カテゴリー
家電 機械

【勝ち組?】セイコーグループの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

セイコーグループは、時計製造を主力とする精密機械メーカー。1881年に服部金太郎が開設した服部時計店を起源に持ち、1890年代から国産懐中時計の量産化に成功した日系時計メーカーの雄。1960年代に世界初のクオーツ腕時計の開発に成功。伝統的なスイス時計メーカーの多くを窮地へと追い込み、腕時計市場を席捲。現在では高級腕時計から普及価格帯に至るまで幅広く時計を販売。社名が類似するセイコーエプソンは当社から諏訪工場が分離した企業である。

POINT

・日本を代表する時計メーカーの一角、低~高価格帯まで幅広く展開
・売上高は回復傾向だが利益率はかなり凡庸、財務健全性も普通
・総合職・30歳で年収480万〜550万円ほど、福利厚生は薄め

就職偏差値と難易度

✔就職偏差値:61(中堅上位)

サラリーマンの中堅上位クラスの待遇を得られ、世間的にも有名企業・大企業勤務として認知される。サラリーマンとして安定した人生が得られるが、入社するには人並み以上の努力が必要だろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:やや難関

総合職の採用実績は年間70名~90名と企業規模の割には多め。時計分野における高いブランド力から時計趣味者からの人気は厚く、一般知名度も高い。そのため、選考倍率は高めである。
採用大学:【国公立】名古屋大学・東北大学・広島大学・新潟大学・群馬大学・山口大学・富山県立大学・長岡技術科学大学・室蘭工業大学など、【私立】早稲田大学・立教大学・青山学院大学・法政大学・同志社大学・学習院大学・成蹊大学・共立女子大学・芝浦工業大学など(出典:マイナビ2027

業績動向

✔売上高と営業利益

セイコーグループの売上高は2020年まで減少傾向*1がみられたが、同年以降は回復傾向に転換*2。2024年には売上高3,047億円まで回復したが、1985年に記録した売上高5,011億円と比べると事業規模はかなり縮小。営業利益は2021年から増加傾向が継続、2024年には212億円まで到達している。
*1:2020年まで売上高の現象が続いた理由は、①COVID-19感染拡大による世界的な腕時計需要の減少、②2017年に半導体子会社のグループ離脱(参考リンク)、③米中貿易摩擦の激化による景気停滞など。
*2:2021年から売上高・利益が伸びた理由は、①ブランド力の上昇と腕時計ブームによる高価格帯の販売増、②直販体制の強化による販売力向上、③為替レートの円安推移による為替効果、など

✔セグメント別の状況

セイコーグループは、エモーショナルバリューソリューション事業(腕時計・掛時計・ムーブメント、高級宝飾・服飾・雑貨など)、電子デバイス事業(水晶振動子・プリンタ・精密部品など)、システムソリューション事業(無線通信機器・データサービス・情報システムなど)、その他事業(シェアードサービス・不動産賃貸ほか)の4事業を有する。
当社は腕時計メーカーとしてのイメージが強いが、時計分野の売上高は約66%ほどであり、他事業の存在感もそれなりに大きい。最近では欧米諸国においてもブランド力を高めており、世界的な時計メーカーに躍進(参考リンク)。高価格帯ラインである『グランドセイコー』『クレドール』の販売が好調。2022年には『Kodoコンスタントフォース・トゥールビヨン』が6,600万円で落札されている(参考リンク)。

✔最終利益と利益率

セイコーグループの純利益は2022年まで30億~65億円レベルに低迷したが、同年以降は増加傾向に転換。2024年には純利益133億円まで回復している。営業利益率は3%~7%レベルであり、高価格帯に強いイメージに反して利益率はそれほど高くはない。

✔自己資本比率と純資産

セイコーグループの自己資本比率は緩やかな増加傾向がみられ、2024年には42.2%まで向上している。リーマンショック後の業績悪化により自己資本比率8.7%(2010年)まで低迷したが、10年強をかけて回復を遂げた。純資産は2021年から増加傾向が続いており、2024年には1,580億円に到達。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

セイコーグループの平均年収は877万円(2024年)だが、これは持株会社の180人のみの平均年収であるため注意が必要。事業会社の総合職の場合、30歳で年収480万~550万円ほど、課長職レベルで年収830万~920万円ほど。平均年齢は43.8歳(2024年)と、大手企業の標準的水準をやや上回る。

✔従業員数と勤続年数

セイコーグループの単体従業員数は180人に過ぎず、従業員の大半は事業会社に属している。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は1.13万人ほど。平均勤続年数は16.4年(2024年)だが、これは持株会社の180人の平均勤続年数であるため注意が必要。

総合評価

格付・評価文は限定公開です

大手・有名企業550社の実力と就職序列を SSS~Fランクの21段階で格付しています。

1社あたり平均800文字超で「企業としての実力」と「就職先としての魅力」を深掘り、企業理解を格上げします。

いつでも登録解除可能です。期間の縛りはありません。

※登録方法・Q&Aはこちら

就職偏差値ランキング【完全版】はこちら!