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【勝ち組?】岡三証券の就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

岡三証券グループは、独立系の準大手証券会社。1923年に三重県津市で加藤清治が創業した岡三商店が源流企業。戦前は三重県の地場証券会社であったが、1949年には大阪に本店を移転し、東京・名古屋など主要都市へ営業基盤を拡大。1960年代には東京へと本店を再び移転し、日本投信委託(現・岡三アセットマネジメント)設立することで投資信託事業に参入した。1973年には東京証券取引所へと株式上場を果たし、上場証券会社としての認知度を高めた。現在では、東海東京証券と共に準大手証券会社として認知される。大手金融グループに属さず、証券営業から資産運用・企業金融・情報システムまでを自前展開できるフルライン型の金融グループとして、独自の地位を築いている。

POINT
  • 独立系の準大手証券会社、中部地方を地盤として対面営業を重視
  • 営業収益・利益は伸びるもネット証券との競争が懸念、財務体質は普通
  • 総合職・30歳で年収700万~830万円、実力主義による個人差が大
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:部門別=68(廃止)/総合職=60

    部門別:かなりの勝ち組サラリーマン。日系大企業としては上位級の待遇をしっかりと得られる。給与・待遇は大手企業の中でも上位クラス。(廃止)
    総合職:上場企業・著名企業に勤務するサラリーマンとしては中堅クラスの待遇を得られる。安定性や待遇に目立った課題はほぼないだろう。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:部門別=至難(廃止)/総合職=中難易度

    採用実績は年間140名~200名ほどだが、うち50名ほどはエリア総合職としての採用である。人格重視の採用方針のため、中堅大学からも幅広い採用実績がある。
    採用大学:【国公立】神戸大学・岐阜大学・福島大学・愛知県立大学・高崎経済大学など、【私立】早稲田大学・明治大学・立命館大学・関西大学・日本大学・近畿大学・東海大学・成城大学・獨協大学・愛知大学・皇學館大学・愛知淑徳大学・九州ルーテル学院大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔営業収益と経常利益

    岡三証券グループの営業収益は2023年まで650億~810億円ほどで推移していたが、2024年には845億円まで増加。ただし、1990年の営業収益1,254億円からはピークアウトしている。営業利益も2023年まで減少傾向が続いていたが、2024年には161億円まで急回復*1。
    *1:2024年に営業利益が急伸した理由は、①国内外における株式市場の好調による取引手数料の増加、②新NISAの開始による投資信託の販売好調、など。日経平均株価が約34年ぶりに史上最高値を更新したことで、個人投資家の投資意欲が向上したことが追い風となった。

    ✔セグメント別の状況

    岡三証券グループは、投資金融サービス事業(有価証券売買・委託媒介、引受け・売出し・募集など)のみの単一事業会社である。
    当社の事業構造は、個人富裕層や法人向けの株式・債券・投資信託などの金融商品の販売を中核として成立している。顧客から預かった資産を運用商品へ仲介することで売買手数料や信託報酬を獲得するほか、IPO・公募増資などの引受業務、M&Aアドバイザリー、資産運用・自己売買なども重要な収益源となっている。グループ内には投資信託会社(岡三アセットマネジメント)を擁しており、投資信託の運用機能までを完結できる点も強みである。最大の特徴は、大手金融グループに属さない独立系証券会社であることであり、特定金融機関の意向に左右されず幅広い金融商品を提案できる営業体制を構築している。一方で、証券会社の宿命として株式市場の低迷局面では売買代金の減少によって収益が悪化しやすい。最近では、取引手数料の低廉なネット証券との競争が激化しているが、当社は実店舗網を生かしての「対面営業・コンサルティング」を重視した営業方針を採る(参考リンク)。

    ✔最終利益と利益率

    岡三証券グループの純利益は年度により好不調が分かれるが、2024年は131億円まで急増している。営業利益率は年度により好不調が分かれており、2023年には赤字圏に転落した一方で2024年には19%まで急上昇している。

    ✔自己資本比率と純資産

    岡三証券グループの自己資本比率は15.1%(2025年)と低水準だが、これは証券業の特性によるもの。顧客から預金・有価証券を預かる事業の性質上、貸借対照表での負債が広がるため自己資本比率が低くなりやすい。純資産は横ばい傾向が続いていたが、2024年には2,141億円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    岡三証券グループの平均年収は1,210万円(2025年)と高めの水準だが、これは持株会社の50名のみの平均年収。事業会社の場合、総合職・30歳で年収550万〜850万円ほど、課長職レベルで年収900万〜1,100万円ほど。実力があれば20代でも1,000万円を超えるが、実績がなければ中高年でも給料は伸びない。

    ✔従業員数と勤続年数

    岡三証券グループの単体従業員数は50人(2025年)に留まり、従業員の殆どは事業会社に属している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は3,200人ほど。平均勤続年数は2025年に16.5年に急伸したが、これは持株会社の50名のみの平均勤続年数であるため参考にならない*3。
    *3:持株会社は従業員数50名と極めて少なく、若手社員の異動や退職だけでも平均勤続年数が大きく変動する。なお、事業会社の平均勤続年数は10.1年(2025年)となっており、証券会社に世間が抱くイメージほど短くはない(参考リンク)。

    総合評価

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