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【勝ち組?】小野薬品工業の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

小野薬品工業は、がん治療薬・糖尿病治療薬などを主力とする大手製薬メーカー。1717年に伏見屋市兵衛が薬種仲買店として大阪府で創業。終戦後の1947年から西洋医薬品の本格製造に着手して現社名・小野薬品工業へと社名変更。当時は大衆医薬品で規模を拡大したが、1960年代以降は医薬品製造へと転換して世界初となる先端医薬品を続々と発売。2014年にはがん治療薬「オプジーボ」を発売、がん免疫治療薬の市場を切り開いたことで業績急拡大を果たした。

POINT

・世界初の新薬を多数擁する大手製薬メーカー、がん免疫治療を開拓
・売上高・利益は右肩上がりで増加、財務体質も極めて良好
・平均年収986万円と製薬メーカー上位級、福利厚生は住宅補助が手厚い

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アステラス製薬の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

アステラス製薬は、がん治療剤・白血病治療剤・貧血治療剤・免疫抑制剤などを主力とする大手製薬メーカー。2005年に藤沢薬品工業と山之内製薬が合併して誕生。日系製薬メーカーとしては国内3位の売上高を誇り、グローバル市場でも上位20社に数えられる大手。泌尿器疾患と移植領域では世界市場においても優位性を確立しており、世界約70ヵ国以上で事業展開している。最主力製品は前立腺がん治療薬「イクスタンジ」であり、単一製品で6,000億円以上を売り上げる。

POINT

1.日系製薬メーカーにおける最大手の一角、泌尿器疾患・移植領域に強い
2.売上高・利益は安定的だが特定医薬品に業績を依存、新薬開発計画は混乱ぎみ
3.平均年収1,064万円、福利厚生も極めて充実しており住宅補助が手厚い

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ロート製薬の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

ロート製薬は、胃腸薬・目薬・健康食品・スキンケア製品などを製造販売する製薬メーカー。1899年に信天堂山田安民薬房として創業、戦後の1949年にロート製薬に社名変更。1975年に米企業からメンソレータムの製造・販売権を取得したことで、スキンケア製品での事業展開を加速。現在では売上高の約60%を皮膚薬・日焼け止め・ニキビケアなどのスキンケア分野で稼いでいる。目薬・洗顔薬などのアイケア分野にも強く、近年は高級目薬シリーズ”Vロートプレミアム”などを積極展開。

POINT

1.スキンケア・目薬に強い中堅製薬メーカー、一般用医薬品に特化
2.売上高・利益は成長基調、財務体質も自己資本比率60%以上かつ実質無借金経営
3.平均年収756万円だが7%賃上げ宣言、平均年収800万円へ道筋

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参天製薬の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

参天製薬は、眼科向け・一般向けの目薬・眼科薬・点眼薬などを製造販売する製薬メーカー。1890年に田口謙吉が大阪府で創業した田口参天堂が源流企業。創業当時は風邪薬を主力としたが、1899年に眼科薬を開発してからは眼科薬・点眼薬へと転換。現在では眼科領域では国内首位を独走、アイリーア・アレジオン・ジクアスなどを主力製品とする。2014年には米製薬大手メルクから眼科医薬品事業を買収、2015年には抗リウマチ薬事業を譲渡。眼科領域に強い製薬メーカーとしての選択と集中を加速。

POINT

1.眼科領域で断トツ首位の製薬メーカー、海外売上高比率35%
2.売上高は右肩上がりだが利益減少中、財務体質は相当に健全
3.平均年収851万円で業界中位級、福利厚生もそこそこ充実

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小林製薬の企業格付・就職偏差値【業績動向から平均年収まで解説!】

企業概要

小林製薬は、医薬品・衛星雑貨などを手掛ける製薬・トイレタリーメーカー。1886年に小林忠兵衛が愛知県名古屋市で創業した小林盛大堂が源流企業であり、創業当時から薬品・雑貨・化粧品を販売。企業理念として「”あったらいいな”をカタチにする」を掲げており、ニッチ需要に機敏に答える製品開発を得意とする。ヒット商品には熱さまシート・消臭元・ブルーレット・フェミニーナなどがあり、ヘルスケア・衛星雑貨品が稼ぎ頭。ユニークな商品開発と命名センスでも知られており、マーケティング戦略も巧み。

POINT

1.ニッチ需要を掴む商品開発で知られる製薬・日用品メーカー
2.売上高・利益は極めて安定的、財務体質は健全すぎるほど健全
3.平均年収733万円で業界中位級、福利厚生もそこそこ充実