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【勝ち組?】WOWOWの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

WOWOWは、衛星放送・ネット配信を主力とする衛星放送テレビ局。1984年に日本初となる民間衛星放送局として創業。1991年には衛星放送を開始し、洋画・邦画などをCMなしで放送することで注目を集めた。2000年代には自社映画レーベル・ドラマの制作に参入。2012年にはインターネット配信を開始し、衛星放送・ネット配信の2本柱へと移行。2019年には過去最高となる総加入件数293万件を記録した(2025年には261万件に減少)。現在では、放送・配信を基盤としつつ、コンテンツ制作・イベント・映画・ライセンス・周辺サービスへと収益源を多角化しており、放送・配信・制作を横断する総合エンターテインメント企業となっている。なお、当社は大手マスコミ各社の共同出資により設立された歴史的経緯を持ち、フジ・メディア・ホールディングスが筆頭株主であるほか、日本テレビ放送網TBSテレビ東京・日本経済新聞社・朝日新聞社などが大株主として名を連ねる。

POINT
  • 衛星放送・ネット配信が主力の衛星放送テレビ局、コンテンツ制作も手掛ける
  • 売上高・利益は減少傾向、解約増加によって有料プラン加入件数が減少中
  • 平均年収1,000万円以上で安定しており待遇良好、福利厚生は薄め
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:70(最上位)

    過去8年以上に渡って平均年収1,000万円以上を継続している他、一般知名度も傑出して高い。本業の会員収入の低下による業績悪化が続いている点が懸念となる。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:至難

    総合職の採用人数は毎年4名~9名ほど、門戸は非常に狭い。一般知名度も高いうえ、マスコミ・放送業界の志望者が併願するため就職難易度は極めて高い。
    採用大学:【国公立】東京大学・京都大学・東北大学・九州大学・東京学芸大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・立教大学・青山学院大学・法政大学・関西学院大学・立命館大学・日本大学・国際基督教大学・多摩美術大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    WOWOWの売上高は2019年に過去最高となる826億円に到達したが、同年以降は減少傾向に転換。2025年には売上高767億円に減少している*1。営業利益は2017年に過去最高となる101億円を記録したが、同年以降は長期的な減少傾向。2025年には営業利益20億円まで低下している。
    *1:当社の売上高・利益が減少している理由は、契約会員数の減少が主要因。Youtubeの普及で有料放送への支出意欲が低下した他、Netflix・Amazon Primeなどの競合に対しては月額費用の高さで苦戦している。2019年には総加入件数が293万件に到達したが、2025年には261万件まで縮小した(参考リンク)。

    ✔セグメント別の状況

    WOWOWは、メディアコンテンツ事業(衛星放送・番組制作・ケーブルテレビ放送・映画製作・映像制作・著作権管理など)、テレマーケティング事業(デジタルマーケティング支援・コンタクトセンター受託運営・イベント企画運営・通信販売など)、の2事業を有する。
    当社の事業構造は、コンテンツを調達・制作しながら、衛生放送・ネット配信を通じて会員課金収入を得ることで成立している。中核となるのは衛星放送であり、映画・海外ドラマ・国内ドラマ・スポーツ・音楽ライブなど、視聴需要が見込める映像コンテンツを編成し、会員収入によって安定収益を確保してきた。自社会員からの直接課金を事業基盤とする点は、広告収入を主とする地上波テレビ局との大きな違いである。最近ではNetflixなどの競合他社の躍進によってネット配信収入の重要性が高まっており、事業の重心は徐々に放送単独型から放送・配信の複合型へ移っている。さらに、当社は自社コンテンツ制作にも踏み込んでおり、自社オリジナルドラマや映画出資を通じてコンテンツの独自性を強化している。テレマーケティング事業においてはイベント事業・ライセンス事業・周辺サービスも展開しているが、これらは放送・配信を補完しブランド接点を拡張する位置付けである。

    ✔最終利益と利益率

    WOWOWの純利益は2018年の73億円をピークに減少傾向が続いており、2025年は6億円まで縮小している*2。営業利益率は2020年まで10%以上の高水準で推移していたが、同年以降は減少傾向。2025年には営業利益率2.65%にまで低下しており、利益率の低下に歯止めが掛からない。
    *2:2025年に純利益が減少した理由は、①契約会員数の減少による会員収入の減少、②4Kチャンネル放送終了による減損損失▲10.6億円、③コンテンツ情報統合管理システムの開発中止による減損損失▲7.08億円、など(参考リンク)。

    ✔自己資本比率と純資産

    WOWOWの自己資本比率は67.7%(2025年)と、負債に依存しすぎない事業運営ができている。目先は業績悪化しているとはいえ、過去の蓄積による強固な財務基盤を維持している。純資産は2022年まで増加傾向が続いていたが、同年以降は665億~685億円ほどで横ばい。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    WOWOWの平均年収は1,020万~1,070万円で長期的に推移している。総合職の場合、30歳で年収650万~750万円ほど、課長職レベルで年収1,100万~1,250万円ほどが目安。大手テレビ局にはやや劣るが、給与水準は相当に良好である。平均年齢は40.8歳(2025年)と大手企業の標準的な水準をやや下回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    WOWOWの単体従業員数は319人(2025年)と、一般知名度の高さの割には少数精鋭の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は790人ほど。平均勤続年数は13.7年(2025年)と大手企業の標準的な水準をやや下回る。

    総合評価

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