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住宅設備

【勝ち組?】リンナイの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

リンナイは、給湯器・コンロ・乾燥機・ヒーターなどを主力とする総合ガス機器メーカー。1920年に名古屋ガス(現・東邦ガス)の林兼吉・内藤秀次郎が石油コンロ卸売業者として創業。当初はスウェーデン製の機器輸入を事業としていたが、1930年代にはガス機器の自社開発に着手した。1960年代には北米地域への海外進出を開始し、1970年代にはアジア・欧州・南米へと事業を拡大。2007年にはリンナイ湯沸器死亡事故が社会問題化し、起訴は見送りとなる一方で安全対応への体制を問われた。現在では総合ガス機器メーカーとして国内トップ企業の一角であり、ガス給湯器・ビルトインコンロで国内シェア1位。世界80カ国以上で販売を行うグローバル企業へと成長を遂げている。

POINT
  • 愛知県地盤の総合ガス機器メーカー、ガス給湯器で国内シェア首位
  • 売上高は海外展開の加速で過去最高圏に到達、利益は非常に安定
  • 平均年収714万円で従業員の定着も良い、愛知県では優良企業として知られる
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:61(中堅上位)

    住宅設備メーカーとしては上位級の待遇を得られ、従業員の定着も良い。業績・利益率の安定性は特に優れており、長期的な勤続への安心感は高い。地盤の愛知県では優良企業として認知される。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:中難易度

    総合職の採用数は年間50人規模とそれほど多くはない。ただしBtoCメーカーであるため知名度は高く、一定以上の倍率には例年達する。地盤である中部地方からの採用がやや多め。
    採用大学:【国公立】広島大学・金沢大学・静岡大学・新潟大学・岐阜大学・大阪公立大学・名古屋市立大学・愛知県立大学・名古屋工業大学・豊橋技術科学大学など、【私立】青山学院大学・同志社大学・南山大学・中京大学・中部大学・同志社女子大学・金城学院大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    リンナイの売上高は2022年まで3,400億〜3,660億円ほどで横ばいであったが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる4,603億円に到達*1。営業利益は長年に渡って300億〜410億円レベルで安定しているが、2025年には過去最高となる460億円に上振れ。
    *1:2023年から売上高が急増した理由は、①世界的な原材料価格・人件費上昇を受けた値上げ対応による単価向上、②世界的なエネルギー価格の高騰を受けた省エネ・高効率モデルの販売好調、③為替レートの円安推移による為替効果、など(参考リンク)。

    ✔セグメント別の状況

    リンナイは、日本事業(日本国内)、米国事業(アメリカ・メキシコ・カナダ)、豪州事業(オーストラリア・マレーシア)、中国事業、韓国事業、インドネシア事業、その他事業(台湾・ベトナム・タイ・ニュージーランド)、の7事業を有する。
    当社の事業構造は、総合ガス機器メーカーとして、給湯機器・厨房機器・空調機器などを展開することで成立している。主力は給湯機器であるが、厨房機器・衣類乾燥機・浴室暖房乾燥機などの日常生活に不可欠な「熱」に関わる製品群を幅広く有している。こうした住宅設備機器は新築需要だけでなく、既存住宅における買い替え需要が継続的に発生するため、安定的な収益源となりやすい。1967年から海外展開を開始してきた歴史を持ち、現在では世界19カ国にグループ会社を持ち、世界80カ国で販売を行っている。最近では、将来的な脱炭素化を見据えて『エコジョーズ』やハイブリッド給湯器など高効率商品を拡充しており、単なるガス機器メーカーから、熱エネルギー機器メーカーへと事業領域を広げている。

    ✔最終利益と利益率

    リンナイの純利益は長年に渡って200億〜290億円レベルで安定しており、2025年には過去最高となる296億円に到達している。景気後退局面にも安定して利益を確保できている*2。営業利益率は8%~10%で推移しており、住宅設備メーカーとしては高い水準。
    *2:ガス機器は、給湯・調理・暖房など日常生活に不可欠な機能を担う一方、劣化時にはガス漏れ・不完全燃焼・点火不良など安全面のリスクが生じる。こうした事情から既存住宅においても10年周期での継続的な買い替え需要が発生し続けるため、当社の業績が安定しやすい事情がある。

    ✔自己資本比率と純資産

    リンナイの自己資本比率は65%〜70%台での推移が続いており、負債に依存しすぎない事業運営ができている。安定的な利益体質も加味すると、大いに堅実な財務体質と評価できる。純資産は過去8年間に渡って増加傾向が続いており、2025年には4,617億円に到達。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    リンナイの平均年収は微増傾向が続いており、2025年は714万円となっている。継続的な賃上げによって、過去8年間で平均年収が約100万円ほど向上している。総合職の場合、30歳で年収520万〜600万円ほど、課長職レベルで年収890万〜930万円ほど。平均年齢は40.7歳(2025年)と大手企業の標準的な水準をやや下回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    リンナイの単体従業員数は2020年までは3,700人ほどで推移していたが、同年以降はやや減少。2025年は3,512人の組織体制となっている。平均勤続年数は18.9年(2025年)と、大手企業の標準的な水準を上回っており、従業員の定着はかなり良い。

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