ジャフコグループは、ベンチャー投資・バイアウト投資・ファンド運営などを手掛ける国内最大級のベンチャーキャピタル。1973年にベンチャー投資を目的として野村證券日本生命・三和銀行の合弁会社として設立。1982年には日本初となるベンチャーファンドを設立し、ファンドを通じた未上場企業投資を本格化。バブル崩壊後には株式市場の低迷に苦しむが、投資先のベンチャー企業への支援業務を強化しながら事業基盤を維持。2000年代からはITベンチャーへの投資を拡大、スタートアップ市場拡大と歩調を合わせる形で存在感を高めた。現在では、累計投資先数は4,200社以上、累計ファンド運用総額は1兆円を超える。

POINT
  • 日本最古かつ最大のベンチャーキャピタル、旧野村グループ
  • 売上高・利益は市況次第で変動が大、財務体質は健全で借り入れ依存が低い
  • 平均年収1,266万円、新卒でVC業界に入社できる稀有な企業
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:77(最高峰)

    高いキャリア価値を得られる企業として知られ、給与水準においても平均年収1,000万円を優に超える。一般知名度は極めて低いが、ハイキャリアからの評価は非常に高い。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:至難

    総合職の採用人数は年間5人~8人のみ。国内最高峰のベンチャーキャピタルとして著名であり、ハイレベル大学からの応募が多い。高待遇かつ貴重な経験を得られる企業だけあって競争は激しい。
    採用大学:【国公立】東京大学・東京工業大学・京都大学・大阪大学など、【私立】慶応義塾大学・早稲田大学・東京理科大学など(出典:ジャフコYourPartners

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    ジャフコグループの売上高は通常の事業会社とは異なる収益構造ゆえに上下変動が激しい*2。2023年には売上高140億円に沈んだ一方、2025年には296億円まで回復。営業利益は長期的に80億~170億円ほどで推移しているが、2023年のみ営業損失▲44億円を計上*2。
    *1:当社の売上高は主にファンド管理報酬・成功報酬・キャピタルゲインから構成される。それゆえ金融マーケット、特に株式市場の好不況により業績を大きく左右される事情がある。
    *2:2023年は世界的に金融引き締めが進んだことで事業環境が悪化。キャピタルゲインが大きく減った他、将来の業績悪化に備えた投資損失引当金を繰入したことで赤字転落。

    ✔セグメント別の状況

    ジャフコグループは、ファンド運用事業(ベンチャー投資・バイアウト投資・投資ファンド運営・投資先への経営アドバイザリーなど)のみの単一事業会社である。
    当社の主力事業は、ファンド運営を通じたベンチャー投資およびバイアウト投資が中核である。金融機関・事業会社などの出資者から集めた資金を自ら組成したファンドを通じて未上場企業へ投資し、IPOやM&AによるEXITを通じてリターンの獲得を図るモデルである。単なる資金提供にとどまらず、投資後は経営関与を深めながら投資先の企業価値向上を支援し、売却価値そのものを高めていく点に特徴がある。収益源は、①ファンド運営に伴う管理報酬、②投資成果に応じて得る成功報酬、③ファンドへの自己出資分から得られるキャピタルゲイン、の3本柱で構成される。つまり、安定収益である運用報酬と、市況やEXIT環境に応じて大きく変動する成果報酬・売却益が組み合わさった構造といえる。当社は「厳選集中投資」を掲げており、案件数を無制限に広げるのではなく、有望企業へ絞って資金と支援を投下することで高い投資倍率の実現を目指している。したがって当社の実態は、未上場企業の成長支援を通じて収益を上げるベンチャーキャピタル型の運用ビジネスであり、ファンド規模拡大と投資成果の両立が成長の鍵を握る。

    ✔最終利益と利益率

    ジャフコグループの純利益は、2021年・2023年に大きく増加*3しているが、同年を除けば70億円~240億円ほどで推移している。営業利益率は平常時には40%~60%で推移しており、極めて高利益率である。2022年のみ営業利益率▲31%まで急悪化したが、これは一過性の要因。
    *3:2023年は本業は赤字転落していたが、有価証券売却による特別利益で純利益を確保。長年に渡って保有していた野村総合研究所の株式をすべて売却して特別利益637億円を計上。

    ✔自己資本比率と純資産

    ジャフコグループの自己資本比率は80%以上の高水準で推移しており、大いに健全な水準にある。ベンチャー投資は自己資金とファンド資金によって賄っており、有利子負債は頼っていない。純資産は2021年に2,152億円まで増加したが、同年以降はピークアウトしている。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    ジャフコグループの平均年収は2020年を除けば1,160万~1,370万円ほどで推移している。総合職の場合、30歳で年収900万~1,050万円、課長職レベルで年収1,500万~1,800万円ほど。総じて、大手金融機関をも上回る給与水準を達成している。平均年齢は42.4歳(2025年)と大手企業の標準的な水準。

    ✔従業員数と勤続年数

    ジャフコグループの単体従業員数は131人(2025年)に過ぎず、少数精鋭の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は160人ほど。平均勤続年数は13.5年(2025年)まで微減しているが、これは採用強化による従業員数の増加の反動減である。

    総合評価

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