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【勝ち組?】積水ハウスの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

積水ハウスは、戸建住宅・分譲住宅・マンション開発・リフォーム・不動産運営などを手掛ける大手住宅メーカー。1960年に積水化学工業のハウス事業部が分離独立して設立。同年にプレハブ住宅『セキスイハウスA型』を発売し、鉄・アルミ・樹脂を主材料とした工業化住宅を日本市場に普及させた。1995年には木造住宅『シャーウッド』を開始し、木造住宅を含めた総合住宅メーカーへと発展。2000年代には国内住宅市場の飽和を受けて、北米・豪州など海外市場への進出を本格化した。現在では累積建築戸数は270万戸を超え、国内外で世界最大級の住宅供給実績を持つ。住宅メーカーとしては大和ハウス工業に続く業界2位の売上高を誇り、日本を代表するハウスメーカーの1社。なお、創業母体である積水化学工業とは現在も資本関係が残っており、発行済株式の約2%を保有する大株主である。

POINT
  • 積水化学工業から分離した業界2位の大手住宅メーカー、大阪に本社を置く
  • 売上高・利益は右肩上がりで増加、財務体質もかなり健全
  • 平均年収907万円だが営業職は成績次第で更に伸びる、福利厚生はそこそこ
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:68(上位)

    住宅メーカーとして高い一般知名度を誇り、高価格帯ブランドとして広く認知される。給与水準は住宅メーカーとしてはトップレベルだが、スーパーゼネコンには及ばない。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用数は年間400人~500人とかなりの大量採用。総合職の出身大学は多様性に富み、営業職・技術職についてはハイレベル大学の出身者でなくとも入社可能性が高まりやすい。
    採用大学:【国公立】九州大学・神戸大学・大阪公立大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・関西大学・日本大学・近畿大学・東海大学・甲南大学・龍谷大学など(出典:大学通信ONLINE

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    積水ハウスの売上高は長期的な成長基調が継続しており、2025年に過去最高となる売上高4.19兆円に到達*1。営業利益も売上高の成長に連動した成長基調にあり、2025年に過去最高となる3,414億円に到達。建築業界には珍しく、景気後退局面にも安定した利益確保ができている。
    *1:当社の売上高は過去10年間で倍増。2014年以降の好景気により住宅需要が堅調に推移したことが追い風に。戸建・分譲・開発などの各事業がいずれも売上高を伸ばしている他、2024年には米・MDC社を買収したことで4兆円超えを達成している。

    ✔セグメント別の状況

    積水ハウスは、戸建住宅事業(戸建住宅の設計・施工請負)、賃貸住宅・事業用建物事業(賃貸住宅・事業用建物の設計・施工請負)、建築・土木事業(建築・土木工事の設計・施工請負)、賃貸住宅管理事業(賃貸住宅の借上げ・管理)、リフォーム事業(増改築)、開発事業(オフィスビル・商業施設の開発、都市再開発)、国際事業(海外事業)、その他事業、の8事業を有する。
    当社の事業構造は、戸建住宅を主力としながら、賃貸住宅・分譲住宅・マンション開発・リフォーム・不動産管理・海外住宅事業まで幅広く展開することで成立している。かつては新築戸建住宅の販売が収益の中心であったが、国内人口の減少を見据えて、新築戸建だけに依存しない事業ポートフォリオを構築している。戸建住宅では、鉄骨住宅と木造住宅『シャーウッド』の双方を展開し、高所得世帯向けの高付加価値住宅に強みを持つ。賃貸住宅事業も当社の大きな柱であり、『シャーメゾン』ブランドを中心に土地所有者向けの賃貸住宅建築を手掛けるだけでなく、完成後の入居者募集・管理までグループで取り込む。また、都市部ではマンション・オフィス・ホテルなどの不動産開発にも注力しており、住宅メーカーというより総合不動産会社に近い事業領域まで拡大している。現在では国際事業の売上高が約30%を占めるまでに伸びており、2024年には米国11位のハウスメーカー・MDC社を買収している(参考リンク)。

    ✔最終利益と利益率

    積水ハウスの純利益は2021年まで1,230億~1,540億円ほどで安定していたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる純利益2,320億円に到達している*2。営業利益率は7%~8%ほどの水準で推移、建設業界としては上位級の利益率を安定的に確保できている。
    *2:2025年に純利益が増加した理由は、①原材料価格・人件費の上昇に対応した値上げ対応、②高付加価値提案による1棟あたり単価の上昇、③北米における戸建住宅事業の好調、など。

    ✔自己資本比率と純資産

    積水ハウスの自己資本比率は2023年まで50%前後の水準で推移してきたが、2024年には40.8%まで後退*3。ただし、利益体質が安定的であることを加味すれば、財務健全性は十分であろう。純資産は長期的な増加傾向が続いており、2025年には2.18兆円に到達している。
    *3:2024年に自己資本比率が低下した理由は、同年における米・MDC社の買収費用6,879億円の一部を金融機関からの借入金によって調達したことが主要因(参考リンク)。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    積水ハウスの平均年収は2022年まで790万~830万円ほどで推移していたが、2025年には907万円まで上振れ。総合職の場合、30歳で年収650万〜730万円ほど、課長職レベルで1,100万〜1,300万円に到達する。特に営業職では成果連動色が強く、実績により大きく給与額が変動するため個人差が大きい*4。
    *4:営業職は販売実績に応じてインセンティブが加算される給与体系となっており、トップ営業マンであれば年収2,000万円以上にも達する。一方、販売実績が振るわない場合には給与は伸び悩みやすい。

    ✔従業員数と勤続年数

    積水ハウスの単体従業員数は2020年に1.5万人を超えたが、2025年には1.41万人に減少している。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は3.21万人規模となっている。平均勤続年数は16年レベルで推移しており、大手企業としては標準的な水準。ただし、実力主義色の強い企業としてはかなり長めの部類。

    総合評価

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