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【勝ち組?】横浜ゴムの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

横浜ゴムは、タイヤ・ホース・工業資材などを製造販売する大手タイヤメーカー。1917年に横濱電線製造(現・古河電気工業)が米・BFグッドリッチ社との共同出資によるゴムメーカーとして設立。1963年に現社名の横浜ゴムに社名変更。1960年代には日本国内の自動車の普及を受けて、タイヤ生産量を拡大。1978年にはプレミアムタイヤ『ADVAN』を発売し、スポーツタイヤのブランドイメージを確立。1996年にはSUV用タイヤ『GEOLANDAR』を発売し、オフロードタイヤ分野でも頭角を現した。現在では、世界シェア8位の大手タイヤメーカーであり、日本国内の販売規模はブリヂストン住友ゴム工業に続く第3位。農業機械・建設機械・鉱山車両向けタイヤ領域も手掛ける。ニュルブルクリンク24時間レース・スーパーフォーミュラ・スーパーGTなどのモータースポーツへのタイヤ供給も手掛けている。

POINT
  • 神奈川県平塚市が地盤の大手タイヤメーカー、海外売上高比率40%
  • 売上高・利益は2021年から急増傾向、財務は自己資本比率50%超で堅い
  • 平均年収692万円で福利厚生も普通、本社が神奈川県平塚市へ移転
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:64(中堅上位)

    世界的な大手タイヤメーカーとして高い一般知名度を誇る。2021年からは業績拡大と高利益率を両立しており、財務体質も大いに健全。が、給与水準はそれほど傑出しない状況が続く。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用数は年間25人~40人ほど、企業規模の割にかなり少ない。一般知名度が高い企業であるうえに車好きからの応募も多く、例年かなりの選考倍率となっている。
    採用大学:【国公立】大阪大学・名古屋大学・東北大学・筑波大学・横浜国立大学・滋賀大学・埼玉大学・大阪公立大学・横浜市立大学・京都工芸繊維大学など、【私立】早稲田大学・明治大学・同志社大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学・日本大学・獨協大学・専修大学・東京電機大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    横浜ゴムの売上高は2019年まで5,500億~6,500億円での横ばいが続いていたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる売上高1.23兆円に到達している*1。営業利益は2019年まで420億~830億円で安定していたが、同年以降は増益傾向*2。2025年には過去最高となる営業利益1,529億円に到達。
    *1:当社の売上高が急増している理由は、①世界的な原材料価格の高騰に応じた販売価格の値上げ、②自動車メーカーの新車装着用タイヤへの採用車種増加による販売本数増、③2023年にスウェーデン・トレルボルグ社の買収(参考リンク)、④為替レートの円安推移による為替効果、など。
    *2:2023年から営業利益が増加している理由は、①プレミアムタイヤ・高機能タイヤの販売増加による利益率の改善、②原材料価格の高騰を受けた値上げ対応、③為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    横浜ゴムはタイヤ事業(乗用車用タイヤ、ライトトラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、アルミホイール、自動車関連用品など)、MB事業(コンベアベルト・ホース・オイルフェンス・マリンホース・航空部品など)、その他事業の3事業を有する。
    当社の事業構造は、タイヤ事業を圧倒的な主力としながら、ホース・工業資材・航空部品などのMB事業を併せ持つゴム製品メーカーとして成立している。売上高の大半はタイヤ事業が占めており、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤに加えて、農業機械・建設機械・鉱山車両向けタイヤを拡大している。最近では、プレミアムタイヤ『ADVAN』『GEOLANDAR』や18インチ以上の大径タイヤなどの高付加価値品比率の引き上げを進めており、価格競争に巻き込まれやすい汎用品依存から、ブランド力によって収益性を高める方向へ事業構造を転換している。更には、プレミアムカーへの新車装着、モータースポーツ活動、地域別の商品戦略を通じて、プレミアムタイヤ領域での存在感を高める方針を明確にしている。

    ✔最終利益と利益率

    横浜ゴムの純利益は2022年まで260億~650億円のレンジで推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる純利益1,053億円に到達している。営業利益率は緩やかな増加傾向がみられ、2025年は12.3%とタイヤ業界としては高めの水準にある*3。
    *3:当社の営業利益率が緩やかに向上している理由は、①プレミアムタイヤブランドの拡販による高付加価値品比率の向上、②為替レートの円安推移による利幅の増加、など。

    ✔自己資本比率と純資産

    横浜ゴムの自己資本比率は2022年まで増加傾向が継続していたが、2023年にはやや低下。が、それでも自己資本比率51.6%(2025年)と大手メーカーとしてはかなり優良な水準。純資産は2021年から急激な増加傾向にあり、2025年には1.0兆円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    横浜ゴムの平均年収は2023年まで600万~650万円レベルで安定的に推移していたが、2025年には平均年収692万円にやや上振れしている。過去最高となる業績好調期であっても、従業員の給与水準への還元は乏しい。総合職の場合は、30歳で年収450万~550万円ほど、課長職レベルで年収800万~900万円に到達する。社員の平均年齢は41.1歳(2025年)と大手メーカーの標準的水準。

    ✔従業員数と勤続年数

    横浜ゴムの単体従業員数は5,200人~5,570人レベルで安定的に推移している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は3.44万人ほど。平均勤続年数は17.4年(2025年)と大手企業の標準的な水準を上回っており、従業員の定着はかなり良好である。

    総合評価

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