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工作機械

【勝ち組?】アイダエンジニアリングの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

アイダエンジニアリングは、多種多様なプレス機を展開する工作機械メーカー。1917年に会田陽啓がプレス機製造を目的に創業した会田鉄工所を源流とし、1933年には国産初となるナックルジョイントプレス機を開発。1959年には東京から神奈川県・相模原市へと本社移転。プレス機専業メーカーとしては独・シューラーに続く世界2位の規模。出荷数の約80%が自動車メーカー・自動車部品メーカーへと納入しており、日本の自動車産業をプレス技術で支える。

POINT

・プレス機専業メーカーとして世界2位の大手、自動車メーカーが顧客
・売上高・利益は回復傾向に転換、財務体質は優良で実質無借金経営
・平均年収622万円と業界中位、神奈川県相模原市に主力拠点が集積

就職偏差値と難易度

60 70 80 90 100 給与待遇 社会的名声 入社難易度 事業規模 事業安定性 事業競争力

※レーダーチャートは評価基準の6項目を50~100の指数に換算した結果です。就職偏差値の詳しい評価理由は総合評価をご参照ください。

✔就職偏差値:58(中堅)

上場企業・著名企業に勤務するサラリーマンとしては中堅クラスの待遇を得られる。安定性や待遇に目立った課題はほぼなく、良好な人生を送ることができる可能性が高いだろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:中難易度

総合職の採用人数は年間10人~15人と少ない。一般知名度は極めて低いが、地盤である神奈川県相模原市エリアに限れば多少の知名度がある。かなりの穴場企業。
採用大学:【国公立】金沢大学・滋賀大学・群馬大学・琉球大学・東京都立大学・電気通信大学など、【私立】明治大学・中央大学・法政大学・同志社大学・日本大学・東海大学・専修大学・近畿大学・拓殖大学・芝浦工業大学・工学院大学・東京電機大学・東京工科大学など(出典:マイナビ2027)

業績動向

✔売上高と営業利益

アイダエンジニアリングの売上高は2018年に過去最高となる840億円に到達したが、2020年には580億円に後退*2。同年以降は回復傾向にあり、2024年は売上高760億円となっている*2。営業利益は2022年に15.4億円まで低下したが、2024年には55.2億円にまで回復している。
*1:2020年まで売上高・利益が減少していた理由は、①2020年以降の原材料価格・労務費の高騰による利益率の悪化、②プレス機のデパートと称される商品ラインナップのうち旧型商品群の競争力低下、など。
*2:2024年に売上高・利益が回復した理由は、①プレス機の価格改定による粗利率の向上、②高利益率なサービス売り上げの拡大、③為替レートの円安推移による為替効果、など。

✔セグメント別の状況

アイダエンジニアリングは、日本事業(日本国内でのプレス機械の製造・販売)、中国事業(中国国内)、アジア事業事業(シンガポール・マレーシア・インド・ベトナムなど)、米州事業(アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジルなど)、欧州事業(イタリア・ドイツ・フランス・イギリス・チェコなど)、の5事業を有する。
当社はプレス機の中核部品を日本国内で集中生産したうえで、世界各地で主要構造物を生産・組立する生産体制を整えている。プレス機は巨大装置であるため、顧客企業の工場周辺に拠点を設けており、当社は世界19か国に進出している。主要取引先は日系自動車メーカー(トヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業・三菱自動車工業・スズキ)や家電メーカー(ソニー・パナソニック・三菱電機・シャープ)など。

✔最終利益と利益率

アイダエンジニアリングの純利益は2020年~2022年まで10億円レベルでの低迷を強いられたが、2024年には51億円まで回復している。営業利益率は2022年に2%台まで後退したが、2024年には7.27%まで回復を遂げた。工作機械メーカーとしては悪くない利益率である。

✔自己資本比率と純資産

アイダエンジニアリングの自己資本比率は65%~71%前後の高水準で長期的に推移しており、財務健全性は非常に高い。実質無借金経営を達成しており、有利子負債に依存しない事業運営を志向している*3。純資産は750億~780億円で横ばいが続いていたが、2024年には836億円に上振れ。
*3:当社は長年に渡って財務基盤を重視した経営を実践しており、実質無借金経営を達成している(参考リンク)。景気後退局面に需要急減しやすいプレス機を主力製品とするため、世界的な不況が到来した場合にも耐え凌げる財務基盤を確保することを重視している。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

アイダエンジニアリングの平均年収は580万~630万円ほどで安定しており、増加も減少もない推移である。総合職の場合、30歳で年収430万~520万円、課長職レベルで年収800万~900万円が目安となる。平均年齢は41.0歳(2024年)と大手企業の標準的な水準をやや下回る。

✔従業員数と勤続年数

アイダエンジニアリングの単体従業員数は2020年まで750人規模で推移していたが、同年以降は805人~840人ほどで推移している*4。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は1,950人ほど。平均勤続年数は15.5年(2024年)と大手企業の標準的な水準。
*4:2020年に単体従業員数が増加した理由は、完全子会社・アクセスを吸収合併したことで同社の従業員が加わったことが主要因。吸収合併後の同社は、アイダエンジニアリング白山事業所となっている。

総合評価

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