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【勝ち組?】ダイキン工業の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ダイキン工業は、空調機・冷凍機・化学製品などを製造する総合空調メーカー。1924年に山田晁が航空部品メーカーとして創業。1951年に日本初のエアコン開発に成功したことで総合空調メーカーへ業態転換。1960年代には高度経済成長期の住宅・オフィス空調需要の拡大を追い風に急成長を遂げ、1980年代からは北米・欧州・アジアへと積極的に進出。2012年には米空調機大手・グッドマンを買収、北米市場における家庭用エアコンでもシェアを急拡大。現在では空調機器で世界シェア首位に位置し、世界170ヶ国以上に展開。各国の現地ニーズを的確に捉えた製品をスピーディに供給することを社是とする。戦前からの名残で戦車砲弾なども製造しており、防衛産業でも一定の存在感がある。

POINT
  • 世界首位級の総合空調メーカー、省エネ・ローカライズに強み
  • 売上高・利益は急成長中、海外市場におけるエアコン販売好調が追い風
  • 平均年収854万円だが福利厚生は特徴ない、裁量労働制で残業代がない
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:67(上位)

    空調機器分野における世界トップメーカー。給与水準・福利厚生は大手電機メーカーに次ぐ水準だが、裁量労働制による残業代等の不支給を踏まえると評価は慎重にならざるを得ない。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用人数は年間220人~340人とかなり多めだが、関西圏における著名企業だけあって倍率は高くなりがち。大阪を代表する企業だけあって関西圏の出身者が多い。
    採用大学:【国公立】京都大学・大阪大学・名古屋大学・九州大学・神戸大学・広島大学・福井大学・大阪公立大学・東京農工大学・京都工芸繊維大学・豊橋技術科学大学など、【私立】慶応義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・中央大学・同志社大学・関西大学・立命館大学など(出典:大学通信ONLINE

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    ダイキン工業の売上高は2021年まで2.2兆~2.5兆円レベルで推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる売上高4.75兆円に到達している*1。営業利益は2021年まで2,300億~2,700億円で安定していたが、2025年には過去最高となる4,016億円に到達している。
    *1:2022年から売上高が急拡大した理由は、①新商品投入と価格改定を進めて販売単価の向上を果たした点、②ロシアによるウクライナ侵攻で欧州地域のエネルギー価格が急騰したことで省エネルギー性能が高いヒートポンプ式暖房機が大ヒットした点、③2022年以降の為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    ダイキン工業は、空調・冷凍機事業(住宅用エアコン・空気清浄機・床暖房、業務用エアコン・熱交換器・冷凍機・ショーケース、船舶用冷凍装置)、化学事業(冷媒・フッ素樹脂・エッチング剤・ドライエア装置など)、その他事業(産業用ポンプ・油圧機器、防衛機器、電子システムなど)、の3事業を有する。
    当社の空調機器事業を中核とする単一事業型の構造によって成立している。家庭用・業務用エアコンを中心とする空調・冷凍機事業は売上高の約90%以上を占めており、空調専業メーカーとしては世界最大規模の事業基盤を有する。販売地域は日本国内にとどまらず、欧州・米州・中国・東南アジア・インドなど世界170ヶ国以上に広がっており、海外売上比率は約80%を優に超える水準にある。空調機は住宅・オフィス・商業施設・工場など幅広い建築用途に不可欠な設備であり、加えて近年はヒートポンプ技術を活用した省エネルギー機器としての需要も拡大していることから、今なお成長産業として市場規模が拡大している。一方、当社はもともと機械メーカーとして出発した歴史を持つ企業であり、その過程で培われた材料・化学分野の事業も現在まで維持されている。とりわけ化学事業ではフッ素樹脂を中心とする高機能材料を展開しており、同分野では世界シェア2位に位置するなど、空調機事業を補完する重要な技術基盤となっている。

    ✔最終利益と利益率

    ダイキン工業の純利益は2021年まで1,560億~1,890億円ほどで推移していたが、同年以降は増加傾向。2025年には過去最高となる純利益2,647億円に到達している。営業利益率は8%~11%とやや高めの水準だが、それほど傑出した高利益率ではない。

    ✔自己資本比率と純資産

    ダイキン工業の自己資本比率は51%~54%ほどで推移しており、負債に依存しすぎない水準を保ち続けている。業績拡大を続けながらも、保守的な財務規律をしっかりと保っている。純資産は2020年まで1.3兆~1.4兆円で推移していたが、同年以降は増加傾向。2025年には純資産2.86兆円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    ダイキン工業の平均年収は2024年まで730万~770万円ほどで推移していたが、2025年には854万円に上振れ。在阪大手メーカーとしてはパナソニック・クボタなどに匹敵する水準。総合職の場合、30歳で年収650万~730万円ほど、課長職レベルで年収1,050万~1,200万円ほどが目安となる。

    ✔従業員数と勤続年数

    ダイキン工業の単体従業員数は2020年から7,400人~7,800人ほどで横ばいが続いている。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は10.3万人にも及ぶ。平均勤続年数は2024年まで減少傾向がみられたが、2025年には16.5年に増加している。

    総合評価

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