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【勝ち組?】NTT西日本の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

西日本電信電話(NTT西日本)は、西日本地域において地域通信を担うNTTグループの情報通信会社。1999年に日本電信電話の組織再編に伴って設立。関西・中部・北陸・中四国・九州エリアにおいて電話網・デジタル通信網を提供してきた。2001年には光ファイバーによる高速通信サービス『フレッツ光』の提供を開始、日本におけるFTTH普及を強力に推進。2015年には個人向け通信契約の販売機能を他社へ委ね、自社は回線卸提供に徹する『光コラボ』をスタート。現在では、管轄エリア内における固定通信の加入者シェアにおいて約63%を占め、『フレッツ光』契約数は1,040万契約以上。日本の固定ブロードバンド市場において極めて高い存在感を有している。

POINT
  • 西日本エリアの固定通信を所轄、光ファイバー網では事実上の独占的地位
  • 売上高・利益いずれも安定的だが、利益率はNTT東日本に及ばず
  • 総合職・30歳で年収600万〜700万円ほど、住宅補助が特に手厚い
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:69(上位)

    固定通信における独占的地位によって、インフラ業界でも群を抜く業績の安定性を誇る。着実な年功序列と一般知名度の高さは、安定を重んじる場合には傑出した魅力となる。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:難関

    総合職の採用人数は年間250人〜350人とかなり多め。NTTグループ中核企業の一角だけあって人気度は高く、採用倍率は高い。安定企業ゆえに不景気になると人気度は更に高まる。
    採用大学:【国公立】京都大学・大阪大学・名古屋大学・九州大学・神戸大学・広島大学・岡山大学・香川大学・徳島大学・大阪公立大学・名古屋工業大学・九州工業大学など、【私立】慶應義塾大学・同志社大学・関西学院大学・関西大学・立命館大学・近畿大学など(出典:大学通信ONLINE

    業績動向

    ✔営業収益と営業利益

    西日本電信電話の売上高は1.4兆~1.5兆円レベルでの横ばいが長期的に続いている。現代社会にとって固定通信は欠かすことができない社会インフラであるため、景気後退局面にも売上高は極めて安定している。営業利益は2022年まで長期的な増益傾向が続いており、同年には過去最高となる1,609億円に到達。が、2025年には営業利益が818億円に後退している*1。
    *1:2025年に営業利益が減少した理由は、①COVID-19感染拡大期のリモートワーク特需の剥落、②電気料金の高騰によるインフラ保守費用の増加、③固定電話契約の減少加速、④物価・人件費の高騰によるコストの増加、など。

    ✔セグメント別の状況

    西日本電信電話は、地域電気通信事業(加入電話・公衆電話・LAN型通信網サービス・IP通信網サービス・電報サービス、電話機販売など)のみの単一事業会社である。
    当社はNTT法に基づき西日本エリアの地域電気通信事業者として電話・インターネット・電報サービスなどを展開する。かつては電話事業が主力事業であったが、現在では光ファイバー回線を基盤とするIPパケット通信が営業収益の半分以上を占める。各地域の電話局舎を起点に、地中の管路や電柱を通じて張り巡らされた光ファイバー回線を各家庭・企業まで直接引き込む固定通信網を自社で一体的に保有・運用しており、このラストワンマイル網は他社では代替できない事実上の独占的地位を築いている。ただし、料金設定や提供条件は政府による規制下に置かれているほか、固定通信市場そのものが成熟段階にあることから、加入者数の大幅な増加は見込みにくい。光ファイバー網という強固な事業基盤を有する一方で、成長性も限定的という二面性を有している。

    ✔最終利益と利益率

    西日本電信電話の純利益は2022年まで長期的な増加傾向が続いており、同年には過去最高となる1,105億円に到達。が、2025年には純利益が608億円まで後退している。営業利益率は5%~10%とインフラ業界としては悪くない水準で安定しているが、NTT東日本と比べると見劣りする*2。
    *2:NTT東日本の営業利益率は12%~17%ほどで推移しており、営業利益率においては当社を大きく凌いでいる。これは、①当社が九州・中国・四国など人口減少が進む広域地方を担っている点、②NTT東日本は官公庁・大企業本社が集中する首都圏を管轄するためARPU(1回線あたり単価)を高く持ちやすい点、などの事情がある。

    ✔自己資本比率と純資産

    西日本電信電話の自己資本比率は45%〜52%レベルで長期的に推移しており、大いに安定的である。当社の安定した利益水準を加味すれば、財務体質への疑義はまずない。純資産は1.5兆円レベルで安定的に推移しており、増加傾向はないものの巨額の純資産を確保できている。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    西日本電信電話の平均年収は非公開だが、770万~850万円ほどで推移していると推定される。総合職の場合、30歳で年収600万〜700万円ほど、課長職レベルで1,000万〜1,100万円ほどが目安となる。2023年からは「専門性を軸とした人事給与制度への見直し」が実施され、年功序列色の緩和が試みられている*3。
    *3:昇格に必要となる年次・年数要件が廃止され、専門性に基づく昇給・昇格が設定。制度設計上は年功序列が薄められることとなった(参考リンク)。

    ✔従業員数と勤続年数

    西日本電信電話の単体従業員数は1,466人(2025年)の組織体制となっている。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は3.49万人となっている。グループ会社には、エンジニアリング会社(NTTフィールドテクノなど)、システム開発会社(NTTスマートコネクトなど)、その他の事業会社(電電広告、テルウェル西日本など)がある。平均勤続年数は20.0年(2025年)と、従業員の定着は非常に良好である。

    総合評価

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