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【勝ち組?】みずほ銀行の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

みずほフィナンシャルグループは、みずほ銀行を中核とする大手金融グループ。2001年に第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行が合併して誕生。2016年には『One MIZUHO』を掲げ、銀行・信託・証券の一体運営を志向する。2021年にはATM停止などのシステム障害が相次いだが、2024年以降には運用体制の立て直しが進んだ。現在では総資産280兆円以上・貸出金が90兆円を超える巨大金融グループであり、国内三大メガバンクの一角。旧興銀に由来する大企業取引・産業金融への強みを持ち、大口融資・プロジェクトファイナンス・デリバティブ取引などを得意とする。合併元の第一勧業銀行は渋沢栄一が設立した第一国立銀行の流れを汲み、金融機関コード0001を保有している。

POINT
  • 国内三大メガバンクの一角、1位・2位の背中は遠のき3位の地位が定着
  • 経常収益・利益が急回復、ゼロ金利政策の終了で事業環境が大幅改善
  • 総合職なら30代で年収1,000万円を超えるが、全国転勤への覚悟は必須
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:GCF=79/オープン=66

    GCF:入社直後から高度金融に携われるキャリアが約束されるため、卓越したキャリア価値がある。採用人数は極僅かであり、就職難易度は極めて高い。
    オープン:給与水準こそ銀行業トップクラスの待遇だが、住宅補助の大幅縮小と50代以降の待遇リスクが懸念。全国転勤への覚悟は必要。

    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:GCF=至難/オープン=難関

    かつては総合職を毎年1,000名以上も大量採用していたが、直近では採用数を300名規模まで縮小しており、難易度が上昇傾向にある。GCFは採用枠が数人のみ、トップエリートのみが得られる採用枠である。
    採用大学:【国公立】東京大学・一橋大学・京都大学・大阪大学・北海道大学・神戸大学・筑波大学・広島大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・立教大学・中央大学・青山学院大学・法政大学・立命館大学・学習院大学・成蹊大学・東京理科大学など(出典:大学通信オンライン

    業績動向

    ✔売上高と経常利益

    みずほフィナンシャルグループの経常収益は2022年まで3.2兆~4兆円ほどで推移していたが、同年以降は急激な増加傾向にある。2025年には過去最高となる9.03兆円に到達している*1。経常利益は2022年まで減少傾向が続いたが、同年以降は増益傾向にある。
    *1:2022年から経常収益が急増した理由は、①政策金利の引き上げや海外金利の上昇による貸出金利息・市場運用収益の拡大、②為替レートの円安推移による為替効果、③証券・信託などグループ一体での非金利収益の増加、など。なお、銀行の経常収益は金利環境の影響を強く受ける構造にあるため、この増加は必ずしも収益力の本質的な倍増を意味するものではない。

    ✔セグメント別の状況

    みずほフィナンシャルグループは、リテール・事業法人カンパニー(国内の個人・中小企業向け業務)、大企業・金融・公共法人カンパニー(国内の大企業・金融・公共法人向け業務)、グローバルコーポレートカンパニー(海外における企業・法人向け業務)、グローバルマーケッツカンパニー(金利・エクイティ・クレジットなどの投資業務)、アセットマネジメントカンパニー(資産運用サービス)、の5事業を有する。
    当行の事業構造は、主力のみずほ銀行を中核として、信託・証券・資産運用を一体運営する総合金融グループとして成立している。収益の中心は、貸出金利息・有価証券利息などの資金利益であり、国内外の法人・個人から集めた預金資金を、企業向け融資・住宅ローン・国債・外国債券などで運用することで利ざやを得る。また、旧日本興業銀行を前身とする歴史的経緯から、大口融資・プロジェクトファイナンス・デリバティブ取引など、企業の資金調達・投資・リスク管理に入り込む金融機能を得意とする。実際、全社利益の約70%を法人向け取引(大企業・金融・公共法人、グローバルコーポレート)が占めている。更に、2010年代からは『One MIZUHO』を掲げ、証券・信託・決済・資産運用などの一体運営により、非金利収益の積み上げを志向している。

    ✔最終利益と利益率

    みずほフィナンシャルグループの純利益は0.45兆~0.9兆円レベルで長期的に推移している。2019年のみ純利益0.96兆円に急増したが、これは一過性の要因。自己資本利益率は2019年を除けば6%~8%ほどで推移しており、同業の三菱UFJ銀行・三井住友銀行と遜色ない水準である。
    *1:2019年に純利益が増加した理由は、①与信関係費用の戻入益の計上、②政策保有株式の売却益の計上、など。ただし、これは本業収益の大幅な拡大ではなく、一過性となる要因の影響である。

    ✔自己資本比率と純資産

    みずほフィナンシャルグループの自己資本比率は3.7%(2025年)と低めだが、銀行業であれば健全な水準。銀行業は顧客から預金・有価証券を預かる事業の性質上、貸借対照表での負債が広がるため自己資本比率が低くなりやすい。純資産は9兆~10兆円で推移しており、それほど大きな増加は遂げていない。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    みずほフィナンシャルグループの平均年収は1,117万円(2025年)と高水準だが、これは持株会社の2,626名のみの平均年収。中核事業会社であるみずほ銀行の平均年収は822万円(2025年)と、世間が思うほどには高くない。総合職の場合、30歳で年収850万~920万円ほど、支店長クラスで年収1,400万~1,500万円に到達する。

    ✔従業員数と勤続年数

    みずほフィナンシャルグループの単体従業員数は2,626人(2025年)に過ぎず、従業員の殆どが事業会社に属している。子会社・関連会社を含めた連結従業員数は5.25万人ほど。平均勤続年数は16.3年(2025年)の水準だが、これは持株会社の2,626名のみの平均勤続年数。

    総合評価

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