本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
WOWOWは、衛星放送・番組制作・映像制作・映画製作を主力事業とする衛星放送テレビ局。1984年に日本初となる民間衛星放送局として創業後、現在に至るまで有料テレビ放送で様々な営業コンテンツを供給している。2000年代以降はインターネットを介した映像配信にも積極的であり、テレビ・パソコン・スマートフォン・タブレットでコンテンツを楽しめる「WOWOWオンデマンド」を展開。有料プラン総加入件数は約250万件である。フジ・メディア・ホールディングスおよびTBSホールディングスが大株主。
・衛星放送・ネット配信を主力とする衛星放送テレビ局、劇場用映画も手掛ける
・解約増加によって有料プラン加入件数が減少中、売上高・利益は減少傾向
・平均年収1,000万円以上で安定しており待遇良好、福利厚生は乏しい
就職偏差値と難易度
✔就職偏差値:70(最上位)
日本社会におけるサラリーマンの最上位クラスの待遇を得られる。勝ち組サラリーマンとして胸を張れる人生が得られるが、入社するには相当以上の能力もしくは運が必要。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
✔就職難易度:至難
総合職の採用人数は毎年4名~9名ほど、門戸は非常に狭い。一般知名度も高いうえ、マスコミ・放送業界の志望者が併願するため就職難易度は極めて高い。
採用大学:【国公立】京都大学・東北大学・九州大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・立教大学・多摩美術大学など(出典:マイナビ2026)
業績動向
✔売上高と営業利益
WOWOWの売上高は2018年の826億円をピークに減少傾向に転換、2023年には748億円まで減少している*1。営業利益も2016年の101億円をピークに長期的な減少傾向が続いている。
*1:当社の売上高・利益が減少している理由は、有料プラン加入件数の減少。2018年には加入件数が290万件に到達したが同年以降は減少に歯止めが掛からず、2023年には250万件を割り込んでいる。
✔セグメント別の状況
WOWOWは、メディアコンテンツ事業(衛星放送・番組制作・ケーブルテレビ放送・映画製作・映像制作・著作権管理など)、テレマーケティング事業(デジタルマーケティング支援・コンタクトセンター受託運営・イベント企画運営・通信販売など)、の2事業を有する。
当社は売上高・利益いずれもメディアコンテンツ事業の構成比が圧倒的に高く、テレマーケティング事業は補完的な立場。メディアコンテンツ事業ではオリジナルドラマ・映画の制作にも注力しており、2007年には劇場用映画レーベルも立ち上げている(参考リンク)。
✔最終利益と利益率
WOWOWの純利益は2017年の72億円をピークに減少傾向が続いている*2。営業利益率も右肩下がりで減少し続けており、2023年には1.94%にまで低下。かつてはテレビ業界でも上位級の営業利益率10%以上を誇っていたが、利益率の低下に歯止めが掛からない。
✔自己資本比率と純資産
WOWOWの自己資本比率は2023年に76.5%と財務体質は極めて良好。目先は業績悪化しているとはいえ、過去の蓄積による強固な財務基盤を確保している。純資産は2021年までは増加傾向が続いていたが、2022年には横ばい傾向となった。
社員の待遇
✔平均年収と平均年齢
WOWOWの平均年収は1,020万~1,070万円ほどの水準で安定的に推移している。さすがに大手テレビ局には敵わないとはいえ、給与水準は相当に良好である。大卒総合職は30歳で650万~750万円、課長職レベルで年収1,200万円ほどが目安。
✔従業員数と勤続年数
WOWOWの単体従業員数は280人∼300人ほどで安定的に推移しており、2023年は312人となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は650人ほど。平均勤続年数は直近で13.9年と大手企業の標準的な水準をやや下回る水準。
上記の公開データを総合的に踏まえた、企業としての実力値と就職先としての評価を、以下に最終的な評価結論として整理します。
総合評価
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