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【勝ち組?】三菱HCキャピタルの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

三菱HCキャピタルは、ファイナンスリース・オペレーティングリース・割賦販売・不動産リースなど多種多様なファイナンスソリューションを提供する大手総合リース会社。2021年に三菱グループの三菱UFJリースと日立グループの日立キャピタルが経営統合して誕生。リース業界では業界首位のオリックスに続く、業界第2位の座を三井住友ファイナンス&リースと争う。旧三菱UFJリースは航空機・不動産・コンテナなどのアセットリースを得意とし、旧日立キャピタルは機械製品などの販売金融が得意。

POINT
  • 三菱G・日立Gの大手リース会社、経営統合によって業界3位へ躍進
  • 売上高・利益は経営統合を経て過去最高を連続更新、財務体質も良好
  • 平均年収1,007万円だが総合職は全国転勤が前提、福利厚生はそれなり
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:69(上位)

    かつてはリース業界の中堅企業に過ぎなかったが、2021年の経営統合を経て急成長。給与水準も業界上位レベルに向上しており、急速に評価を高めている。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
    ■68→69に改定:2022年からの安定的な業績拡大、継続的な従業員の待遇改善を再評価。1ノッチ格上げとした(2026年3月)

    ✔就職難易度:難関

    総合職の採用人数は年間30人~50人ほど。2021年の社名変更から日が浅いために一般知名度はあまり高くないが、リース業界の志望者にとっては上位企業であるため選考倍率は低くない。
    採用大学:【国公立】大阪大学・北海道大学・神戸大学・金沢大学・熊本大学・岡山大学・滋賀大学・名古屋市立大学・小樽商科大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・同志社大学・明治大学・立教大学・法政大学・同志社大学・立命館大学・日本女子大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    三菱HCキャピタルの売上高は2021年まで8,300億~9,400億円で推移していたが、2021年に日立キャピタルと経営統合したことで急成長*1。2025年には過去最高となる売上高2.09兆円に到達*2しており、業界3位に躍進している。営業利益は2022年から増加傾向にあり、2025年には過去最高となる1,871億円に到達。
    *1:2022年に売上高が急増した理由は、同業の日立キャピタルと経営統合が主要因(参考リンク)。合併前にあたる2020年の売上高は三菱UFJリース9,237億円に対して日立キャピタル4,640億円であった。
    *2:2025年に売上高・利益が増加した理由は、①航空分野・海外における資産残高の拡大、②保有する不動産・株式の資産売却益の計上、③海外における信用コスト低下による貸倒関連費用の減少、など。

    ✔セグメント別の状況

    三菱HCキャピタルは、カスタマーソリューション事業(法人・官公庁向けファイナンス、販売金融・不動産リース・金融サービスなど)、海外事業(欧州・北米・中国・アジア・オセアニアにおける事業展開)、環境エネルギー事業(再生可能エネルギー事業・環境関連ファイナンスなど)、航空事業(航空機・エンジンリース)、ロジスティクス事業(海上コンテナ・鉄道貨車リースなど)、不動産事業(不動産証券化・不動産リース・アセットマネジメントなど)、モビリティ事業(自動車リース)、の7事業を有する。
    当社は前身となる三菱UFJリース・日立キャピタルの事業を承継したことから、極めて広範な事業ポートフォリオを有する。国内顧客向けのカスタマーソリューション事業、海外展開を担う海外事業、そして環境エネルギー・航空・ロジスティクス・不動産・モビリティといった専門事業群を幅広く展開する。当社の強みは、単なるファイナンスにとどまらず、「モノ」を起点にしたアセットビジネスを国内外で多層展開している点にある。つまり当社は、金利ざや中心の金融会社というより、金融機能を内包したアセットマネジメント型の事業構造へとシフトしている。海外売上高比率は約40%にまで達しており、イギリスを中心とした欧州地域における事業展開も大きい。もっとも、同業の三井住友ファイナンス&リースが航空・不動産に注力しているのに対し、当社は事業領域がより分散している。この点は、当社の事業構造が特定アセットへの集中よりも、幅広い領域へ分散した総合型ポートフォリオに立脚していることを示している。

    ✔最終利益と利益率

    三菱HCキャピタルの純利益は2021年までは530億~700億円ほどで推移していたが、日立キャピタルとの経営統合によって拡大。2025年には過去最高となる純利益1,351億円に到達している。営業利益率は2019年まで9%台で推移していたが、2021年以降は6%~8%台に低下している。

    ✔自己資本比率と純資産

    三菱HCキャピタルの自己資本比率は12%~15%前後で推移しており低めの水準だが、リース会社としては問題はない水準。リース会社は借入などで調達した資金でリース対象の資産を購入、収益を得るビジネスモデルゆえに自己資本比率が低くなりやすい*3。
    *3:リース会社は巨額の負債を抱える場合が多いものの、リース対象の機械設備などを顧客へ貸し出し、契約に基づいて安定的に資金を回収するビジネスモデルである。そのため、顧客企業の大量倒産や資産価値の急落が生じない限り、自己資本比率の低さのみをもって直ちに危険と判断されるわけではない。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    三菱HCキャピタルの平均年収は増加傾向にあり、2025年には1,007万円に到達している。総合職の場合、30歳で年収730万〜830万円ほど、課長職レベルで1,250万〜1,350万円ほどが目安となる。賞与比率が高い給与制度となっているため、直近数年間の業績好調も給与水準を下支えしている*4。
    *4:当社は2021年に給与制度を改定しており、管理職以上の給与引上と職責に応じた給与設定が導入された。この影響により平均年収が2022年から上昇している。

    ✔従業員数と勤続年数

    三菱HCキャピタルの単体従業員数は2020年まで緩やかな増加傾向が続いていたが、2021年には日立キャピタルとの経営統合により2,235人まで急増。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は8,400人ほど。平均勤続年数は15.2年(2025年)と、大手企業の標準的な水準にある。

    総合評価

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