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化学 食品

【勝ち組?】ADEKAの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ADEKAは、樹脂添加剤・半導体材料・マーガリン・ホイップクリーム・農薬などを製造する化学・食品メーカー。1916年に古河機械金属・東芝・東京電力が苛性ソーダの国産化を目指して創業。戦前から苛性ソーダ・油脂を主力製品として発展。1928年には農薬部門を分離して日本農薬を設立した他、1929年にはマーガリンの製造を開始。1980年代からは半導体材料分野へも進出して、事業多角化を進めた。現在では先端半導体メモリ向け高誘電材料で世界シェア首位、プラスチック向け樹脂添加剤で世界シェア2位。

POINT

・古河Gの化学・食品メーカー、半導体製造用の高誘電材料における世界的大手
・売上高・利益は半導体材料の好調で成長継続、財務体質も良好
・平均年収718万円で中堅化学メーカーの標準的な水準、福利厚生はまずまず

就職偏差値と難易度

✔就職偏差値:64(中堅上位)

サラリーマンの中堅上位クラスの待遇を得られ、世間的にも有名企業・大企業勤務として認知される。サラリーマンとして安定した人生が得られるが、入社するには人並み以上の努力が必要だろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:難関

総合職の採用実績は年間20名~40名と控えめ。うち文系採用枠は10名ほどに過ぎない。一般知名度はそれほど高くはないが、採用数そのものが少ないため入社難易度は低くない。
採用大学:【国公立】東北大学・筑波大学・千葉大学・岡山大学・信州大学・九州工業大学など、【私立】慶応義塾大学・明治大学・中央大学・関西学院大学・学習院大学・芝浦工業大学など(出典:マイナビ2026

業績動向

✔売上高と営業利益

ADEKAの売上高は、過去8年間に渡って増加傾向が継続*1。2022年には売上高4,033億円に到達している。営業利益も緩やかな増加傾向が継続しており、2023年には過去最高となる354億円に到達。
*1:当社の業績拡大が続いている理由は、①半導体材料・ディスプレイ材料における販売拡大が進んだ点、②2018年に日本農薬を株式公開買い付けによって連結子会社化した点、③2022年から為替レートの円安推移が進んだことによる為替効果、など。

✔セグメント別の状況

ADEKAは、化学品事業(樹脂添加剤・高純度半導体材料・水系樹脂・化粧品原料・潤滑油添加剤・プロピレングリコールなど)、食品事業(マーガリン・ショートニング・ホイップクリーム・チョコレート油脂・プラントベースフードなど)、ライフサイエンス事業(農薬・医薬品・医薬部外品・動物用医薬品・木材用薬品・医療材料など)、その他事業(工事管理・物流・不動産など)、の4事業を有する。
当社は化学品事業が売上高・利益の稼ぎ頭であるが、そのなかでも半導体材料などの電子化学品分野は特に高い利益率を有する。2023年には同分野の営業利益率は25.1%にも達しており、同分野の製品群が全社利益を引き上げている。

✔最終利益と利益率

ADEKAの純利益は、平常時には150億〜170億円ほどで安定的だが、2021年と2023年には純利益230億円レベルにまで増加。営業利益率は長期的に7%〜9%で推移しており、化学メーカーとしては悪くない水準。

✔自己資本比率と純資産

ADEKAの自己資本比率は、2018年までは60%を上回る水準にあったが、同年以降は下落。とはいえ今なお自己資本比率は50%前後の良好な水準。純資産は右肩上がりで増加しており、直近の2023年には3,397億円に到達。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

ADEKAの平均年収は、過去8年間に渡って690万〜720万円ほどで横ばい。総合職の場合、30歳で年収500万〜590万円、課長職レベルで年収900万~1,020万円が目安。研究開発職は入社数年で裁量労働制へと移行するため、残業代による収入の上振れはなくなる。

✔従業員数と勤続年数

ADEKAの単体従業員数は2020年までは増加傾向にあったが、同年以降は横ばい傾向に転換。直近の2023年は1,800人ほどの組織規模となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は5,500人ほど。平均勤続年数は直近で16.8年と、大企業の標準的水準。

総合評価

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